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神社仏閣が大好きで、行き慣れた場所でも何か新しい発見が無いか観察しています。境内に咲く…

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神社仏閣が大好きで、行き慣れた場所でも何か新しい発見が無いか観察しています。境内に咲く花や、路を横切る猫などなど、境内に有る、ありとあらゆる物に興味深々なのです。 私自身が”目から鱗”となった事なども混じえながら、書き込みます。ただ今、Noteの使い方学習中!

最近の記事

草花たちは元気です。。

3月、柴犬と散歩をしていた時に、 歩道の植え込みで草花が一斉に咲きだしたことに気づいて、 春の到来を実感した。 その後は、植栽されている植え込みの木々や、 その周りに伸びた細長い草など、緑一色の歩道を散歩していたけれど、 今朝の散歩で、初夏の草花たちが色とりどりに咲いているのに気が付いた。 (なにせ、土日祝の散歩担当なので、毎週なにか変化があるのです。) 朝のNHKの園芸番組で、花びらが扇型に開く花を 紹介していましたが、花びらの中央の模様が「扇型」に 下側の3枚にだけある

    • 五重塔が…しばらくのお休み。

      先日、奈良国立博物館に「特別展 空海」を見に行ってきました。 博物館へは、近鉄奈良駅から興福寺境内を抜けていくのですが、 雨模様の平日にも関わらず、外国人観光客や観光バスの団体さんたちが 興福寺境内を散策していました。 突然、境内に入って目についたのが、古都奈良に似つかわしくない、 巨大な、アームを伸ばしたクレーン。 これから、五重塔を足場で囲うので、その準備なのでしょう。 塔を収納する巨大な建物を作るので、当然、塔よりも高さが必要です。 クレーンと並ぶ五重塔の画は、普段

      • いきなり やって来た!

        休日だけの愛犬との散歩みち、 先週は、所用で散歩に行けてなかったので、 2週間振りとなった散歩道に、突然、春が現れた! 前回までは、朝は「寒いね-」と言いながら速足だったのに、 クローバーや緑一色の草ばかりだったのに・・・ ほんの、数百メートルの歩道脇の緑地帯のなかに 色とりどりの草花が咲いていました。 (名前は知らなくてゴメンナサイッ。) 気温もいきなり高くなって、20度近くまで上昇して、 冬から初夏に瞬間移動したような気持になった。 『花粉」と『黄砂』という厄介な代物が

        • 春を感じますね!

          ある朝、通勤電車を降りて目にしたのがこれ、 これ、なんだと思います。。。 ゴマのようなつぶつぶと、緑色のガク(でいいのかな?)なので、 ひと目で『苺』だと判りますよね。 そして、この日、通勤電車から降りて目の前にあったのですが、 突然だったので、観察する間もなく、通り過ぎてしまいました。 この写真は、心の準備をしたうえで、翌日に撮ったものです。 車両の一部にプリントしてあって、「なんのこっちゃ?」と なってしまいます(他には何もありません)。 インターネットで検索してみる

        草花たちは元気です。。

          落ち着く場所(1)

          日々、いろんな事で「なんか、疲れた~なぁー。」となった時、 気持ちを整理して気分転換したり、自分自身を励ましたり、 沈む気持ちを奮い立たせる時に訪れ、ゆったりと過ごす お気に入りの場所がいくつかあります。 初めてここで書いた、京都盆地北部にある「正伝寺」もそのひとつですが、 今回は奈良公園の南東部にある「新薬師寺」をごく簡単に紹介します。 新薬師寺は、天平年間に、聖武天皇の病気平癒を願って 光明皇后が建立し「香山薬師寺」とも呼ばれました。 三尊像形式の七体の薬師如来坐像と十

          落ち着く場所(1)

          Osaka Metroの新型車両です。

          私がテーマにしている”街歩き”でも、”発見”でもないのですが、 その移動手段である『鉄道』も大好きなので、 少し前に乗車した車両をご紹介します。 Osaka Metro(地下鉄)中央線を走る新型車両400系が かなり特徴的なデザインの車両になっています。 大阪在住の方々には、珍しくはないですし、 登場から1年近くたっていて、目新しさも弱いのですが ちょっと書きたくなったので、そこはご容赦ください。 この400系は昨年の4月に導入されました。 シルバーの車体に、中央線のカラ

          Osaka Metroの新型車両です。

          駐在所の屋根に。。。

          11月の最後の土曜日に、奈良県生駒市に出かけました。 訪れた、生駒市北部に位置する「高山地域」は、 茶道の道具の一つ『茶筅(ちゃせん)』で有名なところです。 この日は、近鉄ハイキングで紹介されたコースで、 近鉄けいはんな線の白庭台駅から北に向かい、 高山地区にある『高山竹林園』まで歩いて折り返し、 隣駅の学研北生駒駅に戻るコースになります。 上り下りの起伏の多い丘陵地を歩いて、折り返したあとは、 富雄川に沿って平坦な道を、ゆるりと散策です。 山間部を開発した住宅地 ⇒ 工

