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No279【ダイエットQ&A】ラーメンは野菜も食べられるから完全栄養食でしょ?

こんにちは。

オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。

さて、今日もダイエットを頑張っている方、これからダイエットを始めようかなと思っている方に向けてお話をしますね。

Question:
「ラーメンは完全栄養食でしょ?」

Anser:
「たしかにそうかもしれません。それは体重が落ちるとは別のお話しになりますが…」

先日、このようなお話ししていただきました。

ラーメンは、麺は糖質、スープは脂質、チャーシューは炭水化物、野菜を増し増しにすれば野菜をたくさん食べられる。

だからバランスの良い完全栄養食だよね。

だから食べても大丈夫だよね、と。

たしかに麺は糖質で、スープは脂質、チャーシューはたんぱく質などと考えると、完全栄養食かどうかは別として、それなりにバランスのとれた良い食べ物だと言えると思います。

しかし、それを食べ続けたらどういう結末を迎えるかと想像するのは、それほど難しくないと思います。

量や割合も考える

麺は糖質、スープは脂質、チャーシューはたんぱく質とだけ考えると、バランスがいいですが、量や割合という観点もあるといいと思います。

麺はほとんどが糖質ですが、スープは脂質の他に塩分量というミネラルも多く含んでいます。

チャーシューは使う肉の部位にもよりますが、基本的にバラ肉など脂身の多い肉を使うかと思います。

ですから、たんぱく質を摂れますが、同時に脂質も多く摂ることになります。

野菜を多く摂るということは食物繊維を多く摂ることになりますが、ビタミンやミネラルはどれほどの量を摂れるかは疑問ですよね。

水溶性のビタミンBは茹でると70~80%に減ってしまい、ビタミンCは加熱調理をすると50%言われているので、食べる時にはどれほど残っているか分かりません。

ラーメンという食品を考えた場合、糖質と脂質の量が多くなり、たんぱく質がそれほど摂れないので、カロリーオーバーや栄養バランスを崩しやすいですよね。

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ラーメンは美味しい

それではダイエットや体重管理をしようとした場合、食べてはいけないかというと、そうではありません。

ダイエット/体重管理の目標に対して、「前進しやすい」か「後退しやすいか」で考えると、後退しやすい食品だと言うことです。

そのうえで、考え方は、どのように日常の食習慣に取り入れるかです。

食べていい、食べてはいけないという二軸論は、分かりやすいですので、そのように考えたくなる感情は理解できます。

しかし、それは白黒がはっきりしすぎて偏った考え方ではないでしょうか。

食品で、食べていい、食べてはいけないというのがあるはずがないでしょう。

考え方は、確率や可能性といった方が便利だと思います。

ラーメンはダイエット/体重管理を後退しやすい食品だけど、美味いから食べる。

それでいいのではないでしょうか。

視野を広げて自分軸を見つけるといい

どうしてダイエット/体重管理を考えると、視点を体重や体脂肪の数値目標だけに視野を狭めるのでしょうか。

視野が狭いと選択肢が少なくなり、窮屈ではありませんか?

食事は、人生を豊かにする、心を豊かにする、人間関係を作る、健康なカラダを作るなどの目的がありますよね?

自分のカラダとの付き合いは、数ヵ月ではなく、生涯付き合うのだから、目標は視野を広げて、生涯目標とするといいのではないでしょうか。

与えられることが前提の教育や社会制度に慣れ過ぎているので、考えることに不慣れで視野が狭くなるのは仕方がないと思いますが、早くそこから脱して自分の人生や自分軸というのをみつけるといいと思います!!

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ということで、今日は以上です。

それでは、また明日(^O^)/

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