最近の記事

渋滞緩和

一気に講義が続き、新しいゼミと接点をもつと情報過多となる。ひとり先生に習えば、その先生が先生たる所以(たくさんの研究成果、遍歴をもっている)に触れることになる。それをアタマに入れるのは難しい。手広くやると、ワケが分からなくなる。当面は、習っている先生の成果、接点を持っている院生の研究内容すらアタマに入っていないのに。 学期が終わるのは、白いタオルの救済措置。 感染症で、最後の1週が休講となり、夏休みが早く来た。そのおかげで入ってくる情報が減って、やっと安心しているほど。 火

    • チームじゃない

      チームじゃない。良くも悪くも個人商店。チームとしての生産性をあげよう、メンバーがへばっていてケアレスミスを連発しているなら、自分がカバーに回るか、上司や教授にカバーしてねと言うか、同輩にカバーしようと呼び掛けるというのは不適切な行動。そういうルールでは動いていない。成果が出ようが、へばろうが自己責任。フリーライドもまた必ずしも悪手ではない。むしろ協力を願い出て、「なぜ私が協力を受けるのか」に合意してもらうほうがコストが高い。ならば見て見ぬ振り、個人としての成果を追求するのが正

      • 210705ごみ通話

        守護霊を鑑定し過不足なく傷つけることなく励ましてコメントするのは、たとえば箸にも棒にもかからないデザインや文章を、目下のひとが持ってきたとき、あたりさわりなく(でも黙認はできず)全否定はせず、有益なアドバイスに絞って相手が受け入れられるレベル、トーンで顔をつぶさずに言って、改善を促すことに似ている。 ギリギリまで中国語を勉強しないのは院試を受けなくてもいい、語学の点数が足りなくて落ちちゃったというストーリーを許容している、もしくは望んでいるからではないか。修士号によるメリッ

        • 学期が終わるのは白いタオル

          あと数週間で前期が終わる。前期の授業に出るのは初めてだから、スケジュールが分かっていなかったが、7月下旬に終わり、9月下旬まで夏休みになるようだ。インプット過多で苦しかったので、あと2週や3週で授業がなくなると思うと、かなり気分的に楽になる。 これまでは出席できていれば満足、会話に参加できていれば満足だったが、その場で知見を発揮できないことに、不満感・不遇感を抱くようになった。現状は何も変わっていないのに、突然、疎外感や無能感を感じるのは、自分の期待値、自己イメージが変わっ

        渋滞緩和

          零細出版社の生きる道

          間接的な知人が、個人で出版社を立ち上げました。 …自分用メモなので有料にします。おもしろくはないです(笑) もともと中堅の出版社に勤めており、そこでは、おもしろい仕事をしていた(ように見えます)。だから、いよいよ、30代なかばで、満を持して独立し、より独自色のある仕事をして、「とがった本」を世に問うていくのかな?と、期待していた。 彼が立ち上げた、隔月で発行される雑誌(PDFでメール配信)を、年単位で購読した。ひとえに、「がんばって下さい」という応援メッセージの代わりに契約

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          U-NEXTを1週間で解約した話

          ある作品が無料で見られるということで、動画配信サービスの「U-NEXT」を契約したんですよ。最初の1ヶ月は無料ということなので、無料で利用をさせてもらいました。 最初に登録するきっかけになった作品、全25話は #UNEXT で見ました。 そのあと、ふっと思うんですよね。無料公開というか、定額で見放題の動画のなかに、いま見たいものがないなと。というか、他の動画配信サービスに比べて、カバーしている範囲が狭いのではないかと。 ※動画配信サービスじたい、契約して使ったことがないので

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          完璧を目指すよりはまず終わらせろ

          グレッグ・マキューン『 #エッセンシャル思考 』p250より 「完璧を目指すよりまず終わらせろ」という言葉がある。シリコンバレーでよく耳にする言葉だが、これは別に品質を無視しろという意味ではない。瑣末なことに気を取られず、本質をやり遂げろという意味だ。 似たような意味で、スタートアップ界隈ではMVP(ミニマム・ヴァイアブル・プロダクト:実用最小限の製品)という言葉もよく使われる。「顧客にとって有用なことを最低限実現するには?」と考え、よけいなことをしないというやり方だ。

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          やりたいことを見つける方法

          ひとは誰だって、面白いことは面白いし、面白くないことは面白くないんですよね。希望が実現すれば嬉しいし、実現しなければ悲しい。だれかに頭を下げるのは、それ自体が特別に愉快である、ということは少ないし、断られること、拒絶されることが、ハッピーではない。わりと当たり前。 でも、ある事柄に関して、面白くないこと、希望が実現しないこと、だれかに頭を下げること、拒絶されることを経験しても、 「しゃーない。むしろ、いい経験になった、必要なプロセスだった」 と思えることって、あると思うんで

