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なんかお前人格者だな

「なんかお前人格者だな」 これは友人から言われた言葉。嬉しかった。 ここに時計がある。この時計を客が2万円出して買う。売り手は、 「ありがとうございました。」 よくみる光景だ。でも、客は言わない。 バスに乗っても、物を買っても、サービスを受けても。 なんで?だってお金払ってるから当たり前じゃん。そのサービスや品質に見合うお金を払ってるんだから、目的地まで運んでくれるのは当然でしょ。 ここに時計がある。この時計を客が2万円出して買う。2万円出した客が 「ありがと

    • やりたいことがあるってなきゃダメなの?

      やりたいことが見つかりません。 自分が何をしたいのかわかりません。 そんな事態を由々しき事態だという大人もいれば、そう言った不安を栄養にしてビジネスで大きなお金を得る企業もある。 でも、やりたいことってなきゃダメなの? 確かにやりたいことがある人は輝いて見えるし、好きなことに邁進している人を見ると、それに比べて自分は、、、なんて思ってしまうのもわかる。 ありがたいことにオーストラリアに行ったあと、私はやりたいことだらけになり、5兎おって1兎もえられませんになりそうだっ

      • 私たちはなぜ学びをし続けるのか。

        先日、中学校で教師をしている友人との話で出てきたこと。 「俺、家業継ぐから勉強しなくていいんだよね。」 「親も中卒で勉強なんていらないって言ってる。」 私が育った札幌ではあまり聞かないこの発言だが、一次産業で成り立っている田舎では今の時代にもこのような価値観を持っている児童生徒がいるようだ。 そして彼らの産業があるから私の衣食住があるわけで。 都会で多種多様な人間に揉まれて結果、機械的な人間になってしまうよりも、自然に囲まれ自然と向き合って大事な人とゆっくり過ごせる職業

        • どうしたら自信がつくのか、自己肯定感が育まれるのか。

          どうしたら自信がつくのか、自己肯定感が育まれるのか 巷では自信をつけさせるために褒めるだの、失敗させないだの、スモールステップで達成感を積み上げるだのなんだのという。間違ってはいないと私は思う。しかし、褒められたら自信がつく。そんな単純な話ではない。 例えば、私自信を例に挙げても私は自信もなければ自己肯定感も高くない。むしろ低い。 しかし「なんかできるぞ」と思うタイミングもあれば、「俺なんてどうせ」と思うタイミングもある。1日、1年と生きていたら誰にだってそういうものはタイ

        なんかお前人格者だな

        • やりたいことがあるってなきゃダメなの?

        • 私たちはなぜ学びをし続けるのか。

        • どうしたら自信がつくのか、自己肯定感が育まれるのか。

          明日児童相談所の一次保護の仕事の面接を受けてきます。

          2023年3月31日私は教職を辞めた。そして2023年5月からはオーストラリアにワーキングホリデー。2024年2月に日本に帰ってきて、次のキャリアとして2025年4月の法務教官採用のための試験勉強に打ち込み、今は合否を待っている。受かれば7月に2次試験がある。 自分の状況としてはざっくりいうとそんな感じだ。 ただ、教員を辞めて時間ができた。だから改めて自分と向き合い続けてきた。これまで教員として働いていたとき、特に教員としての最後の4年目の年。私は、保護者のため、児童のため

          明日児童相談所の一次保護の仕事の面接を受けてきます。

          これまでがんばったこと

          子どもが好きだから学校の先生になりたいなと思った。子どもと鬼ごっこしたら楽しいからね。だからなんとなーく教育大学に入って、社会科教育専攻だったから社会学や現代政治学、歴史学などを勉強した。たくさん本を読んだ。たくさん新聞も読んだ。たくさん勉強した。大学時代は中学校の社会科の先生になるつもりだったんだ。 けど…。 実際に最初赴任した学校は僻地も僻地。いや、ド僻地。冬はマイナス30度を超える、全校生徒7人の小中学校だった。ちなみに中学生は一人だけ。 その学校で働いた時の一番印

          これまでがんばったこと

          借金、無職、実家暮らし、彼女なし。なのに幸せ。

          今さっき、母親と雪道を歩いている時だった。 溢れ出るように教員時代の記憶が蘇った。自分はだめだったんだと結論づけ、何がだめだったのかを考えてばかりの日々とは違った記憶だった。 チャレンジすること。やりたいことをどんどんやっていくこと。子どもたち一人一人が、クリエイティビティを発揮してどんどんやりたいことをチャレンジしていくことができるクラス。学級担任だった僕自身が新しいことにチャレンジしてみることが好きだったから、自然とクラスの子どもたちも新しいこと、ワクワクすることをチー

          借金、無職、実家暮らし、彼女なし。なのに幸せ。

          矛盾。

          私の教員時代を振り返って。 面接で言うべきではないこと、言うべきこと。教員になるために私たちは面接をクリアするためのイロハを教えられる。誰も試験に落ちたくはないから、スタンダードを探す。そこに表現の豊かさもなければ、寛容もない。教員になればインクルーシブ教育だの、個性を受け入れるだの、学校教員生徒保護者一人ひとりが個性を認め、そこから学ぶことがよいと価値観を押し付けられる。しかし理念はあっても現状はまるで違う。言ってはいけないことがいっぱいある面接を通り抜けた教員が、教員に