          駐在所の屋根に。。。

          狐井の伝承

          古い集落には必ず寺院や神社がある。そして、 古くからの伝承が伝わっていることも、”まま”ある。 と、私は思っています。 まちの寺院は、大抵は塀に囲まれ、門が閉じられていることが多く、 また、お住職さん家族の実際の住居でもあったりするので、 歩いていて、ぶらりと立ち寄ることはほとんど出来ません。 一方、神社は比較的オープンで、誰でも何時でもお詣りができます。 特に、小さな神社だと、神主や管理人も現地にはいません。 でも、お社は何百年もの間、変わらずにそこに御座します。 鳥居

          狐井の伝承

          ならまちの銀杏の樹

          猿沢池から歩いて数分、『ならまち』への入口、 ならまち大通り沿いに、その銀杏の樹はあります。 刈り込んだ訳でもないのに、とても丸くてきれいだったので、 思わず足を止めて、じっくり観察しました。 樹齢も経ているようで、所々に瘤が垂れ下がっています。 「乳根(ちちね)」と呼ぶようで、 確か、昔話にもなっていましたね。 樹を真下から見上げると、いくつもの枝が元気に伸びています。 見上げたすぐそこに、シダの仲間が貼り付いていました。 調べてみると『寄生植物』ではなくて、『着生植

          ならまちの銀杏の樹

          奈良公園の水中鹿たち

          朝夕は、なんとなく心地よい風が吹くようになりました。 ほんの少し、暑さも和らいだ気がしたので、奈良公園に行ってきました。 が、近鉄奈良駅から歩き出すと、やっぱり汗が吹き出してきて、 東大寺ミュージアムで、展示を見ながら、涼もうと思ったら、 展示替えのため9月中は休館でした。残念・・・・・・調べてなかった!! 気を取り直して、2月堂までの坂道を歩きました。暑かったぁ。 舞台の上で、時折吹く風を受けながら、遠くの景色を眺めていると、 だんだんと汗も引いてきたので、 お隣の法華堂

          奈良公園の水中鹿たち

          たまには、歳を忘れて楽しもう

          夏前に所用で出かけた時、待ち時間を利用して、 伊丹市の昆陽池公園内にある「伊丹市昆虫館」に 行ってきました。 昆虫館は何年ぶりだろうか・・・ と考えながら、昆陽池の遊歩道を散歩。 週末の昆虫館は、適度な混み具合といった感じ、 子ども連れの家族に混じって、甲虫類をはじめとする昆虫標本を眺め 順路に沿って進んでいくと「チョウ温室」がありました。 1・2階吹き抜けの温室にいろんな蝶が放されています。 蝶々は、みな無防備で、かなりの至近距離から観察できます。 これらの写真は、素人

          たまには、歳を忘れて楽しもう

          小さな社の木鼻 @西大寺

          今回は、奈良・西大寺の近くにある神社の『木鼻』の話です。 初投稿は京都で、次が愛知のお寺でしたが、3本目は奈良、 日頃は、奈良県内を歩くことが多いのです。 その日は、奈良盆地の北辺、秋篠寺から佐紀盾列古墳群を歩く時に、 街の小さな社で見つけた可愛い動物をご紹介します。 長い距離を歩くので、観光スポットである西大寺には寄らずに、 お寺の北塀に沿って西に歩き、四つ辻に出た角に 小さな神社がありました。野神神社といいます。 小さな社(やしろ)が2つ並んでいて、どちらかといえば 同

          小さな社の木鼻 @西大寺

          豊川稲荷の魚

          次は豊川稲荷の魚について。(見出しの画像は、豊川稲荷HPより)  前回は、火除けを念じたであろう「蝉の金具」でしたが、同様に水の関連する飾り金具です。  もう10年近く前になりますが、愛知県の西部に位置する豊川市にある豊川稲荷を訪れた時に、総門の柱に銅板の飾りを見かけました。  まず、豊川稲荷ですが、こちらは『お稲荷さん』ですが、神社ではなく曹洞宗の寺院なんですね、名称は圓福山妙嚴寺といい、豐川吒枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)をお祀りしています。吒(荼)枳尼天は、白い

          豊川稲荷の魚

          京都正伝寺の蝉

          はじめまして。  わたしは、ぶらぶら散歩しながら神社仏閣などを訪ねるのが好きです。 仏像や風景をみている時に、感動もあり発見もあるのですが、これまでは、その場限りで余韻も無く終わっていました。  それでは物足りないなと、数年前から自分なりに写真と共に記録を始め、そうするとネタを探して、目新しいものは無いかと、細かく観察するようになり、自分だけの新たな発見が楽しくなったのです。  わたしに、そんな発見の楽しさを教えてくれたきっかけが、 京都 西賀茂にある正伝寺です。正伝寺(

          京都正伝寺の蝉