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No.190【アドラー心理学】人間関係を良くするコツ「✖褒める」「〇認める」

こんにちは。

オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。

さて、アドラー心理学を学んでいるので、今日もそこからの気づきや考えたことを書きますね。

今日は「褒めるのではなく、まずは認めよう」というお話をしますね。

「褒める」は勘違い

最近、アドラー心理学で「褒めない教育」「褒めない指導」というものを目にする機会が増えたように思いますね。

アドラーは賞罰を否定していました。

しかし、多くの指導者や教育者のような立場をとる人は「人は褒めないといけない」「褒めて伸ばす」ように意識されていると思います。

それすらも意識していない指導者や教育者は、今の時代はヤバいかもしれないですね。

それで指導や教育される側は「褒められたい」と思っていますよね。

中には「僕(私)は褒められて伸びるんです」なんて言ってしまう、とんでもないような人もいるみたいですからね。

しかし、それらって僕はちょっと勘違いだと思うんですよね。

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「褒める」と「認める」の違い

「人から褒められたい」と思っているのは勘違いというのは、人は本質的には褒められたい以上に、認められたいと思っていると思うんですよね。

褒めると認めるの違いですが、僕は語彙力や表現力が乏しいので、ネット辞書で語句を調べてみたのですが、いま一つ分かりにくかったので、頑張って僕なりに表現してみました。

「褒める」ですが、何かした事や出来た事に対して、良好な評価を下すというような感じですかね。

それに対して「認める」は、評価を下すのではなく、ただ感謝をするというような感じですかね。

「褒める」は相手のためにならない

なぜ「褒める」ではなく「認める」が良いかというと、「褒める」ということは対の「失敗」が必ずついてきますよね。

行動や行為を褒めるのなら、意識障害などで行動や行為ができない、できなくなってしまった人はどうなりますか。

…、そういうことだと思います。

また褒められた人は、褒められて喜んだ反面、気付いていないと思いますが、潜在的に失敗してはいけないということも同時に感じ取ってしまいます。

すると失敗を恐れてしまい、その人の行動は、その人の能力を最大化したものにならない場合があるのではないでしょうか。

また褒められたいと考えてしまうと、褒められるための行動になります。

それは褒めてもらいたいと思う人の、価値観や考え方に当てはめた行為行動をする生き方を選んでしまうんですよね。

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「認める」は相手を想うこと

一方で「認める」というのは、ただ起こした行為や行動を認めるというだけで、良い悪いの判断はありません。

極論を言ってしまうと、ただそこに存在してくれているだけでもOKということです。

それは一見すると、何もしないで良いように聞こえますが、全く違います。

子供ではなく大人で、自分で責任を負って行為行動を起こせる人は、自分が出来る相手のためになる何かをする必要があるということです。

いわゆる他者貢献というものですね

他者貢献がないと、例え今は自分の居場所があっても、時間軸の中でいずれ居場所はなくなってしまいます。

認めてもらえた人は、褒められた場合と同じように嬉しい気持ちになります。

しかし、失敗してはいけないとか、また褒められるために褒められる行為行動をしようとするとは考えにくいです。

褒められるための行為行動は、結局は自分のためのもの。

認められる行為行動は、相手と自分のためのもの。

この微妙なニュアンスの違いが伝わりますかね。

だからと言って、褒めること全てがいけないのではないんですよね。

褒める前にまずは認めること。

褒めるだけだから変な方向にいってしまうんだと思います。

ですから、褒める前にまずは相手の行為行動に対して「ありがとう」「助かる」「嬉しい」というようなことを伝えて、相手を認めることだと思います。

そのうえで、良ければ褒めるなどして、良くなければ関わる人達の全体のためになるような改善案を提案してみるというようにすると良いのではないかと思います。

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親や上司、教育や指導者という立場の人は、思い悩む

このように文章にしながら「褒める」「認める」など、指導者や教育者としてどうすれば、対象の相手が自由に行為行動ができて、自立できるようになるかと考えると難しいですね。

僕もまだまだですが、相手のことに対して良い意味で思い悩んで考えることが大切なことなんだと思います。

そんなことを考えながら、これからも微力ですが、自分も周りの人々もみんなが笑って生きていけるような世界を、自分の手が届く範囲という極めて小さな世界ですが、目指したいと思います。

ということで今日は以上です。

これからもアドラー心理学を学んで実践して、自分らしく強く生きていきたいと思います。

同調圧力を押し付けようとしたり、上下関係をつくろうとマウントを取る人、権力を振りかざす人などに屈することなく、共に自分らしく強く生きましょう!!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆

また明日(^O^)/

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