          矛盾。

          本当の豊かさとはなんなのか

          私たちが生まれた意味ってなんなのか。私たちの生きる目的ってなんなのか。そんな話題でセネガルの先生と話した。結論から言うと幸せなんて定義されるものじゃない。お金があるから、高級車を持っているから、私たちは幸せなのだ。そんな定義の中で人生を生きることは狭苦しくて制限された幸せなんだ。セネガルの先生はこうも言っていた。社会に貢献すること、悲しんでいる人がいたら手を差し伸べてその人に幸せをもたらすことがセネガルの先生にとっての生きる目的だと言っていた。生きていること、あなたがしたいこ

          本当の豊かさとはなんなのか

          自分で答えを考えたい。

          今日学校に行って思ったことがあった。 もう一回学級担任やりたい。 なぜそう思ったか。もしも1日十個のミスまで許されるとしよう。 じゃあ自分にとって絶対受け入れたくないミスとは何か。 受け入れたくない事実は何か。 学級担任をやれば必ず、自閉症の子供やクラスに馴染めない子供が出てくる。先生の言うことを聞かず、話を聞いている時におもちゃをいじっている子供もいる。 でもそんなのどうでもいい。大したことはない。 学級崩壊を一度経験している僕だ。授業中に死語が出てこようが、授業中に突然親

          自分で答えを考えたい。

          「何ができる」と自分をアピールするよりも「なぜこれがやりたいのか」をアピールできる人間に仕事を与えたくなる。

          週何時間勤務で、お給料はどの程度でしょうか。 私は今ブリスベンに来たばかりで、シティ周りの家を探しています。 週に3日はマーケットで日本食を売りますが、そのほかの日は時間があるので家庭教師をしたいです。 日本では10年間塾の講師をしていました! このメールをうけとった時、初めて仕事を与える側の人の気持ちに立つことができた。 自分は、家庭教師の仕事を最初、儲かるものだと考えて始めたが、今思うとそうではなかったし、お金では得られないもっと大切なものを得られたように思う。 家

          「何ができる」と自分をアピールするよりも「なぜこれがやりたいのか」をアピールできる人間に仕事を与えたくなる。

          自分自身の弱さを打ち明ける強さを

          自分の弱いところを打ち明けられる強さを持ちたい。 中学生の頃から、理由はよくわからないが、すごく人の目を気にして生きるようになった。そして学生時代、何度も得体の知れない不安からくるパニックに何度も襲われた。 その時に必ず起こる現象が発汗だった。尋常ではない汗と、動悸が学生時代に頻繁に僕を襲った。 その現象がなぜ起こってしまうのかを分析したところ、「逃げられない」「ここに戻らなければならない」「みんなが僕を見ている」と認識した時に起こってしまうものだった。 尋常ではない発

          自分自身の弱さを打ち明ける強さを

          自分自身を責めて、変わりたいと願っていた自分へ向けての手紙

          さっき教育書を読みながら、あんなアクティビティや、こんなアクティビティが子どもの言語教育のためにできるかもというような発想がたくさん生まれた。 そうした中でふと、特別支援学級で自閉症の子どもの担任をした時のことを思い出した。 教員として2年目の年。教員一年目は本当にやることがほとんどない生活を送っていたから、実質教員としての経験がない2年目の教員時代。私は、自閉症の子供の担任を受け持った。その子は重たい自閉症をもった6年生だった。言葉を交えてコミュニケーションをすることも

          自分自身を責めて、変わりたいと願っていた自分へ向けての手紙

          自分自身の嬉しい変化を感じることができた。

          さっき、一昨日トライアウトに行ったカフェにもう一度トライアウトを受けに行った。フィリピン人のマネージャーにトライアウトうけてみる?と再びチャンスをいもらった。 ただ、自分はガチガチに緊張してしまった。緊張する必要ないし、失敗したってまた次に行けばいいと分かってたのに。。。 でも、嬉しいことがあった。 終わった後、フィリピン人のマネージャーが、「4つの基本的なコーヒーの種類って知ってる?」みたいなことを聞かれた。でも、私はその時マネージャーが何を言っているのかわからなかった

          自分自身の嬉しい変化を感じることができた。

          ダイバーシティーの国のレイシズム

          ダイバーシティーの国とはいえ差別を感じる人はいる。 スリランカ、ドイツ、韓国、ペルーの人たちと政治の話や経済の話、そしてオーストラリアでの生活について話をした。 ドイツ人の彼と話している時、なんとなく日本と似ている文化を持っているような気がした。勤勉で真面目。そして英語の発音もドイツ訛りの英語はなんとなく私に取っては聞きやすかった。彼は、エネルギー問題に非常に強い関心を持って話をしていた。 ドイツでは発電のためのエネルギーを現在は輸入に頼っていると言っていた。 そのために

          ダイバーシティーの国のレイシズム

          オーストラリアでセミナーに参加してきた。

          昨日は日本人向けの家探し、仕事探し、ファーム探し、メンタルサポートをしているコウタさんを手伝いに行った。隣でいろんな日本人の悩みを聞いていたが、多くの人が少し前の僕と同じようにコウタさんを疑いの目で見ながら、有益な情報を得ようとしていた。その人たちの気持ちは痛いほどわかる。右も左も分からないで、不安しかないオーストラリア生活。一歩間違えば今まで一生懸命働いて稼いだお金が一気になくなるかもしれない不安。誰を信じたら良いのか、自分が本当は何をしたかったかもわからない不安。 しか

          オーストラリアでセミナーに参加してきた。