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          老害ブロック、ジジイブロック

          尾原和啓『あえて #数字からおりる 働き方』 読みました。 1回目の通読で一番おもしろかったのは、 #アンラーニング です。 説かれていることの必要性・重要性は、以前からわきまえており、心がけてはいたのですが、こうやってタグ付け、ネーミングをして頂くことによって、より安定的に #習慣化 できます。ハードルが下がりました。 キャッチーで覚えやすい呼び名がないことって、その事柄を思い出すことすら難しくなるし、思い出すことすら出来ないことを実践するなんて、とてもムリですからね

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          オンラインサロンに入ったけどすぐに辞めたいと思った話

          あるひとのオンラインサロンに入ったんです。 もともと、youtubeの動画と、そこで語られているメッセージ、考え方がおもしろかったから、興味を持ちました。 オンラインサロンは、基本的に、Facebookに流れてくる「メルマガ」を読むことができるというのが、特典というか、メインのサービス内容なんですけど(サロン・オーナーがそう言っていたから、そうなんです、その認識で合っていると思います)、 オンラインサロンに入って数日、ふと思ってしまったんです。 「あ、オンラインサロン、辞め

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          婚活「市場」ではバージョンアップ禁止

          お金で買えなかったものを、お金で買えるようにパッケージングする。それを「商品化」といいます。 たとえば、人類全員が、家族に散髪をやってもらっていた時代があるとして、新しく理容師・美容師という職業が確立するとき、散髪という「サービス」に、たとえば、5,000円という値段づけをして「商品化」することにより、お金での売買が可能になります。つまり、家族どころか、見ず知らずの人、恩も仇もない、まーったく知らない人と、「髪の毛を切って下さい」「いいですよ」というやりとりが可能になるわけで

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          リモートワークの達人は、直言の達人

          『リモートワークの達人』ていう文庫があります。 コロナより前に、テレワークを導入した海外企業のひとが、テレワークのやり方やメリットを紹介している本です。いわゆる、コロナ便乗商法ではないところが、信頼できそうだと思って、購入しました。 著者の感覚からすれば、コロナによって、ようやく主張が後押しされるようになってきた。 #だから言うたやん というやつでしょう。 秀逸なのが、 「部下を逐一、見張っていないと不安」 →人材採用が間違っている、クビにしろ!! 「家だと仕事が集中でき

          リモートワークの達人は、直言の達人

          できることを制限すると生産性が上がる

          研究作業をするために、大阪にきています。 5泊しますが、基本的には閉じこもって作業です。 出先では、ノートパソコンで作業をせざるを得なくなります。操作環境がベストではないし、画面も小さいです。しかし、これが、かえって捗る。 自宅だと、デスクトップ型のパソコンに28型のディスプレイを使っており、言ってみれば、「パソコンでできることは、何でもできる」わけです。それもそのはずで、そうなるように環境を整えたのですから。 複数のアプリケーションを立ち上げても、処理が停滞することはな

          できることを制限すると生産性が上がる

          場所を変える「締め切り」効果

          テレワークが世間に受け入れられ、すると、 「通勤は、生産性追求の妨げでしかない。有害である」 という声(ばかり)を多く聞くようになりました。 これは、 「会社の事務所に行かないと、仕事に身が入らない」 という旧来の常識に対するアンチテーゼです。 既成の常識をわざわざ、あえて否定するために、声高に言われている印象があります。というか、強調され過ぎています。 べつに「だから、テレワークはダメなんだ。オフィスに帰れ」と言いたいのではありません。 何事にも表とウラがあって、それら

          場所を変える「締め切り」効果

          作品の品質とプロモーション

          作曲している友人が、同業者とマーケティングについて情報交換をしていたら、居合わせた作曲家志望の少年に、 「さっきから、おじさんたちは、マーケティングの話ばかりだ。作曲の話をしていない。きたない大人だ」 と言われたそう。友人は自己嫌悪に陥ってましたが、いいと思うんです、マーケティング。 「作品をつくることと同じぐらい、マーケティングって面白いんだよ」って少年に説明できたらいいなと。 「収入がないと、創作活動を続けられなくなるぞ」という、脅迫なのか、窮乏の訴えなのか、よく分から

          作品の品質とプロモーション

          翻訳プロジェクトで300万円を募り、3ヶ月で84万円のご支援を頂いた話

          ※このnoteは大河内薫マネリテ戦略室の企画応募記事ですhttps://note.com/monelite/n/n6c872adb7463 佐藤大朗(ひろお)と申します。37歳です。大手系の企業で、経理の仕事をしています。お金のアレルギーを払拭したエピソードを書いて、税理士の大河内先生に買い取って頂こうという企画に参加します。 ※1,000円で買い取って頂けるのは嬉しいですが、1,000円を媒介とすることにより、大河内先生に、私の(少し長い)文章を読んで頂けるという部分に、

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          翻訳プロジェクトで300万円を募り、3ヶ月で84万円のご支援を頂いた話

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