「人生のたたみ方(終活)」サポーター よしむら行政書士事務所 吉村晋

「人生のたたみ方」サポーター。なにそれ?って思いますか?周りに心配や迷惑をかけないで自…

「人生のたたみ方(終活)」サポーター よしむら行政書士事務所 吉村晋

「人生のたたみ方」サポーター。なにそれ?って思いますか?周りに心配や迷惑をかけないで自分の人生をたたみませんか?よしむら行政書士事務所 HP:https://www.yoshimura-office.biz MAIL:info@yoshimura-office.biz

最近の記事

来年の成人式はどうなるのか

令和4年4月1日に改正民法が施行されます。その中に「成人年齢の引き上げ」が含まれます。来年の成人式はどうなるのでしょう。 ①令和4年4月1日から成年は18歳に平成30年に民法第4条(成年)が改正されました。 その施行が今年、令和4年4月1日です。 民法 第4条(成年)  年齢18歳をもって、成年とする。 つまり、今年の4月1日からは18歳以上が成人として扱われます。 ②いきなり成人扱いされてしまう?「4月1日から18歳以上がいきなり成人になるの?」 なんて疑問が浮かん

    • 「人生の棚卸し」活かし方① 断捨離

      「人生の棚卸し」をした後はどのように活用したらいいのでしょうか? 今回は「断捨離」編です。 ①「人生の棚卸し」の復習「人生の棚卸し」とは、 これまでの人生を振り返り、これからの人生をどのように過ごしたいのか をまとめることでした。 詳しくは前回の書き込みをお読みください。 ②断捨離の対象とは「人生の棚卸し」のなかには「財産状況」についても項目があります。 財産状況はそれぞれ異なるとは思いますが、大きく分けると以下のようになります。 ・預貯金 ・不動産 ・有

      • まずは「人生の棚卸し」から

        「終活」で考えておきたい5つのこと 「終活」の第一歩は「人生の棚卸し」からはじまります。 「人生の棚卸し」に必要なこととは? ①「人生の棚卸し」とは「人生の棚卸し」とは、 これまでの人生を振り返り、これからの人生をどのように過ごしたいのか をまとめることです。 ②これまでの人生を振り返るよしむら行政書士事務所がおすすめする「これまでの人生を振り返る」とは、生まれてからの人生史をまとめることではありません。 もちろん、それはとても大切なことではあります。 実際に

        • 「終活」で考えておきたい5つのこと

          「終活」はなぜ、誰のために必要なのか。 ①いつ「終活」を始めるべきなのか年齢に関係なく「今すぐに」始めていただきたい、が本音です。 残念ながら、「いつ」「どんなアクシデントが」自分に起こるのかは誰にもわかりません・・・。 事前に知ることもできません。 命があったとしても、自分の思いを外部に伝えることができなければなりません。 だからこそ、少しでも気になっている「今」から始めていただきたいです。 早すぎることはありませんから。 ②「終活」はなぜ、誰のために「終活」

          あなたのための「終活」セミナー

          思い切って、「終活」セミナーを開催することにしました。 おひとりさま ご親族が遠方にいらっしゃる方 自分のことは自分で決めたい方 などなど、「終活」をしておいていただきたい人向けのセミナーです。 今回は「終活とは」をテーマにしています。 ①「終活」はなぜ必要なのか ②「終活」でやっておきたいこととは ③「終活」で何に備えるのか ④「終活」はいつから始めるべきなのか なるべく専門用語を使わないつもりです。(難しいのですが…) このような時節柄ですが、このよ

          「認知症」になるとできなくなること

          「終活」をするべき理由のひとつに、「認知症」に備える、があります。「認知症」になるとどのような困ることがあるのでしょう。 「認知症」になるとできなくなること(制限されること)ここでは医療的な話には触れません。ご理解ください。 ①金融機関での手続きが出来なくなる(いわゆる「凍結される」状態)本人はもちろん、ご家族であっても窓口で手続きすることはできません。 キャッシュカードと暗証番号を知っていればATMで出金することは可能です。が、おすすめはしません。なぜなら、お亡くなり

          「終活」をどのように考えるべきなのか

          新型コロナウィルス感染症の第三波の真っただ中だからこそ「終活」を考えてほしい 新型コロナウィルス感染症第三波の真っただ中に我々はいるようです…。 新型コロナウィルス感染症は突然重症化すると言われています。(特に高齢者の方) 医療機関はもちろん、介護関係の施設もとてもナーバスになっています。 面会時間の制限や面会自体を断っているところもあります。(たとえ親族であっても断られることがあるそうです) 入居者の方々を守るためには必要な対応だと思います。        日々のお

          「終活」に加えたいこと

          先日、「ファーストエンディングフォト」という取り組みをされている、フォトグラファーとメイクアップアーティストの女性にお会いしました。 「ファーストエンディングフォト」という考え方「ファーストエンディングフォト」とは生前に「遺影」を撮影しておきませんか、という取り組みです。 実際にご自分のお母さまがお亡くなりになられた際の経験をもとにはじめられたそうです。 私自身も思い返せば、父親が他界した時に「遺影」にするような写真がなくて困ったことを思い出しました。 お二人のお話で

