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miya
2018年10月15日 22:19
今年の8月の頭、つまり夏休みの始め、Nが私の家に泊まりに来たことがあります。理由は1限から5限まである集中講義を受講するため。早起きが苦手なのに、大学まで1時間以上かかる実家に住んでいるNは、1限に確実に間に合うために私の下宿で眠ることにしたのでした。近所の定食屋に晩ご飯を食べに行って、家に一緒に帰る道すがら、「むふふ、初のあんちゃんの家、興奮して寝れないかも」Nはいつも通りふざけていま
2018年9月24日 17:32
合宿の夜、真夜中の散歩から帰った私とNは2人部屋の中で恋の話をしました。「私ほんとに、去年は遊び過ぎたんよね」と、へらへらしながら前置きした後で、数々の過ちを語るNは、経験した人数をたびたび言い間違えました。それから、「私、今度はちゃんとした恋がしたいな」と言いました。恋愛に興味がなさそうでどちらかというとサバサバしているNにそんなに語ることがたくさんあることに驚いて、自分の経験があまりに
2018年9月23日 14:57
合宿の夜の大宴会の後、「こういう旅行とかのとき、いつも散歩をすることにしてる」と言うNと夜の散歩に出かけました。「これ、どこまで行けるんかな」ホテルの前の道路を横切って、琵琶湖のそばまで歩きます。湖を右回りするか、左回りするか、少し考えたあとNは右に進み始めました。1月のよく冷えた夜。街灯も少ない歩道には私たち以外いませんでした。「さっきの占い、どうだった?」と訊けば、こちらに目を向け
2018年9月22日 17:06
1月、大学の授業の一環としての1泊2日の合宿。男女20名ほどで向かうのは、google検索をすると「○▲ホテル 幽霊」と予測変換に出てくるほどのボロいホテル。琵琶湖沿いのそこにバスは止まりました。着いてすぐに講師が部屋割り表を配り始めます。自分の名前を探すと私はNと2人部屋。他の女子は6名部屋に押し込められているのに、私とNだけ2人部屋。Nとは特別仲が良いというほどではないけど、ゼミが