香月虹奈

言葉を紡ぐ人。 将来の夢は絵本作家になることとイギリスに住むこと。好きなものは、自分の家、コーヒー、月、図書館、空気のきれいな所、パン、何かを作ること、仕草が美しい人。 新月と満月の夜に更新。

香月虹奈

言葉を紡ぐ人。 将来の夢は絵本作家になることとイギリスに住むこと。好きなものは、自分の家、コーヒー、月、図書館、空気のきれいな所、パン、何かを作ること、仕草が美しい人。 新月と満月の夜に更新。

最近の記事

満月だから髪を切る

髪を切ることは邪気を払う効果があり、運気が上がるとされています。 髪には良くも悪くも氣が宿ると言われているので、その蓄積されたものを断ち切ることで厄払いとなります。 私はスーパーロングに分類されるほど長く伸ばしています。 髪にはマイナスのエネルギーが溜まりやすいので、なるべく毎日プラスの感情でいるように心がけるようにはしていますが、それでもきっと少なからず邪気やホコリを吸収していることでしょう。   また、髪を切ると恋愛運や金運も上昇するとも言われています。 きっと、断捨離と

    • 21日参りで神聖な自分へ

      「21日参り」というお参りの仕方があることを知りました。 これは、産土様の神社に21日連続で毎日お参りに行く、という方法です。 ここで大切なことは、 これを知った時、まず感じたことはワクワクした気持ちでした。 私には、どうしても叶えたい願い事がいくつかあります。 自分の努力で叶うかもしれないもの、時期が来たら叶いそうなもの、など、いろいろありますが、自分の力だけではどうしようもないものも、中にはあります。 それは相手がいるものであり、ご縁にも関わる願い事。 だからここは、

      • “悪い子”が市民権を得た!

        「風呂キャンセル界隈」という言葉があると聞いて、何事が起きたのかと思いました。 その意味は文字通り、様々な理由のためにお風呂に入らないという状況や、お風呂に入りたくない人たちのことを指すのですが、私にとっては驚きしかありませんでした。   私は子供の頃からお風呂が好きではありませんでした。 理由は分からないけれどなぜだか気が進まない、でもそれをこなさなければいけないもの、というのがお風呂に対するイメージでした。 親から「早くお風呂に入りなさい」と言われても動けず、ギリギリまで

        • そして午後の電車でお昼寝を

          雄大な山が恋しくなり、八ヶ岳の山々を見に行くことにしました。 天気は晴れ、少々暑いけれどカラッとした日差しが気持ち良い日、私は電車に飛び乗りました。 都会から離れていくにつれて、窓から見える景色が変わっていきます。 乗車している人たちも次々に降りて、電車のドア開閉も手動になりました。 たった数時間乗っただけなのに、あっという間に山の中にいる私。 緑の中を走る電車は、どこまでもぐんぐん進んでいきます。   電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、小淵沢までやってきました。 小淵沢からは松本方

        マガジン

        • 【恋愛小説】青が満ちる
          22本
          ¥100

        記事

          空港で空想旅行

          行き先は成田空港。 朝8時に東京駅を出発するリムジンバスに乗り込んで、私は大きく深呼吸しました。 高鳴る気持ちを隠すように、ただ静かに窓の外の風景を眺めて過ごします。   空港に行こうと決めたのは、前日の夜。 いつものように、ふとひらめいたからでした。 飛行機に乗るためでも、誰かを迎えに行くわけでもなく、ただ「空港に行く」というのが目的。 私にとってこの小旅行は、ちょっとしたイベントであり、暮らしの中で必要不可欠なものでもあります。 空港に着くと、まず国際線の電光掲示板を見

          空港で空想旅行

          夕焼けハントに出かけよう

          夕焼け空を見ると、いてもたってもいられなくなります。 濃い橙色に染まった空、ぽってりとした火の玉みたいな夕陽も好き。 でも、心がとろけてしまいそうな淡い薄紅色が空に広がっているのはもっと好き。 ある日、おやつを食べながら家でゆっくりしていたら、突然窓の外が燃えるような夕焼けになっていました。 行かなくちゃ! 私は急遽夕焼けを見るためだけに家を出ました。 何も考えずに家を飛び出た自分の行動力を讃えたいと思います。 この日の夕焼けは濃い橙色で、一秒ごとに表情が変わってしまう

