小夏

20代、母独居の実家に帰ったら汚家になっていた。 実家に戻り、ゴミ屋敷を片付け・修繕し…

小夏

20代、母独居の実家に帰ったら汚家になっていた。 実家に戻り、ゴミ屋敷を片付け・修繕しています。 少しずつ綺麗になっていくカタルシスを皆様と共有出来たらと思っていますので、よろしくお願いいたします。 ツイッター@conatu_clean

最近の記事

天井を直す②

天井は落ちるもの  我が家の天井は至る所が落ちている。  古い家っていうのもあるが家の裏に川が流れている為、湿気による影響も大きいのではないだろうか。木造は高温多湿な日本の気候に合っているとか、湿気を適度に吸収して膨らんだり縮んだりして調整してくれるとか、そんなことを聞いたことがある。  しかしながら、湿気が多いと木造は負けるのだと思う。  一気に老朽化が進んだのはここ数年の間のようで、私が学生で家にいた頃はここまで老朽化はしていなかった。なんだろう、近年あり得ないく

    • 2020年 今年の振り返り

       大晦日、皆様いかがお過ごしでしょうか。  今日は流石に掃除片付けは休みにして、年越しの料理を作ったり正月の準備をしていました。  さて、今日は今年の振り返りをしていきたいと思います。今回はいつもの記事とは違って、堅苦しい書き方はしません。むしろダラダラ書いていて今年の感想って感じです。  それではどうぞ↓ 私のnoteの始まり 私のnoteはこの記事から始まりました。実はこの記事を書いた時、すでに実家に帰って2週間ほど経っていたのですが、ノートパソコンを置ける場所も

      • 畳からフローリングへ

         寒い日が続く今日この頃、皆様いかがお過ごしだろうか。  私は相も変わらず家の片づけや修繕に精を出していた。この間に過敏性腸症候群を発症し同時進行で治療をしていたが、今日も生きている。  さて今回は畳を剥がし、フローリングにした時のことを書いていく。 襖がボロなら畳もボロ  畳、日本で古くから愛されている伝統的な床材。新品は目に優しい緑色をし、年月が経つにつれて黄色や飴色といった味のある色になる。新品の畳特有のあの香りを嗅ぐと、なんとも心地良い気持ちになる。  そん

        • 慣れた頃にはもう終わる

          ふすま、破れている 我が家は押し入れが多い。そして押し入れの戸は襖である。その襖は無惨な姿だ。  今回は襖の張り替えについて、お話していきたい。 バリッバリに破れている  この襖は2階の部屋と中間の部屋の物だ。  バリッバリである。紙がボロボロで、引っ張るとすぐにボロっと崩れる。しかし木はしっかりとしていたので、紙だけ張り替えることで綺麗になりそうだ。 いろんな紙 襖を直す動画を見てみる。自分にも出来そうだったのでやってみることにする。襖を張り替えるめには、まずは襖

        天井を直す②

          時には破壊も大切

          古い家あるある 昭和な田舎の家って必ずこのようなものが壁と一体になっていると思うのは私だけだろうか。  なんだか薄汚れていて、掃除しても誤魔化しきれない「古い家」感。  引き出しもつっかえて上手く引き出せない。上手く引き出せない時点で引き出しの存在意義を失っている。  しかも上の段は壊れている。 どうにか利用できないか このまま放置しておくのも勿体ない。しかしこのまま使いたくない。というか使えない。  連日この家のことで頭を悩ましていたが、脳が疲労しているのか何も考

          時には破壊も大切

          兆しが見えるとやる気が出る

          今の作業 毎日この汚家の片づけ修繕を行っているが、とにかくこの家は片付ける箇所が多すぎる。壁に埋め込まれたタンスの中には衣類が詰まり、押し入れの中には使っていない布団が押し込まれている。壁と一体型になっている食器棚も食器に溢れている。収納出来るスペースがあれば、取り合えずそこに入れておく。長年に渡り積み重なった物は、持ち主からも忘れ去られ、ひっそりと眠っている。  私はそれらを片づけし、呼び起こしている。  それに加え、傷んだ天井や床などの清掃と修繕も行っている。身体が一

          兆しが見えるとやる気が出る

          破傷風に震えた21日間

          私の悪い癖 天井を直していたある日のこと。天井を見上げて、ああでもないこうでもないと考え事をしていた。床には散らばった古い天井板。取り外し、新しい天井板を長さを揃えて切り、天井に打ち付けていく。効率の良い方法は無いものか、と考えていたのだ。  私の悪い癖なのだが、思考が優先されるとその他が疎かになりがちになる。考え事をして電柱にぶつかったことがあるが、もう数えきれないぶつかった。また、デスク系の作業をしつつお茶を淹れたりコーヒーを入れてしまうとつい作業のことを考えながらにな

          破傷風に震えた21日間

          天井を直す①

          天井が落ちている  はい、天井が落ちている。見事に落ちている。「落ちた天井」の見本となるくらい綺麗に天井が落ちている。  これは先日綺麗にした部屋の天井である。床は綺麗になったが、天井は御覧の通り。  我が家は全部で6箇所天井が落ちている。そろそろ天井も塞がないといけない。しかし天井を直すのは、生きてきて初めての経験である。失敗したらどうしようという恐怖は少しあった。そこで、先日片付けを終了させた部屋は一目につきにくい部屋であることから練習がてら試しに塞いでみることにし

          天井を直す①

          片付け→掃除

          やっと物は無くなった 前回の記事では、部屋の物が無くなり床が綺麗に見えるようになった。達成感が全身を駆け巡り、「終わった…、終わったぁぁぁ!!」とエンディングを迎えたような気持ちになっていた。  しかし、無常にもまだ汚家掃除の旅は終わっていないのだ。 綺麗だけど汚い さて、物が多いという問題は無くなった(この部屋だけの話だが)。  次に問題となるのは、汚いということだ。物は無くなっても埃や汚れはそのままの状態であるため、掃除・清掃を行わないといけないのだ。  ↓パっと

          片付け→掃除

          成せば成る!奇跡の汚部屋変身!

