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ついに悩みに悩んで考えていた名刺が完成した。
ここに来るまでおよそ2ヶ月くらいはかかった。
それだけ想いのこもった名刺。
今の時代、名刺は必要ないとされている。
オンラインが多くなり名刺交換の機会が激減したからだ。
それでもボクは名刺が必要だと思った。
自分を表現するツールにもなるから。
どんな想いで名刺を作ったかを話す機会はないかもしれない。
でもこのタイミングでこだわったものを作ることは
自分が関わる写真に対しての質をこだわるという想いに
つながると思った。
そして、今後の自分をどう名乗るのかを考えた。
悩みに悩んだ結果、ボクは次のように決めた。
家族家
ーあ、この家族でよかった。
そんな当たり前の「感情」をもういちど。
「家族との時間」を今よりも大切に想えるように。
家族をプロデュースする。
それを専門とする人と自分を定義した。
だから、写真家でもなく、フォトグラファーでもなく
ボクは家族家と名乗ることに決めた。
カメラでの撮影はその中にあるプロデュースのひとつ。
これからもっと色々と考えてサービスに加えていきたい。
今はなにそれ?って言われるようなものだけど、
これを日本中が理解する日を作りたいって思ってる。
そして、その目標のための一歩として作ったのがこの名刺。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60333485/picture_pc_b4597897aca344ed74548601695422e9.png?width=800)
オレンジとブラックの2つのカラーで構成。
縁もブラックにしている。
用紙にはルクス用紙というのを使っている。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60333571/picture_pc_a54ca343126d67fa800d3c14d5ff9c66.png?width=800)
gsm(GSM)とは、「Grams per Square Meter」の略で、「g/㎡」と同じ意味。 1平方メートル(1m×1m)あたり何グラムかを表したもので、印刷業界では紙の重さ(厚さ)を表す。
ちなみに、これが一般的な用紙の厚み。↓
※52g→薄手の用紙で、新聞用紙と同じ厚さ。
※60g~80g→一般的な文書のコピーや印刷に適した厚さ。
※100g~150g→やや厚めの用紙で、主に表紙やグリーティングカードに適している。
※200g~220g→厚めの用紙で、しっかりした表紙やグリーティングカードに適している。 (ちなみに、一般的なはがきの坪量は220gです)
名刺だと大体は200〜300な一般的
ボクが作る名刺はその倍以上の厚み。
今回は色々と考えた結果、金額も一般的に作れる価格からすると2倍以上の単価になっている。
配るだけ。
そういう感情で名刺を渡すだけならこの価格は払わない。
細部へのこだわり。丁寧な気持ちをここに少しでも感じてもらえたら嬉しいなと思ってる。
ちなみに、この紙のグレードは今回が1番悩んだ中では低いものを選んだ。仕上がりや具合によっては今後もアップグレードしようと思ってる。
表と裏のデザインもこだわっている。
表は InstagramとnoteのIDをのせているけどQRコードはつけなかった。本当に興味を持つ人はそれがあろうがなかろうが調べてくれるからだ。
渡した時に、インパクトがあってそれでいて家族のイメージであるオレンジをメインカラーとして表現している。家のマークは窓のようにも見えるし、人のようにも見えるデザインになってる。
裏面にある大きなブラックの長方形は、これから絵を描くようなイメージで配置している。ボクのイメージでは、これからここに家族の絵を描く。みたいなイメージだ。
ちなみに、他にはこんなデザインが候補達だった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60333971/picture_pc_53d13fe61db76571da692d4cf681119d.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60333967/picture_pc_d1ea913332c7a32e20f6efdc5c5657a7.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60333969/picture_pc_893c93f95ea55ed5bc74aef62ee4059d.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60333970/picture_pc_50b889b9cf7882707c084ff026c57efb.png?width=800)
考えて、やめて、作成して、やめて。
それを繰り返して今の形にたどり着いた。
最終的な決め手はやはり、家族家という言葉に出会ったから。これから自分の指針にもなるキーワードだと思った。
ボクだから伝えられる価値。
ボクらしい言葉なんじゃないかと思う。
努力はやめない。
おれ、がんばれ。
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