          夕焼けハントに出かけよう

          移住生活、はじめました。〈東京編〉

           「私、東京に住もうと思うの」   そう宣言すると、家族からは驚きの声が飛んできました。 かなり心配され、やんわりと反対の言葉を受けました。 でもこのときの私は、そこで諦めたりせず、自分の気持ちを素直に伝えました。   無理かどうかはやってみないと分からないこと。 生活や仕事に関しては正直なところ自信がないこと。 けれど、やらなかったらこの先絶対に後悔すると思う、ということ。   東京に住むことは、田舎に住む私の学生の頃からの夢の一つでした。 大学進学、就職、と何度もチャン

          移住生活、はじめました。〈東京編〉

          言の葉ひらひら

          2022年のクリスマスに、一年後の私宛に手紙を書きました。 一年前に書いた内容でも覚えていないもので、2023年の私はまるで誰かからもらった手紙のように新鮮な気持ちで読みました。 未来の自分に手紙を書くのは、実はこの時が初めてではありません。 私は昔から「来年の私へ」とか「〇年後の私へ」という手紙をたくさん書いてきました。 封筒にそう書いたら机の引き出しの奥にしまって、開封の時期だけを頭にインプットさせてから一旦その存在を忘れるように努力します。 そうすると不思議なもので、

          言の葉ひらひら

          【創作大賞2024応募作 エッセイ部門】一人暮らし女子の初めての週末

          一人暮らしを始めて、最初の一週間が無事終わった。 子どもの頃から憧れていた一人暮らし。 夢が叶った喜びであふれているかと思っていたけれど、実際はそれほどでもなく、というよりも、そんなことを考えている余裕もなかった。 朝は寝坊しないように目覚まし時計を何個もセットして頑張って起きて、朝ごはんの準備をしながら身支度をして出勤して。 会社が終わったら食料品を買うためにスーパーに寄って重い食材を持って帰って、夜ごはんのために料理をして。お風呂の準備もして、洗濯もして、次の日寝坊しな

          【創作大賞2024応募作 エッセイ部門】一人暮らし女子の初めての週末

          メロン行進曲

          友人とあるお店にモーニングを食べに行くことになりました。 前日に場所を調べるついでにメニューを見ていると、「メロンのパンケーキ」という文字を発見! 思わず声を上げてしまいました。 なぜなら私は果物の中で一番好きなのがメロンだから! でも朝ごはんだしなぁ、と一応迷ってみる私。 私は朝ごはんはしっかり食べる派なので、カフェでモーニングを食べる時もその信念を貫きます。 そのお店にフルーツサンドがある場合は例外ですが、そうではない時は「ザ・朝ごはん」を選びます。 でも今回も例外に

          メロン行進曲

          【創作大賞2024応募作 恋愛小説部門】青が満ちる 第22話<終>

          この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

          ¥100

          【創作大賞2024応募作 恋愛小説部門】青が満ちる 第22話<終>

          ¥100

          【創作大賞2024応募作 恋愛小説部門】青が満ちる 第21話

          この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

          ¥100

          【創作大賞2024応募作 恋愛小説部門】青が満ちる 第21話

          ¥100

          【創作大賞2024応募作 恋愛小説部門】青が満ちる 第20話

          この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

          ¥100

          【創作大賞2024応募作 恋愛小説部門】青が満ちる 第20話

          ¥100

          【創作大賞2024応募作 恋愛小説部門】青が満ちる 第19話

          この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

          ¥100

          【創作大賞2024応募作 恋愛小説部門】青が満ちる 第19話

          ¥100

          【創作大賞2024応募作 恋愛小説部門】青が満ちる 第18話

          この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

          ¥100

          【創作大賞2024応募作 恋愛小説部門】青が満ちる 第18話

          ¥100

          【創作大賞2024応募作 恋愛小説部門】青が満ちる 第17話

          この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

          ¥100

          【創作大賞2024応募作 恋愛小説部門】青が満ちる 第17話

          ¥100