駒草出版

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東京~秋葉原にある版元です。刊行物関連の企画のほか、面白いオリジナル企画を 考えて発信していきます。公式:https://www.komakusa-pub.jp/ Twitter: @komakusapub

マガジン

  • ラジオといるじかん

    はんこ作家、エッセイストのあまのさくやさんによるラジオにまつわる連載です。

  • こまくさweb

    駒草出版のウェブマガジン、こまくさwebです。新刊、そして既刊の関連記事やためし読みのほか、オリジナル記事も展開予定です。

  • マカロンタロットで学ぶタロットと西洋占星術

    こまくさWebの連載企画。『マカロンタロットで学ぶタロット占い』(駒草出版)の著者の加藤マカロンさんが、タロットと西洋占星術との関わりについて、わかりやすく説明します。

  • 本と食と私

    ライターの田中佳祐さんと双子のライオン堂書店の店主・竹田信弥さん2人による連載「本と食と私」。毎回テーマを決め、そのテーマに沿ったエッセイを、それぞれに書いていただきます。

  • ブラックカルチャーを探して

最近の記事

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「こまくさWeb」はじめました。

駒草出版はnote内に、「こまくさWeb」というウェブマガジンをはじめました。新刊および既刊の関連記事を中心に、オリジナル企画も展開予定。このページを通じて駒草出版を知っていただけたらうれしいです。 スタートしたばかりの現在は、7月31日発売の『ナイツ午前九時の時事漫才』のためし読み、『マカロンタロットで学ぶタロット占い』の著者、加藤マカロンさんによる占いエッセイ、そして『フライデー・ブラック』にインスパイアされたブラック・カルチャーについての連載初回を掲載しています。

    • 「ラジオといるじかん」Vol.9 『ハライチのターン!』組の恋バナ

      夕方、スマホが2回鳴った。ほぼ同時に、友人からメッセージが来ていた。二通とも同じ内容について知らせるもので、一通には「事件です」というコメントとともに、あるニュースのURLがついていた。仕事の疲れでうたた寝をしていて、薄目で見た先には「ハライチ岩井、結婚」とあった。寝ぼけ眼で見た「19歳」「年の差電撃婚」のキーワードも睡魔に勝ることはなく、数時間後目を覚ましてから改めてニュースを見ても、驚きはあれど妙に落ち着いた気持ちだった。 Xで岩井さんのアカウントを見ると、「発表があり

      • タロットと西洋占星術のリンク⑰~小アルカナ(ソード・エース〜ソード・7)

        皆さまこんにちは。 急に寒くなり、身体が気温の変化についていくのが大変ですが、ある知人が昼寝をしていたら低体温症になり救急搬送されたと聞いてびっくり・・・考えてみたら11月に入っても半袖で過ごしていたこと自体、おかしいですよね(゚Д゚)。ここへ来て急に寒くなり、やっと冬らしい季節になったという感じですが、秋を通り越していきなり冬・・・皆さまも体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。 さて、今回で17回目の「タロットと西洋占星術のリンク」は前回のカップに続いてソードに対応する星座

        • 「本と食と私」今月のテーマ:音楽―天空の音楽が聞こえる

          天空の音楽が聞こえる 文:田中 佳祐  音楽は人間のためのものだけではない。  鳥はコミュニケーションのために歌うし、犬やネズミも音楽に合わせてダンスをすることができる。そして、想像上の生き物たちも音楽を好む。  絵画に描かれる天使たちが、楽器を持って演奏している姿を見たことがあるだろう。では天使たちはどのような旋律を奏でているのだろうか?    岡田温司の『天使とは何か』(中公新書 2016年)には、天使と音楽の関係について書かれた章がある。本書では天使が神と人間の橋渡

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        • 葬儀屋さんに聞く、お葬式について知りたいことあれこれ
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          タロットと西洋占星術のリンク⑯~小アルカナ(カップ・8〜カップ・キング)

          皆さまこんにちは😊ようやくいろいろな難題を乗り越えて💦アマゾンにてマカロンタロット正規版、ヴァージョン4が発売開始されました。大変、大変お待たせ致しました。 前回もお伝えしましたが、箱、カード裏面のデザインをちょっぴり変更したり、ミニガイドブックのページ数が増えたりなど、ヴァージョン3との違いを探してみてみてください!! 初めて正規版を手に取って下さる方、シャッフルの滑りなど楽しみつつマカロンタロットを桃太郎のお供ならぬ(笑)、リーディングのお供としていただけたら嬉しいです。