          痺れる言葉

          どうでもいいのですが、私は35年近く前からのミラニスタです。そんな私を痺れさせる名言が… いきなりですが、私はミラニスタです。 ミラニスタとは、イタリア セリエAのサッカークラブ ACミランのファンのことです。 ここ何年かは辛い日々を送っていますが…。 私がミラニスタになった頃、ミランは輝いていました!! 今まで見たこともない戦術「ゾーンプレス」。 今でこそ当たり前になりましたが、ボールホルダーへ前線から守備をし、同時にパスコースを絞り、最終ラインはオフサイドトラ

          奪い合うだけが「争族」ではありません

          「相続」をめぐる争い、と聞くとどのようなイメージでしょうか?遺された財産を奪い合うイメージがほとんどではないでしょうか?実はそれだけではありません。 押し付けあう「争族」とは今後増えてくると思われる「争族」。                 それは、「押し付けあう争族」です。 何を押し付けあうのでしょうか? 地方に遺された「不動産」です。 例えば、地元を離れた子どもたちがいたとします。           それぞれ独立し、持ち家やマンションなどを所有しています。   

          「終活」はまだまだ続くこれからの人生を楽しむためのものでもあります

          「終活」と聞いた時にどのようなイメージを持たれるのでしょう?なんとなく、「死」を意識した、「人生の最期」のための準備だという方が多いのではないでしょうか? 「終活」で考えるべきこと、準備すべきことの中には、「死」への備えが含まれると考えますし、備えるべきだと思います。自分が死んだ後に遺された家族が困らないように、争わないように、手間をかけさせないようにしたい、と考えるのは普通のことだと思います。 そのための準備が「断捨離」に代表されるような、身の回り品やご自宅内の整理や処

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          「相続」はなぜ「争族」になるのか

          仲の良かった家族でさえ、「相続」がきっかけで「争族」になることがあります。その原因を考えます。 ①やっぱり「お金」の話だからなんだかんだ言っても「お金」が絡む話だから、ではないでしょうか。 「お金なんて要らないよ」なんて人あまり見かけません。貰えるものは貰いたい、と考えるのは当たり前のことだと思います。 以前にも書きましたが、家庭裁判所で扱われる「遺産分割事件」のおよそ4分の3が財産額「5,000万円以下」のケースです。つまり、金額の多い少ないで「争族」になるわけではな

          ゲームは役にたつ!

          ゲームはとても役にたつ!子どもに成長にもきっと。 今日は軽いお話です。 私には小学生の娘がいます。この春まではほとんどゲームに興味を示しませんでした。せいぜい、僕がプレイしている横からできないくせにいろいろ言ってくる程度。あ、コースはみだしをしない設定の「マリオカート8」を接待風に勝たせてもらって喜んでました。 そんな彼女を一変させたゲームが「あつまれ どうぶつの森」です。発売から今日に至るまで、飽きることなく、ほぼ毎日プレイしています。自分なりにおしゃれしたり、デザイ

          何かと話題の「ハンコ」について

          いま話題の「ハンコ」について、再確認してみましょう。 ハンコは正式名称じゃない! 「名前の横にハンコ押してください」 日常でよく聞かれる言葉です。あ、これからは言わなくなるのでしょうかね…。「ハンコ」とは正しい名称なのでしょうか? ・印章じつは、我々が良く使う「ハンコ」とか「印鑑」と呼んでいる、朱肉を付けて押印する物の正式名称は「印章(いんしょう)」と言います。 ちなみに、「三文判」は安いハンコのことです。江戸時代の通貨「文(もん)」に由来しています。 また、朱肉の

          相続の基礎知識

          相続についての基礎知識をまとめました。 ①相続はいつ始まるのか「相続は、死亡によって開始する」(民882) 被相続人(相続される人)が亡くなったことを原因に相続は発生します。まだ生きている人の財産について、「財産は放棄したから」なんて言う人いませんか?そもそも発生していないものを放棄する、なんてことはできません。 ②誰が相続人なのか・配偶者は常に相続人になります(民890) ・子(子どもが先に亡くなっている場合は、その子(つまり孫))    (民887) ※実子である

          「人生の棚卸し」をした後は

          「人生の棚卸し」をした後は何をすべきなのかをまとめました。     キーワードは「すぐにとりかかる」「自分しかできない」です。 ①いるもの、いらないものを分別しよう「人生の棚卸し」も「ビジネスの棚卸し」も同じです。自分が何をどれだけ抱えているのかがわかります。その中から本当に必要なものは残し、いらないものは減らしていきましょう。 例えば、「銀行口座」です。  日常生活に関わる入出金のある口座は絶対に必要です。あとは定期預金など必要最低限にしておきましょう。じつは、金融機