年末年始 スペイン旅行記
年末年始に7泊9日でスペインに行きました。
上海&スペインのバルセロナ・マドリード・アンダルシア!
今までで一番遠く&高額な旅。
かかったお金は最後にまとめたよ。
旅のポイント
ホテルと航空券の他、サグラダファミリアとアルハンブラ宮殿だけは早めに予約しておくといい。高速鉄道はせめて乗車の数時間前〜1日前に予約しておくとまだ安く済む。
バルセロナから入ってマドリードから帰ったよ。
iPhoneに指でかいた。iPadとApple pencilほしい。普段はもっと字が綺麗です!
1日目|乗り継ぎの上海で遊ぶ
11時に家を出て、バスで成田空港第一ターミナルへ。
中国国際航空
CA930便
2019/12/28 14:55 東京 (成田国際空港) 出発
2019/12/28 17:20 シャンハイ(上海) (上海浦東国際空港) 到着
※時間表示は、すべて現地時間
3時間もないフライトだけど、機内食でたよ。
今回乗り継ぎが8時間あるので、1回出国して遊んだ。トランジット情報長いから2日目まで読み飛ばして。後で別記事にしよ。
トランジットで遊ぶなら、外灘(わいたん)と豫園(よえん)がすぐ行けて上海らしくておすすめ。
時差は東京−1時間。
Maglevっていう看板を目印にリニアの駅へ。
80元の往復券(1元15.6円なので1250円)を購入して、いざ300km!(時間帯によって430km)
約8分後、終点の龍陽路駅で降ります。
電車10号線に乗りかえて南京東路駅へ。
降りたらすぐ街。
歩いて10分で外灘の夜景が見えた。
で、千と千尋の街みたい!っていわれている豫園へは、外灘から歩いて20分なんだけど、今回飛行機が1時間半遅れて時間なくて行けなかった。
あと、空港行きリニアの終電が21:40だったから、結局10号線の電車で空港に戻った。
上海蟹食べたい♩蟹はこわい♩(くるり)
小籠包だけ食べた。コートべちょべちょになった。思い出ひとつ!
CA839便
2019/12/29 01:30 シャンハイ(上海) (上海浦東国際空港) 出発
2019/12/29 08:00 バルセロナ (バルセロナ空港) 到着
はみがきしてパジャマで飛行機乗ったのに、すぐ機内食出てきて笑った。
2日目|バルセロナでガウディ建築
14時間後の朝、バルセロナに着いた。 時差は日本−8時間。
T1→T2→T3→みたいなマークのほうにいくと、ターミナルを移動できるバスに乗れる。バスに乗って、スペイン国鉄renfeの駅。
ペイントされた電車がお出迎え。
バルセロナ・サンツ駅へ!(アクセスがよくて観光に便利)
ホテルは、駅の上にあるバルセロサンツに泊まったよ。
朝なのになぜかチェックインさせてくれた。ありがてえ。
宇宙モチーフの綺麗なホテルだった。一泊¥16010。
シャワー浴びて、予約しておいたサグラダファミリアへ!日本語のオーディオガイド付き、タワー登らずで確か23ユーロ。
ステンドグラスが綺麗!中に入れてよかったー!
床に映る光が好きだった。天井、森みたいだ。
ガウディの建築は、できるだけ自然界と同じように直線を使わないんだって。あと音響にも配慮して作られていて、柱と柱の幅とか高さの数字にも意味があるんだって。
よくあらゆる面を考慮して(芸術性宗教性機能性etc)よく辻褄合わせたよなー。
完成は2026年らしく、工期がぐっと短くなったのは3Dプリンタの技術とみんなの入場料のおかげなんだって。
このあとホットチョコレートとチュロスを食べて、グラシア通りを散歩。
傘に刺してピアス売るのいいね。
ガウディ建築のカサ・ミラやカサ・バトリョを見て、パエリア食べた。
エビとムール貝がこわいので、イベリコ豚のパエリアです。
散策。
カテドラルまで歩いて、タクシー乗ってムンジュイック城へ!