          タロットと西洋占星術のリンク⑯~小アルカナ(カップ・8〜カップ・キング)

          「本と食と私」今月のテーマ:音楽―無反省なケチャップと、僕

          無反省なケチャップと、僕 文:竹田 信弥  ケチャップはハインツと決めている。ケチャップだけはハインツにしてくれ、と家族にお願いしている。他の調味料でメーカーを決めているものはない。ハインツのケチャップは酸味が強くスパイシーで、それだけで存在感がある。それじゃ調味料としては使いづらそうではないか、と言われそうだが、いやいや、縁の下の力持ちのような調味料ばかりでは面白くない。食材をより輝かせつつ自分の存在も主張する、そんな調味料もあっていい。食事が一段と賑やかなものになる。

          「本と食と私」今月のテーマ:音楽―無反省なケチャップと、僕

          「ラジオといるじかん」Vol.8 平日休みに聴くラジオ

           平日に休みをとった。通常、自分が出勤しているべき時間に家にいるというのはなんとも言えないうれしさと、背徳感がある。そんな日は、朝からラジオを聴きたい。勤め仕事についている今はなかなかラジオをつけっぱなしというわけにいかず、最近はタイムフリーで好きな番組をさかのぼって聴くのが当たり前になりつつある。だからこそ平日の日中にリアルタイムで聴くラジオに特別感を感じるようになった。  最近の朝のおともである『パンサー向井の#ふらっと』(TBSラジオ)を、今日はリアルタイムで聴ける!

          「ラジオといるじかん」Vol.8 平日休みに聴くラジオ

          「本と食と私」今月のテーマ:乗り物―乗り物酔いとペンシルパズル

          乗り物酔いとペンシルパズル 文:田中 佳祐  私は乗り物酔いがひどくて、エンジンのついている乗り物は大抵苦手だ。乗り物の中で本を開こうものなら、一瞬にして酔ってしまう。バスや電車で本を読んでいる人を見るたびに、羨ましいなと思っている。  そんな私が、長距離移動をするときに持っていく本がひとつだけある。「ペンシルパズル」の本だ。飛行機に乗る時に、この本を持ち込むのだ。当然のことながら飛行機でも気分が悪くなってしまうが、どうしてもこれだけは止められない。  ペンシルパズルとい

          「本と食と私」今月のテーマ:乗り物―乗り物酔いとペンシルパズル

          タロットと西洋占星術のリンク⑮~小アルカナ(カップ・エース〜カップ・7)

          皆さまこんにちは😊 長らく欠品していましたマカロンタロット正規版デッキが9月末に印刷を終えて仕上がってきます!! 大変お待たせ致しました。 箱、カード裏面のデザインをちょっぴり変更したり、ミニガイドブックのページ数が増えたりなど、ver.4として10月初旬発売予定です。初心者からプロの方々にも実践で使って頂くタロットカードとして、今後ともマカロンタロットをどうぞよろしくお願いいたします!! さて、15回目の「タロットと西洋占星術のリンク」は、前回のワンドに続いてカップに対応

          タロットと西洋占星術のリンク⑮~小アルカナ(カップ・エース〜カップ・7)

          「本と食と私」今月のテーマ:乗り物―賢治を追い求めて~卒論旅行と想い出の食

          賢治を追い求めて~卒論旅行と想い出の食 文:竹田 信弥  大学時代に、宮沢賢治を追いかける旅をしたことがある。  卒業論文からの逃避だ。提出期限も差し迫った頃だった。テーマの宮沢賢治についての資料をたくさん読み、読めば読むほど、何を論じればいいのかわからなくなってしまった。このままでは卒業できないと、教授に相談したところ、アドバイスは、書けない時はゆかりの地に行ってみると作家の目を獲得できることがある、ということだった。なるほど、じゃあ賢治の住んでいた岩手県花巻市(賢治風

