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時には破壊も大切

古い家あるある

 昭和な田舎の家って必ずこのようなものが壁と一体になっていると思うのは私だけだろうか。

 なんだか薄汚れていて、掃除しても誤魔化しきれない「古い家」感。

 引き出しもつっかえて上手く引き出せない。上手く引き出せない時点で引き出しの存在意義を失っている。

 しかも上の段は壊れている。

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どうにか利用できないか

 このまま放置しておくのも勿体ない。しかしこのまま使いたくない。というか使えない。

 連日この家のことで頭を悩ましていたが、脳が疲労しているのか何も考えなかったのか、よし壊そうと即決めることが出来た。

 たまにはフィーリングも大事。思い切りも大事。


武器、バールのようなもの

 壊すに当たって利用したのは、40センチくらいあるバールと10センチくらいの小さなバール、そしてトンカチだ。大きな板はバールでガンガン破壊していく。小さな棒状になっている部分は小さいバールとトンカチで外していく。

 釘が打ってあるところは小さなバールで少し浮かせてから、大きなバールでエイヤ!と抜いて外す。

 壊すのは結構楽しい。そういえば私、建設業で一番好きなの解体業だったっけ。


すっきり空間

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 けっこうすんなりと壊すことが出来た。とてもスッキリしている。

 使えない場所が、破壊することによって利用可能な場所に生まれ変わった。破壊作業中、ここをどんな使い方をしようと考えるのが楽しかった。

 ちょうどいい高さがあるので、ここに突っ張り棒をして衣類を掛けられるようにしたい。ロングコートやマキシ丈のワンピースが好きなのだが、ここに掛けたらちょうどいいかもしれない。

 あとはお洒落な布とか、目隠しようのちょっとしたカーテンをつけたら完璧だ。

 楽しい想像をすると気分も上がってくる。確実に部屋の修繕は進んでいると思える。モチベーションが上がる。フローリングを張るという大きな作業が待っているが、それもワクワクしてきた。楽しみを見出すとどんどんと進めたくなる。 これがセルフリノベーションの醍醐味なのかもしれない。

 今あるものを大切に使うのも良いが、どうしようもないときは壊すのもアリだと知ることが出来た。

 はい、今回は時には破壊も大切というお話でした。

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