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寂しさは人と繋がるから。だけど、喜びも幸せも、ひとりだったら薄くなる。

BBQに人を熱くなる。

さて、先日ブリスベンにてBBQを開催してきました。

実はちょこちょこと小規模のBBQを企画して、仲間を募って開催していたのですが、昨日は今までの倍以上の規模で開催する事ができました。

ブリスベンの日本人ワーホリメーカーが一堂に介したのでは無いかというくらい。(いやそれは盛った。)

一応名前だけは主催という事でやらせてもらいましたが、実際僕は何もせずに、楽しいBBQになったので(笑)この場でお礼を書かせてもらいたいと想い、noteにしました。

僕は割とイベントを企画して開催する事が好きなんです。
前職のインテリアショップでも、北欧の名作家具を集めたイベントを、田舎の山梨で開催したい!と思い、日本で北欧家具を扱うメーカーから、名作と言われる家具たち(一番高いチェアで250万円くらい)をお借りして、総額数千万円分の超レアな家具を集めたイベントを催したりしました。

ただこれは、個人的には大失敗でした。
(今だから言えるけど)
大きな収益を産む事もできず、リピーターになってくれるお客様を確保する事もできなかった。

ただの自己満のイベントだったんです。

当初の目的も達成する事もできず、それでもお咎めなしで済ませてくれた社長には感謝しかない。


インテリアデザイン科に通っていた時の卒業制作。
この時から、人同士が繋がりを作る場所を作りたいと、コミュニティ空間を作りました。

この時から、いろいろな人が集まれる場所を作るのが夢でした。
それを「階段 × コミュニティ空間」というコンセプトで、商業施設をデザインしました。
僕が商業施設を考えたのは、今のところ生涯でこれっきり。
住宅デザインで、より人の生活に近い空間をデザインしようと、その道に進みました。


なぜこの2つの話を出したのか。
よく考えると僕のベースは変わっていないと思ったからです。

結局そこに宿るのは「人」。
いかに「人同士」が楽しく、幸せに同じ時を過ごせるのかどうか。

今回のBBQも、インテリアショップのイベントも、卒業制作も、集約すると、そこに行き着くんだと思っています。

インテリア、特にチェアに関しては直接肌に触れる家具なんです。より、人の生活に近い。テーブルよりも、ベッドフレームよりも、カーテンよりも。

いかに快適に家の中で過ごすことが出来るのか。
同じ時間を過ごす家族・友人・恋人と、楽しい時間を共有できるか。

チェアの先には人がいます。


僕自身は、大人数の場所が苦手だったり、うるさいところが嫌いだったり、人混みが嫌いだったりするんですね。
そして、単独行動を好んだり、仲の良い人たちと一緒に連む機会が多かったり、割とクローズドなコミュニティで生きていく事の方が気が楽なんです。

でも、その反面で、そのクローズドに刺激がなくなり、新しい出会いを求め、旅をして、知らない人とお酒を飲んで、熱く語りあって…そんな時間も大好きなんです。

そしてそこから、かけがえのない仲間ができたり。

一人でいるのは好きだけど、独りは好きじゃない。

言ってしまえば、寂しがり屋で、潜在意識のどこかで、ひとりで生きる事ができないという事を知っていて、とても弱い存在なのかなとも思うんです。

だから、人との繋がりを求める。
そして、人との繋がりを求めるからこそ、また寂しさが押し寄せてくる。

もうわかっているんです。
寂しさを、自分以外では埋める事はできないということは。

だけど、それでも、誰かと繋がる事ができるのは嬉しいし、周りの僕の大切な人たち同士が繋がっていくこともまた、それが嬉しい。

自分の世界が広がるだけじゃなくて、そこで同じ時間を過ごした仲間達の世界がどんどんと広がっていく事の面白さ。

それは僕の喜びなのだと。幸せのひとつなのだと。

寂しさはひとりで埋められるかもしれない。
だけど、喜びも幸せも、ひとりだったら感じる事はできないんじゃないかな。

周りに仲間がいるから、寂しさも楽しさも感じる事ができる。

寂しくなりたくないからと、ひとりで靭がって、出会いを遠ざけるような事はしたくない。

寂しくても、それも僕の持つひとつの感情として味わって、僕は仲間を作り続けたい。

今回のBBQでは28人もの人たちが集まってくれました。

仲間集めをしてくれた人
場所取りをしてくれた人
買い出しをしてくれた人
盛り上げてくれた人
美味しい!と食べてくれた人
BBQに来てくれたみんな。

もう僕からしたら、来てくれただけで大きな価値があるんです。

来てくれる人がいなければ、それはゼロだから。

だから本当にありがとう。
参加してくれてありがとう。

また企画するので、ぜひ集まってもらえたら嬉しく思います。

こーた

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