U-NEXTを1週間で解約した話

ある作品が無料で見られるということで、動画配信サービスの「U-NEXT」を契約したんですよ。最初の1ヶ月は無料ということなので、無料で利用をさせてもらいました。
最初に登録するきっかけになった作品、全25話は #UNEXT で見ました。

そのあと、ふっと思うんですよね。無料公開というか、定額で見放題の動画のなかに、いま見たいものがないなと。というか、他の動画配信サービスに比べて、カバーしている範囲が狭いのではないかと。
※動画配信サービスじたい、契約して使ったことがないので比べたことがありませんが、なんとなく、アマゾンプライムのほうが多そうだなか。

ネットが発達した時代、すべてのサービスを横並びに比較可能ですから、要するに、「いちばん安く、いちばん多くの動画を見られるサービス以外、全部ゴミ」なんですよね。
U-NEXTは、おそらく、これには当てはまらない。そういえば、映画ファンとかが口にするのは、アマゾンプライムか #Netflix であって、U-NEXTなんて聞いたことがないですもんね。
もしかしたら、「いちばん安く、いちばん多く」以外に、なにかぼくらに届けたいメッセージというか、サービスの特性があったのかも知れませんが、届きませんでした。

まだ無料で使用できる期間が3週間残っていますよ!いま契約を解除すると、無料での利用期間も終わってしまいますよ!っていう、警告のようなものも出ましたけど、要らないっす。
べつに、このままダラダラ登録解除を忘れて、初月の2000円だけでも、サラッと徴収しようとしているのかな?とか、そんな、スマホ・アプリ・サギみたいなことを、狙っているとは言いますまい。せめて好意的に解釈するならば、使い続けているうちに習慣化して、契約更新をし続けてくれないかな?という作戦なのかな、そういうことにしておこうかな、と思うんですが、
見たいかも知れない動画を検索しても、ぜんぜんヒットしない、公開されていないサービスのユーザーである理由は、2週間目にして、もはやないんですよ。

あと、U-NEXTを実際に利用して思ったんですが、有料動画が多すぎ。ていうか、メインコンテンツは、有料動画ですよね、これ。それが、透けて見え過ぎです。
収益構造として、「無料配信もあるけれど、1本500円の有料動画(おもに最新の映画など)を見てね」というのは、分かるんですよ。
しかし、月額2000円の定額利用料を払って、「呼び水」である古い作品を見放題にする代わりに、1本500円などの割高なレンタルビデオの営業をかけられる、というのは、全然気持ちがいいものじゃないです。
だったら、作品数をものすごくたくさん揃えておきます、無料動画はありません、しかし、レンタルビデオ店なみの利用料を、動画ごとに払ってくださいね!というのほうが、よほどスッキリする。

もしかしたら、アマゾンプライムもNetflixも、ほとんど同じで、「動画数がそもそも少ない、定額で見られる動画がほとんどない、有料の動画が割高」という状況なのかも知れませんが、
だとしたら、ぼくが U-NEXTとご縁が無かったのではなく、当今の動画定額配信サービスとご縁がなかったというだけなので、べつに構わないっす。この世に存在しないサービス(つまり、提供者が採算が取れないと思っているサービス)ならば、求めません。ぼくが使いたいから、なんとしてでも、サービスを提供してくれ!なんて、ムチャなことは言いません。

ともあれ、無料期間を3週間残して、U-NEXTの契約を解除した話でした。