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#創作大賞2024

名も無き人の、いまは無き家族が、どのようにして散っていったのか、そして一粒の希望の光 #創作大賞2024

名も無き人の、いまは無き家族が、どのようにして散っていったのか、そして一粒の希望の光 #創作大賞2024

2023年の6月におじいちゃんが亡くなった。
それと共に実家の家族の絆もなくなった。
絆は父が亡くなった時に少しずつ綻びはじめていた。
おじいちゃんが亡くなるその日までもその綻びを私は食い止めることはできなかった。

名もなき人の、今は無き家族が、どのようにして散っていったのかというのを記したいと思った

これを私は一粒の光にしたい

そのためここに記す

未だ絶望の中、私はどこへ向かおうとしてい

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記憶からのてがみ

四季の自然を感じていると、突如として昔の記憶が断片的によみがえったりすることがある。

特に思い出されるのは、誰かに何かをしてもらったことや、当時は理解がままならぬままうまく受け取れなかったことをである。本当にそれは突然やってきて、記憶の旅へとさらっていく。

その度に、こんなこともしてもらっていたんだと、今更ながら与えられていたものやそこにちゃんとあったものに気づかされ、静かにトクトクと流れる感

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