No.140【アドラー心理学】優越感の良し悪し
こんにちは。
オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。
僕はアドラー心理学を学んでいるので、今日もそこで得られた僕が感じたことや考えたことをお伝えしますね。
優越感の良し悪し…
いきなりですが質問です。
「優越感」と聞くとどのようなことをイメージしますか?
容姿や体力、知識や知的能力、お金、社会的地位などで人よりも優れていると感じて、心地良くなるようなことですかね。
この優越感という言葉は、基本的にあまり良い意味では使われていないと思います。
優越感を感情ではなく、比較で考えた場合は優越性という言葉に置き換えることができると思います。
その優越性についてアドラーは「健康で正常な努力と成長への刺激」と言ってみたいですね。
また「個人は優越性を目標として行動する。まったく無力な状態から脱したいと願うという意味で優れていようとすることは、誰にも見られる普遍的な欲求である」とも言っていたみたいです。
優越性を自分に向ける…
僕もそうですが、人って不思議なほど他人のことが気になりますよね。
生物的に弱くて一人では生きていけない、他人と共存する社会に生きる人間だからこそ、他人のことが気になってしまうのかもしれませんね。
それで自分の人生を生きたい、自分らしく生きたいと多くの人が心の中で願っていると思いますが、本当にそう思うのならもっと自分のことに一生懸命になるといいのではないでしょうか。
優越感、優越性という言葉についてもそうです。
僕の勝手な解釈かもしれませんが、アドラーが言っていた「優越性」という言葉の比較対象を、他人ではなく昨日の自分とすると前向きで建設的でしっくりくるんですよね。
ですから「優越」という言葉を「自己成長」「成長」という言葉に置き換えてみるんです。
すると先に書いた文は、言葉が少しおかしくなりますが「個人は自己成長(優越性)を目標として行動する。まったく無力な状態から脱したいと願うという意味で成長しよう(優れていよう)とすることは、誰にも見られる普遍的な欲求である」となります。
こんな感じにですね。
優越性を他人に向けると…
人は優越感を感じると心地良いですよね。
そのため何も考えないで簡単に相対的に自分が優位になれる、他人の批判や否定という方法が好きな人が多いですね。
そのような生き方をしたいと思う人はそのままで良いと思いますが、人間関係は鏡であったり類は類を呼ぶと言うように、批判や否定する人が自分の周りに集まってきて、自分も同じように批判や否定される責任を負うことになります。
僕はその環境は心が苦しくなってしまって生きにくく感じるので、そのような生き方はできるだけ避けたいと思いますけどね。
当たり前のことで言う必要はないと思いますが、一応補足としてですが、自分らしく生きるために自分のことに一生懸命になるというのは、自分勝手とは意味が全く違いますよね。
自分のために一生懸命になるのは、精神的、肉体的、経済的、社会的に自立して、最終的な目的は人の役に立てるようになることですよね。
このようなことを理想論という人もいると思いますが、人間は理想や目標に向かうから日々に活力を得られて生きていると実感ができるのだと思います。
僕は生きているなら、生きることを精一杯楽しみたいと思うので、これからも理想論や目標を掲げたいと思います。
ということで今日は以上です。
これからもアドラー心理学を学んで実践して、自分らしく強く生きていきたいと思います。
同調圧力を押し付けようとしたり、上下関係をつくろうとマウントを取る人、権力を振りかざす人などに屈することなく、共に自分らしく強く生きましょう!!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆
また明日(^O^)/
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