          終わりは来るのか そう思いながら一部屋を片付け続けてきた。暑い日もムシっとした日も。ひたすらゴミを詰め、運び、捨ての繰り返し。蟻にでもなったかのような錯覚に陥るほどに。  長年にわたって積み重なってきたものを、一気に片付けるとなると相当大変だ。しかしながら終わりが見えないと嘆きながらも、片付けを続けてきた。 床が広い!ゴチャゴチャしていない! ↓まず片付けする前の画像をどうぞ   まずドアが全部開かなかった。  どうでしょう。このお部屋、ここまで綺麗になった。  右

          成せば成る!奇跡の汚部屋変身!

          何気に処分に困るもの

           家を片付けていると、色々な物が出てくる。小さい頃に遊んでいた玩具、小学校の時に使っていた絵具セットや習字セット、部活で使っていたスポーツ用具…。  こんなところにあったのかと毎回驚き、そして同時に懐かしさも感じられる。  しかし、時には処分に困る物も。  その処分に困る物とはズバリ。表彰状やトロフィー。亡き祖父や父が取った物が沢山ある。  メルカリ等のフリマアプリでも売れなさそうだし、捨てるしかなさそう。いや、捨てるしかないのだが。  だが、今は亡き人の功績、生き

          何気に処分に困るもの

          人形供養をしてみた

          飽きた。 同じ部屋の片づけを延々と行っている。汗が滝のように流れ、悪臭と暑さと戦いながらだ。もう何日部屋の片づけを行っただろうか。  片付けによって部屋に変化が表れているが、微々なる変化である。  そんなこんなで、部屋の片づけ飽きたのだ。 気分を変える そりゃ同じ部屋を片付けしていたら飽きる。毎日同じ食べ物を食べたら飽きるように、同じ部屋は飽きる(そもそも私が飽きっぽい性格をしているからなのだが)。  なので今回は気分を変えて、何故か家にたくさんある人形を片付けること

          人形供養をしてみた

          ゴミ処理場に行ってみた

           本格的片付けを始めて3日経った。ひたすらゴミ袋に詰め、トラックへ運びを繰り返し、ようやくトラックがいっぱいになった。  今日はゴミ処理場に行ってきた。 ドキドキのゴミ処理場 ゴミ処理場は遠い昔、小学校の社会科見学で行ったのみである。だが、小学生の頃に行ったゴミ処理場は老朽化等に伴い移転。新しくなった処理場は初めてである。  ましてや自分でゴミを搬入するのも初めて。ネットで利用方法を調べてみたが、実際に利用するまではドキドキするものである。 搬入車入り口は高速道路? 

          ゴミ処理場に行ってみた

          汚家と健康被害

           実家に戻ってはや1か月半。私の体調の変化が見られた。もちろん悪い意味でだ。  色々と考えたが、汚家が影響している可能性が高いのではないかと思ったので、私の身体の変化と汚家との関係について考察をしていきたい。 一人暮らし時期の体調 一人暮らしの時の体調については、家が原因の体調不良は見られなかった。一部屋キッチン付き、脱衣所は無いが浴室とトイレは別という至って普通の物件に住んでいたわけだが(キッチンが狭すぎて冷蔵庫が置けず室内に置いていたが)、初めから一人暮らしを開始した

          汚家と健康被害

          開かずの間を綺麗に

          初めに(ご注意) この記事には不衛生、不潔なゴミ部屋の画像があります。苦手な方は閲覧を注意してください。 我が家の開かずの間 我が家には開かずの間がある。色々あって開かずの間になったが、物置として利用していた部屋だ。今回はこの部屋の片づけをしようと思う。  そのお部屋がこちら↓  ドアが全部開きません。  そうなればまずドア回りを片付け。紙類が多かったので、割とひょいひょいとゴミ袋に詰めることが出来た。そしてドアを全開にすることが可能に。 未知(芋虫)との遭遇 途中

          開かずの間を綺麗に

          お家が汚家になっていた

          初めての一人暮らし→実家に出戻る 実家を出て一人暮らしを開始して、はや数年。仕事が忙しいと言い訳をし、実家にはあまり帰省していなかった。というのも、初めての一人暮らしが楽しく、実家にあまり意識が向かなかった。いくら夜更かししても良い、飲みに行っても門限無し、台所や浴室、部屋、冷蔵庫の中までも自由自在に自分の好きなようにできる。すべて自分でやらなければならないという大変さはあるが、それ以上に自分で好き勝手やれる自由さに夢中になった。  そしてここ数か月。世間も色々あり私の仕事

          お家が汚家になっていた