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Thanks MAG

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みなさまの大切なnoteに私のイラストを選んでいただきありがとうございます。感謝の気持ちをマガジン掲載という形に変えさせていただきました。(#komekoarts イラスト登録中)
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#エッセイ

5月の終わりの、贅沢。

5月のカレンダーにすべて✕がついた。 これは毎日家で確認するための、どちらかというと行動すべき事柄を書き込んだもの。 自分の手帳には、より細かな予定を書き込んでいる。 仕事の予定とか、休みの日に行きたいイベントのスケジュールとか。 5月も無事終わり…とこちらを確認して、ハッと気付く。 あ…あぁぁ… 見に行きたいと思っていた映画、もう終わってる… もともと2週間限りの上映、しかも1日1回なので、振り返ってみても、予定合わせられなかった…とあきらめの呟き。 まだ先だと思っ

いらないもの、いるもの

たまには心の模様替えも必要だし 頭の中の大掃除も必要。 そういうわけで、私は時より整理している。余計なものを退かしたり、溜まった埃を拭ったりして。すると本当に必要なものだけが残っていくんだ。案外いらないものばかりが入っていたことにも気がつく。そうして「もっともっと良く生きること」よりも「生活」を愛したほうがいい。と、そういうことがわかる。 というのもやっぱり。この時代は目の前の大切なことがずいぶん蔑ろになってしまうものだなぁと。いつも見張られているみたいな気苦労もあるし、

Solid stone

I haven’t recently been getting enough sleep, and I think it’s because I tend to overthink things. I feel like in Japan, people tend to stick to age. You know, we put huge emphasis on it. Someone persists; ‘People should get married, have a

なりたいものになった、そのあと。

私はずっとデザイナーになりたかった。前職ではそれが叶ったのに、辞めた。なったあとのことをまったく考えていなかったからだ。   いまは、あらためてデザイナーとして働くために職探しをしている。前職と違うのは、制作会社ではなくて、事業会社にいきたいということだ。  人生にはいろんなフェーズがあって、なりたいものに向かってめざしている最中の人も、なったあとにこれからどうしようと悩んでいる人もいると思う。そんな人たちの隣で同じく悩んでいる私のことを、ここに書いておこうと思う。 始まり

何色が好きかと聞かれたら

くすみカラーについてのエッセイで書いたとおり、好きな色が定まらない(基本的にぜんぶ好き)。暖色も寒色も、濃淡どちらに突きぬけていても好き。でも昔はどうだっただろう。 幼い頃はピンクが好きで、女の子!って感じの色合いに惹かれていたと思う。高校生くらいまでパステル系がなんとなく好きだったはず。流行りというやつ……? 大学生になってから原色っぽいのにもちょこちょこ目を留めるようになった。見る色の範囲が広がったのはたぶん、大学に行くときの私服を考えなきゃいけなくて、いとこからのおさ

米が美味しい

ひとり暮らしを始めたときに買った炊飯器が壊れた以来、鍋でご飯を炊いていた。 買いなおせば良かったが、その頃に読んだ本に土鍋でご飯を炊いている話をが書いてあった。 ご飯って炊飯器を使わなくても炊けるんだ!と衝撃を受けた私は、早速真似をしようとした。 土鍋は家にないが、鍋なら家にある! 試しに鍋で炊いてみたら普通に炊けた。 水の加減で米が固くなったり、柔らかかったりするが、普通に食べれる。 そんなに味にこだわってる訳ではない。 お腹が膨れたらオッケー!! 私は毎日ご飯を炊く訳では

娘に教えられたこと

むやみに助けない、ということ。 先日、娘がソファによじ登ろうとしました。 びっくりしましたね。ソファにつかまって立っていたら突然登ろうとしましたよ。 しかしそう簡単にはいかない。泣きながらがんばっています。 ここで私は迷いました。 手助けをするか、ただ見守るか…。 体を持ち上げるのを手助けをしたら娘は登れるでしょう。 それで娘は満足するのか? でもこのまま見ているだけなのか? ずるっと滑って…。 悩みましたが我慢して娘を見守りました。 (すぐに助けられるよう身構えてい