↓落ちる看板と写っててかわいいね。
カモメの声がして、海も街も夕日も見えたよ。
降りてから見た空のグラデーションもよかった。
一旦ホテル戻って休んで、グラシア通りの夜景を見て、おやすみなさい。
3日目|バルセロナからマドリードへ
スペインは日の出が遅い。
グエル公園、冬は朝8時半前だと無料で入れるよ✌️
ただ辿り着くまでにいっぱい階段あるよ。暑くてコート脱いだよ。
波打つベンチとお菓子の家!
ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家がモデルになっているらしく、ダリが「本当にケーキのようだ」と、ミロが「粉砂糖をかけたお菓子のようだ」と言ったらしい。
ホットチョコレートとチュロスの朝ごはんをして、ゴシック地区を散歩して、市場でハムといちごを食べました。お昼ごはんはパスタ。
14時ごろ、スペイン国鉄renfeの高速鉄道AVEに乗ってマドリードへ。
年末だし数分前にチケットとったのでひとり25000円した😇
ファーストクラス?的なのらしくて、機内食が出た。
しかしパスタが、お昼に食べたパスタとまるっきり同じで笑ってしまった。
そんなことある?
車窓からの景色はのどかでよかった。
マドリードのソフィア王妃芸術センターへ。
他にマン・レイの作品もあったよ!
ホテルはレガスピ駅のホテルレガスピ。
アトーチャ駅が一番利便性高いけど、早めに売り切れてた。
青が可愛いお部屋だったからよし!2泊で¥16234。
4日目|セゴビアにトレドに年越し
まだ暗いうちにホテルを出発。1日のうちにセゴビアとトレドに行き、夜は年越しカウントダウンするハードスケジュール。
レガスピ駅ーメトロ→8:30モンクロア駅ーバス(前日にavanzaでとった)→9:50セゴビア。バスから朝焼けが見えた。
13:00にセゴビアを出て、14:20にモンクロアへ戻ってくる。
今度はアトーチャ駅に移動してrenfeの高速鉄道AVANTで要塞都市トレドへ。
30分くらいで着くよ!
セゴビアは青空に映えるから午前中、トレドは夕焼けが綺麗だから午後、で正解だった。
21時にホテルに戻って、日本から持参した年越しそばを食べる。
年越しはプエルタデルソル広場で!
スペインは鐘の音に合わせて12粒のぶどうを食べると、次の12ヶ月幸せに過ごせるといわれています。
5日目|マドリードからグラナダへ
元旦の朝ごはんに、ヘミングウェイが通ったカフェへ行きました。
人生にヘミングウェイとの接点(接点というほどでもない0.000000000000001)が欲しかった。
カフェを出て、公園で日向ぼっこしながらチョコチュロ食べた。
公園で「写真撮ってください」と言ってきた人が、鹿児島出身スペイン28年間在住の日本人だった。今日1月1日は鹿児島の私のおじいちゃんの命日。おじいちゃ〜〜〜〜〜〜〜ん!見てる?
バスに乗って、南スペイン、アンダルシア地方、グラナダに向かう。
5時間のドライブ。大好きな夕焼けグラデーション!
