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No.226【アドラー心理学】「うざい老害」と呼ばれないための考え方

こんにちは。

オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。

さて、アドラー心理学を学んでいるので、今日もそこからの気づきや考えたことを書きます。

相手の考えや意見を無視、自分の主張を押し通す人

人と話をしていると、相手の考えや意見を無視して、自分の主張を押し通そうとする人がいますよね。

自分が正しいとして、モノゴトは「こうあるべきだ」と押し付けて、それをしないと「何故そうしない」と詰めてくる人。

それとは反対に「自分のことを理解してもらえない」などとして、悲観的になる人。

人それぞれの考えや意見があって、違いがあって当然です。

アドラーは、その個人の考え方や意見を私的論理と表現しています。

私的論理を前向きで建設的に話し合いをして、擦り合わせればいいだけだと思いますが、それが出来ない人がいますよね。

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考え方は体験や経験から作られる

人の考え方は、その人がこれまで体験や経験してきたことから作り上げられます。

そして、その考え方は「自分が幸せに生きるために、現時点で最も便利な考え方」です。

その考え方が、その人が幸せに生きるために便利だと考える信念ですから、それはそれでいいと思います。

昭和のように経済が右肩上がりで、社会のインフラなどが急速に整備されて、モノが増えて社会全体が成長しているような時代は、人に言われたことを言われた通りにやっていればいい時代だったと思います。

年上や役職などの機能として、上の人に言われたことを言われた通りにやるのが、最も早く行動に移せるので、当時の幸せに生きるために最も便利な考え方でした。

しかし今の令和は違いますよね。

経済はほぼ停滞し、これから右肩上がりに成長するとも考えにくく、社会のインフラもほぼ整備されて改善の余地が少なくなり、モノは溢れている時代です。

早く行動に移すのが最適な考え方ではなく、自分はどうしたいのかと考えて行動する考え方が最適だと思います。

人に指示されて行動する時代ではなく、多くの場面で自分の頭で考えて行動する時代ですね。

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令和の考え方にアップグレードが必要

今は自分の頭で考えて行動する時代ですが、僕などの30代後半以上の人は、旧来の指示されて行動する時代をずっと体験、経験してきました。

親や学校、会社などの教育を受けてきた体験と経験をしている人が大半だと思いますので、人が指示をして主張を押し通そうとする信念が作り上げられやすいです。

また30代後半以上の親に育てられた今の子供達も、同じような信念になりやすいです。

しかし、その信念は時代錯誤ですから、アップグレードしていくといいと思います。

その時代錯誤の考え方から、どのようにすれば今の時代の考え方にアップグレードできるかというと、まずは自分がどのような考え方をしているかを知ることですよね。

そしてもう一つは、ヒントになるのは「人の考え方は、その人がこれまで体験や経験してきたことから作り上げられる」という考え方です。

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違う人と会い、違う場所に行き、違う体験をする

過去の延長で生きていると、何も変わらないか、大して変わらないです。

これまでと同じ行動、つまり同じ人と会って、同じ場所に行って、同じ体験しかしていないと何も変わらないという事です。

そうではなく、新しい人と出会い、行ったことのない場所に行き、やったことのない体験をするということです。

答えのある教科書的な本を読むのでは難しいと思いますが、答えがなく考えるような哲学書や自己啓発、小説などを読むのもいいかましれせんね。

そして、これまでと違う行動をすると、矛盾する出来事に遭遇したり、乗り越えないといけない課題に立ち向かう場面が現れるなどして、視野や価値観が広がります。

すると、今の自分の考え方に違和感を覚えるようになったり、新しい発見を得られて新しい考え方がしやすくなると思うんですよね。

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矛盾や違いを認められる柔軟な考え方をしよう

アドラー心理学の理論の1つに「全体論」というのがあります。

それは、ヒトは一つの存在として、精神と体、意識と無意識、感情と理性などに分割できないというものです。

ヒトは、矛盾や違ったものを内包しているということです。

それとアドラー心理学の理論には「社会統合論」という理論もあり、これはヒトは社会に組み込まれた一部であるというものです。

この2つの理論をまとめて考えると、矛盾や違ったものを内包しているヒトの集合体である社会は、矛盾や違ったものを内包しているということが言えると思います。

光があれば影があり、影があるから光がある。

形があるものも有れば、形がないものも有る。

右があれば、左がある。

そのようにモノゴトは、絶対や一通りの方法はないという事です。

アドラー心理学が絶対的に正しいというわけではなりませんが、個人心理学という名称でこれまで時代を乗り越えてきた考え方ですので、それほど大きな間違いはないと思います。

相手の考えや意見を無視して、自分の主張を押し通そうとする人というのは、矛盾や違ったものの理解が苦手な人で、私的論理が強い人です。

それはその人が生きやすいと思って選択肢している信念ですから、それでいいかもしれません。

しかし幸せに生きることを追求したアドラー心理学から外れるので、僕は幸せになりにくいのではないかと思います。

僕は一度きりの人生は、精一杯幸せになりたいと思います。

ですから、引き続きアドラー心理学を学びながら私的論理を強化する一方で、人の矛盾や違いを認めて、柔軟に対応できるような考え方していきたいと思います。

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ということで今日は以上です。

これからもアドラー心理学を学んで実践して、自分らしく強く生きていきたいと思います。

今日の記事で、少しでもあなたの勇気にエネルギーを注げたら嬉しいです。

同調圧力を押し付けようとしたり、上下関係をつくろうとマウントを取る人、権力を振りかざす人などに屈することなく、共に自分らしく強く生きましょう!!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆

また明日(^O^)/

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