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2018年9月のツイートより(子供を乗せて安心安全に移動できる自転車環境を、世界カーフリーデー、自転車通学を安全なものにするには、などなど沢山)

2018年9月のツイートの抜粋です。大ボリュームになりましたので、トピックを目次の形にしておきます。なお、ツイートはトピックごとにまとまるように順番をかなり入れ替えました。

・イベント「バイシクルフレンドリーな社会へ」
・自転車思いやり五則
・自動車依存度の高い群馬県
・長野県の自転車条例
・自転車道は沿道店舗の売り上げにも貢献
・英国バーミンガムの自転車道
・インターバイク基調講演
・子供を乗せて安心安全に移動できる自転車環境を
・自転車利用大国の風景
・Park(ing) Day
・世界カーフリーデー
・ヴァンクーヴァーもがんばってる
・コペンハーゲンの橋の空間再配分
・スイス国民投票で自転車道整備が憲法に
・自転車通学を安全なものにするには
・トロント市長候補の言葉

イベント「バイシクルフレンドリーな社会へ」

「バイシクルフレンドリーな社会へ 自転車と人の多様性:渋谷から始めよう自転車共生のまちづくり」というイベントに参加してきました。以下、その時の現地からのツイートと感想・考察です。

自転車思いやり五則

自動車の運転免許の更新で見かけた「自転車思いやり五則」。殺傷力の強い乗り物である自動車のドライバーに向けてメッセージを発しているのはいいですね。でも、ふわっとした呼びかけだけでは不十分です。

自動車依存度の高い群馬県

前橋市長は市をポートランドのようにしたいそうですが、ポートランドを含む北米の都市が志向しているのは日常の足としての自転車利用の増加。そうしたヴィジョンを共有し、自転車道などの環境整備を推進して欲しいです。

自動車依存度の高い群馬では、日頃よく自転車を使う高校生が事故の当事者となることが多いようです(利用度が高ければ当然といえます)。状況の改善には自動車の脅威を遠ざける方策が必要なはずですが、読売新聞の記事を読む限り(記事は既に消滅しており、残念ながらアーカイブも見つかりませんでした)、県警はそうしたアプローチを打ち出していないようです。

長野県の自転車条例

長野県が年度内の制定を目指しているという自転車条例についての信濃毎日新聞の社説が比較的バランスの取れた良い内容でした。

自転車道は沿道店舗の売り上げにも貢献

NACTO代表のジャネット・サディク=カーン氏が、前職のニューヨーク市交通局長時代に自ら大規模整備を開始した自転車道について語る動画。

同じくニューヨークの面白い出張散髪サービスも合わせてどうぞ。

英国バーミンガムの自転車道

イギリスの都市でもどんどん物理的分離が進行中です。

インターバイク基調講演

アメリカで行われる自転車業界の大展示会インターバイクの基調講演でも、日常の足としての自転車利用を支えるためのインフラ整備の重要性が強調されています。

子供を乗せて安心安全に移動できる自転車環境を

一番大切だと考えているトピックです。まずは中原さんの文章を読んで頂きたいと思います。

日本国内にも、カーゴバイクを開発されている方々がおられます。ここで紹介しているのはカーゴトライクStrokeを開発中のDagaさん。

チャイルドドレイラー(牽引タイプの子供乗せ)が使える環境を求める声も目にしました。

カーゴバイク関連をもう少し。

下のカーフリーデーのところでもカーゴバイクに触れています。

自転車利用大国の風景

オランダの自転車利用環境を紹介。

Park(ing) Day

自動車の通過と保管のために占有されている道路空間を解放し、公共の場所として取り戻す動きが世界で起きています。Park(ing) Dayもその一つ。

世界カーフリーデー

1997年にフランスで始まり、今は2000を超える都市で実施されているカーフリーデー。その横浜版に手伝い要員として参加してきました。今年はカーゴバイクの積載能力をアピールするエキシビジョンレースが素晴しかったです(企画に少し関わっているので自画自賛になりますが)。シコーバイシクルさんはお子様を乗せた状態で参加しておいででした。日常に落とし込んだ時にどうなるか、をより鮮明に示して下さったと思います。

横浜は一つの通りの数ブロックを封鎖した程度の規模で、その中に自動車(水素カー)が展示されていたり子供向けのミニカーアトラクションがあったりと、コンセプトがちゃんと伝わるのか怪しい感じが全体としてはあります。車のイベントと勘違いしている方も実際におられました。気になって豊橋のことを調べてみたら・・・まあ似たような状況のようですね。

一方、本家フランスのパリとベルギーのブリュッセルは徹底しています。

ドイツのシュツットガルトでは少し後に、自転車レーンを人の列で保護するアクションがあったみたいです。これに関連してカーフリーデーの話題が出ていたので合わせて紹介します。

カーフリーデーに関してはシュツットガルトは日本各地と同じくらいの状況、普段の自転車環境はブリュッセルもドイツの都市もイマイチという話になっていますね。

ヴァンクーヴァー地域もがんばってる

2014年に何日かヴァンクーヴァーに滞在して市街や周辺を走りましたが、どんどん良くなっているみたいです。

コペンハーゲンの橋の空間再配分

オランダの都市と同じく自転車利用の雄として知られるコペンハーゲン。

スイス国民投票で自転車道整備が憲法に

スイスで、というのが意外でした。

自転車通学を安全なものにするには

群馬のところでも触れましたが、通学などで盛んに自転車利用する中学生や高校生が当事者になる事故について、自動車の問題が度々スルーされるのが不思議でなりません。滋賀の件は特にグロテスクです。

イギリスではある高校の決定に対して、次のような動きが起こっています。

トロント市長候補の言葉


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