📕 小さく分けて考える/菅原健一さん著📕
「売上を上げろ」
漠然とした課題を前に、どうしたら良いか分からない…
そんな人は「分解思考」を鍛えるチャンスかもしれない。
「漠然とした大きな問題」を「具体的で小さな課題と目標」へ分解していく術を解説した本です!
✴︎おすすめポイント✴︎
・「もっと突き詰めて考えろ」と言われても…を解決!
・頑張っているけど結果が出ない…分解思考で「無駄な頑張り」を削減できる!
・言いたい事が伝わらない…分解と整理で、相手に伝わりやすいコミュニケーションがとれる!
✴︎内容紹介✴︎
・「仕事がデキる人」とは分解上手な人!
漠然と「売上を上げる」と考えず、分解してみる。
・・・ 売上 = 客単価 × 客数
売上を2倍にするには、客単価を2倍にするか、客数を2倍にすれば良い。分解する事で、課題解決の切り口が見つかる。分解が上手い人は、問題解決の上手い「デキる人」なのである。
・分解して整理する
分解ができるようになれば、漠然とした問題の解像度が上がる。頭の中が要素ごとに整理されることにより、
・・・ 無駄な作業が明確になり効率が上がる
・・・ 頭を整理して話せるので、説明が上手くなる。
では実際にどうやって分解したら良いのか?
ポイントは「かけ算」での分解!
★ かけ算で分解する★
課題や目標を要素のかけ算で考えてみる。
主な4つの分解方法を紹介!
❶ 構成要素での分解
目標を構成する要素は何か?
・・・ 売上=客単価(¥)×客数(人)
❷ 具体的にする方向での分解
抽象的なものは具体的にしてみると考えやすい
・・・ 「何かしっくりこない」
→ 「求めている質は?」=色×質感×全体のバランス…
❸ 方法の分解
目標を実現するために必要要素やプロセスを考える
・・・ 顧客獲得までのプロセス
=顧客リストにある顧客の総数×アポイント率(%)×クロージング率(%)
❹ 対象を分解
気になる点、問題点がどこにあるのか考えてみる
・・・ なぜ予算が達成できない?
=営業の問題×PRの問題×商品の問題
✴︎感想 ✴︎
〜書き出して分解する〜
数学の問題を全て暗算で解く人は、相当頭が良い人ですよね?通常は、数式をいくらか書き出して、問題を分解し、答えを見つける切り口を探す…
本書で紹介される「小さく分けて考える」分解思考は、まさに数学の解き方に近いと感じました。
多くの人は、難解な問題を全て暗算で解こうとします。
頭の中で全て分解できないのであれば、ペンと紙を用意して、【書き出す】事で分解も進めやすい。
本書をきっかけに、「分解思考」を鍛えてみてはどうでしょう 🤔 ?
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