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現代の教育に必要なこと、不要なこと

日本では中学校までは義務教育とされて、必ず行かないといけないということになっていますよね。
誰に聞いても共通認識のことだと思います。

僕自身のことを少しお話させてもらうと、小学5年生の時に不登校になりました。
この時を境に僕の人生のどん底時代というものの始まりになります。
実体験を元にした内容になります。
ご興味ある方は引き続き読んでいただければ幸いです。



不登校になった理由

不登校になってしまった理由は、

① 学校生活に馴染めなくなってきた。
② 授業自体が面白くない。
③ 学校に行く意味を見出せなくなった。
④ 家庭環境の問題 
⇒ ※別の記事でお話する予定です。
⑤ 授業を受けて将来何の役に立つのか?という疑問が出てきた。それに対して寄り添って答えてくれる大人がいなかった。

上記が不登校になってしまった主な理由です。

そして、中学・高校は不登校まではならなかった(将来の為と思い、嫌々ながらも頑張って通っていた)が、これらの理由は高校生卒業までずーーーっと無くなることはありませんでした。


① 学校生活に馴染めなくなってきた

突然、学校生活に馴染めなくなってきたという感じです。
それまでは普通に登校していたと思います。同級生たちとも会話もするし、授業も真面目に受けていて、特に名前がこーさくだけに図画工作も好きで、その時間が待ち遠しいくらいでした。(まぁ、当時、それをいじってくるやつもいたのでイラついていたのも覚えていますが、、笑)

そんな中だったので、なんで?と自分でも思うことが出来ないくらいのことでした。


② 授業自体が面白くない

勉強が得意な方ではなかったので、単純に面白くないということもありました。ですが、それ以上に「なんでこの授業を受けないといけないのかな?意味あるんかな?」という想いが強かったです。
なので、段々と授業が面白くなくなってきたんだと思います。


③ 学校に行く意味を見出せなくなった。

そんなことが積み重なるようになり、徐々に学校に行くこと自体に意味を見出せなくなってきました。そして、不登校になっていきます。


④ 家庭環境の問題

同時期に家庭環境が悪くなっていったのを覚えています。
それまではさほど感じてなかったと思いますが、僕の家庭は両親の仲が良いとは言えません。でも、めちゃくちゃ喧嘩したり、言い合ったり、暴力を振るうことはありませんでした。ただ、コミュニケーションはしているようで出来てないし、父親に関しては暴力はなかったものの、物に当たって間接的に恐怖心というものを与える、そんな人でした。
母親はそれらに対して、僕たち(子ども)を守ろうとする愛情なのか、何か抵抗していた記憶は薄々あります。
そんな環境中で過ごしていた僕は、不登校、体調不良を繰り返すようになります。


⑤ 授業を受けて将来何の役に立つのか?という疑問が出てきた。それに対して寄り添って答えてくれる大人がいなかった。

将来はどうなるか分からないというのは当時の僕でも知ってはいました。でも、「この学校の授業は果たして社会に将来、成長していく上で、社会に出ていく上で必要なことなんかな??」という疑問が沸き出てき始めます。


そして、そんな思いを聞いてみたことがありますが、返答としては「将来役に立つことだから!」「こーさくくんに必要なことだから!」ということを言われたような気がします(記憶があいまいですみません)。

大人である、社会に出て人生の先輩である、両親はもちろん、教育の立場である学校の先生ですら、本当のことを教えてくれる人はいませんでした。
今となっては知っていて、あえて言わなかったのかな?と思うこともありますが、当時の自分のことを想うとそれでも言って欲しかった、自分のことを理解してほしかったという想いはあったと振り返ります。

続いて、現代の教育現場に必要な要素、実際に学生時代を過ごして感じていた学校教育や教育者に必要な環境や考え方・在り方についてお話していこうと思います。


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