          「本と食と私」今月のテーマ:乗り物―賢治を追い求めて~卒論旅行と想い出の食

          「ラジオといるじかん 」Vol.7 「聴くラヂヲといるじかん」

           耳が空いている時間はたいてい、ラジオと一緒にいる。当たり前のようにかけていて、一字一句逃さないように耳を澄ましているわけでもないが、たまに強く残る言葉がある。この日は、和田ラヂヲさんが低音ボイスでつぶやいたそんな疑問が耳に残った。  ああ。着地点含め、どうでもいい。なんてことのない会話だ。コシヒカリ。お米も、それを原料にしたせんべいだって人生で何度となく食べてきたのに、私は「コシヒカリがどういう意味か」を考えてこなかった。その後続いた話題「ひとめぼれ」の名前は公募で決まっ

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          「本と食と私」今月のテーマ:道具―お茶碗でコーヒーを

          お茶碗でコーヒーを 文:田中 佳祐  フランス文学者の安藤元雄が『フランス詩の散歩道』という本を書いている。フランスの詩人たちの作品を原文と共に紹介した一冊である。  私はこれを遠方に引っ越してしまった友人から貰った。本を開いて最初に出会うのは、ジャック・プレヴェールの作品だ。  安藤は詩の解説で、こんな作品の楽しみ方を提案する。  私にはこの詩を味わう前に気になることがあった。それは安藤が翻訳した「茶碗」という言葉だ。現代の言葉遣いでいえばコーヒーカップのことを指し

          「本と食と私」今月のテーマ:道具―お茶碗でコーヒーを

          「本と食と私」今月のテーマ:道具―僕と茶道と千利休

          僕と茶道と千利休 文:竹田 信弥  『本覚坊遺文』(井上靖著 講談社 1981年)という本がある。    謎とされている千利休の死の真相に史実と虚構をまぜて迫っていく井上靖の小説だ。千利休の弟子の本覚坊が、利休の死後、ゆかりのある人との会話を通して利休がなぜ秀吉に切腹を命じられたのか、そしてなぜそれを受け入れたのかの答えを探していく。本覚坊が己に語りかけるような形式であり、語り口が軽く読みやすい。  本人不在の中で浮かび上がらせる茶の湯や利休の実像。他者の声ゆえ、よりリア

          「本と食と私」今月のテーマ:道具―僕と茶道と千利休

          タロットと西洋占星術のリンク⑭~小アルカナ(ワンド・8〜ワンド・キング)

          こんにちは。今年のお盆は台風🌀と重なり、計画の変更、移動が大変だったかと思います(+_+)。私は気圧の問題なのか耳が詰まったような感じになり、最近の天候に身体がついていくのが大変💦と思いながら耳鼻科で診てもらったところ、米粒より小さい何かが鼓膜にくっついてたようでエア吸引で取り出してもらい、耳の詰まりは治りました。気圧の問題ではなかったようですが^^; 気圧による不調、皆さまにおかれましてはくれぐれもご自愛ください。 さて、14回目のタロットと西洋占星術のリンクは、前回のワ

          タロットと西洋占星術のリンク⑭~小アルカナ(ワンド・8〜ワンド・キング)

          「本と食と私」今月のテーマ:未来―未来人へお願い!

          未来人へお願い! 文:田中 佳祐  小松左京は日本を代表するSF作家だ。彼の一番有名な作品に『日本沈没』(光文社カッパ・ノベルス 1973年)という小説があって、映画やドラマなどで何度もリメイクされている。  小松左京は生涯で多くの小説や評論を書いており、現代に生きる私たちでも読みたくなるような名作がいくつもあるので複数の出版社から傑作選が出ている。  その中で私が好きなものは、河出文庫から出ている『小松左京セレクション2:未来』(2012年)だ。編者は批評家・作家の東浩

          「本と食と私」今月のテーマ:未来―未来人へお願い!

          「ラジオといるじかん 」Vol.6 #ふらっとに、いつもの朝を

           色々な朝がある。スッキリと爽やかに起きる朝もあれば、前日の疲れを引きずる朝や、今日も大変な一日だと思わず身を固くしてしまう朝もある。  仕事や学校に向かうまでの朝の時間、みなさんはどんなふうに過ごされているのだろう。顔を洗い身支度をして、朝ごはんの支度をする間に、音楽をかけるか、朝ドラを見るか、Youtubeを見たりもするのだろうか、そんな余裕はないのだろうか。私は最近、もっぱらTBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』(以下:#ふらっと)を聴いている。    フリーランス

          「ラジオといるじかん 」Vol.6 #ふらっとに、いつもの朝を