陶酔のショコラを、再び。

この冬いちばん、ぐっと冷え込んだ朝。 始業式を迎えた兄弟は、朝からさっそくなんやかんや騒いだあげく、ようやく家を出る。 長男が、いってきます、と玄関のドアを開けて一歩踏み出し、さむっ!!と思わず後ずさってドアを閉めたほどの寒さだった。 私はそれから、よーいドン、で久々のしんと静まった部屋の掃除を開始し(特にこたつ周辺…)、布団カバーやシーツをはがして2回目の洗濯する。 ここ最近、嫌な夢をよく見るのです。 今日なんて、ハッと夜中に目が覚めたら全身汗びっしょりで、夢の内容よ

清々しい気持ちになる、部屋づくり。

数年ぶりに、我が家にソファを招き入れました。 スッキリと暮らしたい。 そんな理由から、家具を買うことに、ためらいを持っていました。なのに、無性にソファが欲しくなってしまったのです。しかも「これ、いい!」と思えるソファに出会ったしまった。 数週間考えたのち、「1シーターソファだし、買ってしまえ!」と。 そのソファが昨日届き、ワクワクしながらダンボールを開封。「サイトの写真で見た通り、素敵なソファだ」と組み立てていく。 座面・背面・土台が分解できるモノなので、移動も楽々

危ない橋の手前で

危ない橋を渡る手前で、そっと引き留めてもらった。 危ないよって教えてもらうまで、どう危ないのか具体的にはイメージできていなかった。 ちょっと危ないけどまぁどうにかなるかくらいの軽い気持ちだったので、やっぱり先を見通す力が弱いなぁと反省。 リスクをとること、身を守ること。 後ろ盾のない身分である以上、ここのバランスを見誤ると大変なことになる。自分の何気ない言動に、責任がついて回るということを忘れかけていた。 いつだってそう。 大きな事故はちょっとした気の緩みから起こるものだ

素朴なことばに勝るものはない気がする

次女(6歳)が口のまわりをバターでべとべとにしながら興奮している。大好きなマドレーヌとフィナンシェをじいじが持ってきてくれたのだ。 昨日、長女が発熱したとのことで、迎えを要請する幼稚園からの電話が入った。あわてて迎えに行き、元気でぴんぴんしている次女もついでにピックアップ。 小児科で長女を診てもらったところ、インフルエンザもコロナも陰性との検査結果が出た。帰宅してほっとしていると、私の父がお菓子を届けてくれた。 うちの双子の娘たちはアンリ・シャルパンティエが大好きだ。以

抑えるより自分の力で

数年前 ちょうど風邪のひきかけだったので、ドラッグストアにお薬を調達にお出かけしました。 当時はホニャロンとかホニャタックとか 感冒総合薬的なものを使っていたので、同じものを買おうかなぁと 手に取っていました。 何かお探しですか? とにこにこ笑顔の方が話しかけてきました。 白衣を着ているので、どうやら薬剤師さんのようです。 風邪のひきはじめで、いつもの風邪薬をと思い…なんて 経緯を話始めると うん!風邪ね。じゃあこっちがおすすめですよ。 とこれまたはきはきと、漢方

収穫祭に行ってきました🍠

今週末は収穫祭に行ってきました。 収穫されたさつまいもを食べるイベントです。 集合場所に集まると、まず手を消毒。 そして、ビニール手袋をはめて「炭焼きパン」づくりに挑戦しました。 長い木の棒を各自持ち、パンの生地を細長く伸ばして、棒に巻き付けていきます。5才の娘と協力して仕上げました。 完成すると、炭火の近くに棒の先を近づけて焦げないように くるくると回しながらじっくりとパンを焼いていきました。 はじめての体験に大人も子どももワクワク。 15分くらい、じっとパンが焼き

本を読み続けることと、北欧の暮らしに想いを馳せて

最近、気持ちが波のように静かです。 だいぶ、シフト面で気を遣っていただいているからでしょうか。 最初は、申し訳ない、や、周りを気にする気持ちでいっぱいでしたが、今は休める時にはしっかり休んでやるべきことをやろう、と気持ちを少し緩めることができています。 周りの雰囲気と向き合うのではなくて、今の自分の気持ちと向き合う。 そう思えたのも、この本を読んだからかもしれません。 北欧大好きで、どんどんやりたいことを叶えていく 週末北欧部のchikaさん。 前作まで、私は「こん