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「自分がされて嫌なことを人にはしない」ということをきちんと自覚して、自分の言動や行動を戒…
母が退院する日、夫の運転する車で母を迎えに行った。退院したその足で隣市の特別養護老人ホー…
夜遅くに福山駅に着いた。駅のホームに、扉を開けっぱなしにした列車が止まっていた。運転手さ…
母が突然「実家に帰る」とわたしを連れて出ることがあった。着替えを大量に詰めた袋を提げて、…
幼稚園には二年通った。通い始めた時は二年保育の一年目のクラス、ふじ組にいたのに、いつの間…
一九九九年、平成十一年の秋、一人暮らしをしていた母がいよいよ精神のバランスを崩してしまっ…
情動の面を含め、体調が悪い時はひたすら眠い。だらだらと家事も何もできないまま横になってうとうとしているしかない。今日も頭痛と全身の凝りで身動きが取れなかった。軽い熱中症だったかもしれない。 メンタルのバランスを崩して通院していた頃もよく動けなくなってひたすら横になっていた。そんな中、浅い眠りの中でヴィジョンを見た。出産のヴィジョンだった。わたしがこどもを産むのではなく、わたしが母から産まれ出てくる場面だった。 全身が熱くて、窮屈で苦しかった。周りは暗くて色がなく、灰色の壁のよ
鳩尾のあたりに小さいこどもがいる。その子はひとりで薄暗い隅っこに立っている。肩に力が入っ…
職場でYさんという女性と働いていた時期があった。新型コロナ対策の厳しかった頃で、昼休みを…
ヨガを習うことで、身体の痛みを何とかしたかった。硬い身体をほぐしたかった。股関節の動きが…
『トラウマをヨーガで克服する』*という本を読んでいる。以下、付箋を貼ったところをメモとし…
夢の中でわたしは父と母のこどもだった。大人で勤め人をしているのだった。 休みの日を利用し…
一昨日、ひとつの曖昧な記憶を手掛かりにして、以前から考えていたことを書き出してみた。きっ…
どの本に書いてあったのか探し出せなくてもどかしく思っている文章の一節がある。それが今とても気になって仕方がないので、原典に当たれないまま、曖昧な記憶に従ってここに書き出してみる。 それは、大江健三郎の小説で、主人公(ほぼ作者)が四国のお母さんと話をしている場面。お母さんが主人公に向かって、以下のような発言をする。 「あなたは(障害をもって生まれた)孫のことをあれこれ書くけれども、孫は(その内容がもし「違う」と感じたとしても)それに対して異議申し立てをすることができない。その