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娘の声がでかいのは、自分の声がでかいから。子は親の鏡。

「子は親の鏡」ってことは常に忘れずにいたい。


休日に子どもと1日一緒にいて観察していると、

子どもの言動で気になることが出てくる。


1日一緒にいてよく思うことがあって、

それが、娘がよく喋ること。

まあよく喋る。

なんなら喋ってない時間はないんじゃないかと思うくらいに、

ずーーーっと喋っている。

喋ってないときは大体歌を歌っている。

つまり、常に何かしらは言葉にしている。


そんでもって、声がでかい。笑

1人で遊んでいるときも、会話をしているときも、

基本は声がでかい。

もうお隣さんに聞こえてるんじゃないかと思うくらいに声がでかい。


僕や妻と会話する分には声がでかくても問題ないけど、

生後7ヶ月の息子に声をかけるときも声がでかい。

でっかい声で、

「いーーーとーーーくーーーん!!!!やっほーーーーーー!!!!」

「おねえちゃんだよーーーーーー!!!!!」

なんて言うもんだから、

息子は毎回ビクッとして、目をパチクリさせながら、ビビっている。笑


まあ息子はそれでも泣かずに、ビビった後にニヤッと微笑んで、

嬉しそうにしているから良いんだろうけど、

それにしたって声がでかい。


よく喋るし、声がでかい。

そんな娘に対して、よく

「あさちゃん、声がでかいよ〜!もう少し抑えて〜!」

「ほら、いとくんもビックリしてるよ!笑」

「そんな大きな声じゃなくても聞こえるから大丈夫だよ!」

なんて言っている。


ただ、それを言った直後は直せたとしても、すぐに元通りになる。

科学的に人間はそういう習性があるものだからこれは仕方なし。


だから

「さっき言ったでしょ!!!」

なんて怒っても仕方ない。

だって人間はそういうものだから。


それよりもよく喋り、声がでかいのがそもそもなんでなんだろう

と不思議に思った。


子どもってそもそもよく喋り、声がでかいんだろうか。

でも友人や保育園の子を見てみても、

あんまり喋らない子もいるし、声がでかくない子もいる。


子どもがそういうものじゃないとしたら、何なのか?

と考えてみて気づいた。


あーそうか、自分たちがそうだからだ、と。


親である僕や妻がお喋りで、声がでかいから、

娘もお喋りで、声がでかいのだと。


思い返してみると、たしかに僕も妻もよく喋る方だし、

妻はさておき、僕は何かと声がでかい。

そういえば、妻にもちょくちょく、

「声でかいよ!そんなでかくいうことじゃないでしょ笑」

と言われていた。


そりゃあ娘もそうなるわな〜と納得した。

ほんと、子は親の鏡。


子どもの言動で何か気になることがあったとき、

大体は自分自身がそうであることが多い。

というか、ほとんどそうなんじゃないかと思う。


だから子どもの気になる点について何か言うときに

一方的に

「〇〇しなさい!」とか「〇〇して〜!」

「何度も言ってるでしょ!」

なんて言うのは気をつけないといけない。


子どもに言う時に、

まずは自分自身がその状態になっているんじゃないか、

と疑うこと。


そこが抜け落ちていると、

自分はできていないのに子どもに対しては要求する、

という、子どもに対して理不尽なことを言ってしまうことになる。


それじゃあ子どもも納得しないし、変わらない。

子どもを変えようとするんじゃなくて、まずは自分。


そこに目を向けられるようになると、

子どものあれこれにとやかく言うこともなくなって、

仏の心で穏やかに見守ることができるんだろうな〜と思った。


子どもに対して気になるところがあったら、

まずは自分はどうか?と考えるようにしよう。

たぶん、そこに答えが揃っている。

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