旅行中の移動時間はお昼寝・ツイッターで行ったとこメモ・歴史の勉強に当てていました。
グラナダがこの旅行で一番好きな街だった。
お部屋も雰囲気あってよすぎるよね? ホテルプラザヌエバ。2泊で¥21934。
グラナダに泊まるなら、ヌエバ広場あたりが便利。全部歩いて観光できたよ。
夜は、はじめてモロッコ料理を食べました!お皿の模様可愛い〜!タジン鍋ってこんなにおいしいの!?チャイもいっぱい飲めてうれし〜い!だった。
6日目|アルハンブラ宮殿
朝から街を徘徊して、昼、ついにアルハンブラ宮殿へ。
なんとホテルから歩いて行けちゃうんだな。
万華鏡みたいだよね。ちょうど1月2日が無血開城した日だった。528年前のこの日。
4時間宮殿にいたあと、街に下りてごはんを食べた。大きなシャボン玉を作って、子どもと遊ぶお兄さんがいた。
グラナダの街が一望できる展望台まで歩いた。
また夜、ライトアップされた宮殿を見に外へ。
夜のほうが妖しいね。千夜一夜物語の世界。
背の高い糸杉がゆらゆらゆれてた。
ひとりで写真をいっぱい撮った。
グラナダ 、街に聖母マリアの絵や像がいっぱいありつつ、アラブの雑貨もあるのが、というかたぶんわかりやすく宗教が混在しているのに興奮して、朝7時くらいから夜まで街を歩き回った。
このあたりからHPがあまり回復しなくなり、常に30〜0%。移動時間は全て眠ってしまい、ツイッターメモができなくなりました。
街なかの看板が全部このデザインなの可愛くてよかったな。決まりがあるのかな。
7日目|グラナダからコルドバ経由でマドリード
7:40にチェックアウト。チョコチュロ食べて、バスでコルドバへ。コルドバはユダヤ人街の隣にモスクがあり、そのなかにキリスト教大聖堂があるような、文化混合都市。10世紀頃にいちはやく大学や大図書館をつくった知の街らしい。
モスクとカテドラルが合わさったメスキータを見て、白壁にお花が可愛いユダヤ人街を見て、高速鉄道乗って、17時ごろマドリードに帰還。
アトーチャ駅のマリオットホテルに荷物を置く。一泊¥10261円。
プラド美術館で、ゴヤのマハや、ベラスケスのラス・メニーナス、エルグレゴの胸に手を置く騎士を見たよ。ねえ、あのラスメニーナスだよ!!!
そのあとおみやげタイム。可愛いおみやげはもう購入済みだったので、メルカドーナというスーパーで配るお菓子をいっぱい購入!
(HACENDADOマークがあるものがおいしい)
8日目|帰路につく
マドリードを出発!
※アンダルシアには合う飛行機の便がなく、マドリードからしか帰れなかった。今回はカウントダウンをマドリードでしたかったので、アンダルシアとマドリードを往復した。そうじゃなかったら、バルセロナ→アンダルシア→マドリードでまわるのがいちばんコスパいい。
CA908便
2020/01/04 11:10 マドリッド (マドリッド バラハス空港) 出発
2020/01/05 05:00 ペキン(北京) (北京首都空港) 到着
CA181便
2020/01/05 08:35 ペキン(北京) (北京首都空港) 出発
2020/01/05 12:50 東京 (羽田空港(東京国際空港)) 到着
9日目|ただいま
羽田到着!おかえりなさい。
まとめ
かかったお金を計算します。
航空券代¥431250+ホテル¥64439+両替 上海¥10000+ユーロ¥50000+カード¥100000(現地交通費や高めの食事)(ファーストクラスのAVEがふたりで¥50000なのでそこが…)+wifi¥20000
足すのこわいよお
総額¥675689でした!!!!
でもふたりで割れば、ひとり33.7万!
(新幹線やアルハンブラ宮殿のチケットをミスらなければもっと安いはず)
学びや興味のきっかけがほんとうにおおかったし、毎日くたくたになるまで遊んで楽しかったし妥当、むしろ安いくらいだ。
・お洋服は日本と同じくらいでOK!
お日さまに当たると日本よりちょっとあったかい感じだったよ。
・ALE-HOPという雑貨屋がコンビニか?というくらいいっぱいある。ポルトガルとスペインにしかないらしいんだけど、なんか中毒性あるんだよね…私もうさぎの可愛いボトル買っちゃった…
・帰って即宗教史の勉強をしている。思えばここまで多宗教の国に行ったの初めてだったかも。
・雨は一度も降らず、ほとんどずっと青空。空が広くって、夕焼けが綺麗、月も綺麗。
・世界史が急にわかるようになった。ここ数年でドイツイタリアフランススペインに行っだからだと思う。地理が苦手で今までできなかったんだな。世界史の資料集が楽しい。
勉強したことちょこちょこ追記しようと思ったけど5000字近くあるから別にしよ。
ここまで読んでくれる人、わたし以外にいるのか?
あー楽しかった!
おいしいもの好きなだけ食べて、くたくたになるまで歩いて、見たことないものをいっぱい見られる、生がある感じがする。
急に雨が降ってきた時の、傘を買うお金にします。 もうちょっとがんばらなきゃいけない日の、ココア代にします。