「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」発起人会

「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」発起人会

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次年度大学入学共通テスト「国語」の問題作成方針に関する見解

 2020年2月6日、先日(1月29日)の文科省発表「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱の見直し」を受けて、本発起人会としての「見解」を文科大臣宛に提出いたしました。その後、本会から島村が記者会見に参加、「見解」を発表いたしました。  1月に発足した「大学入試のあり方をめぐる検討会議」での徹底した議論を俟たずに「問題作成の基本的な考え方」を固定化させてしまうことには、強い違和感を覚えます。  一連の議論で問われたことは、いたずらに理念ばかりが先行し、現

    • 「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」メディア掲載情報(6)

       本「緊急声明」と発起人のメディアを通じた発信について、アーカイブしておきます。12月23日(月)文科省にて「入試改革を考える会」と同道、文科省に本発起人会としての「声明」を提出、発起人会メンバーの紅野が記者会見に参加しました。  当日の様子を『朝日新聞』オンライン版が報じていますので、ここに掲げておきます。  2020年度から始まる大学入学共通テストについて、「入試改革を考える会」(代表=大内裕和・中京大教授)は23日、実施見送りを求める声明文を文部科学省に提出した。賛同

      • 「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」メディア掲載情報(5)

         本「緊急声明」と発起人のメディアを通じた発信について、アーカイブしておきます。「現代ビジネス」2019年12月24日付けで、木村「迷走する「共通テスト」、記述式見送りだけでは解決しない「国語」問題 〈志〉の身ぶりとその内実」が配信されました。問題の本質に迫るクリスマスプレゼントならぬ、クリスマスの「宿題」ですね! ▼大学入学共通テストと「新学習指導要領」の関係について 「主体的・対話的で深い学び」――だから対話文? ってあまりにも浅薄。。。 「主体的・対話的で深い

        • 「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」メディア掲載情報(4)

           本「緊急声明」と発起人のメディアを通じた発信について、アーカイブしておきます。管理人の怠慢で少し遅くなってしまったのですが、『福井新聞』(2019年12月18日)、『毎日新聞』福井版(同日)で本発起人会の木村のコメントが紹介されました。  『福井新聞』は入試「改革」問題では一貫してがんばってくださっています。ありがとうございます! ▼「生徒困惑「全部決めて」-共通テスト記述式見送り-歓迎表明も不信感・大学側は苦言、いら立ち」 (『福井新聞』2019.12.18付) (前

        次年度大学入学共通テスト「国語」の問題作成方針に関する見解

          「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」メディア掲載情報(3)

           本「緊急声明」と発起人のメディアを通じた発信について、アーカイブしておきます。引き続き、12月17日の文科相会見を受けた記事の中で、本発起人会の紅野・木村のコメントが紹介されています。 ▼「共通テスト「記述式見送り」でも問題は山積 強行を繰り返させてはいけない」(『AERA dot.』[オンライン限定記事]2019.12.17 15:14)*石田かおる記者による記事の抜粋です。 「「国語教育の危機――大学入学共通テストと新学習指導要領』の著者で、共通テストの国語について

          「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」メディア掲載情報(3)

          「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」メディア掲載情報(2)

          本「緊急声明」と発起人のメディアを通じた発信について、アーカイブしておきます。12月17日の文科相会見を受けたコメントです。 ▼「記述式導入は「中止を」、紅野・日大教授語る失敗の原因」(『朝日新聞デジタル』2019年12月17日20時32分配信)https://digital.asahi.com/articles/ASMDK65J8MDJUTIL078.html?pn=4 *記事からの抜粋 「受験者が50万人にも上る試験で、きちんと記述式問題を作れば、採点の正確さや公平

          「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」メディア掲載情報(2)

          「共通テスト記述問題導入延期に伴う声明」を発表します

           萩生田光一文部科学大臣による「大学入学共通テスト」記述問題導入中止の記者会見(2019年12月17日)を受け、「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」発起人会としての声明をとりまとめました。  これからも、この問題に関心を持ってくださった多くの方々と力を合わせ、より公平・公正な入学試験のあり方について、「国語」教育の理念やあるべき姿をめぐって、議論と取り組みを進めてまいります。  本声明に関する問い合わせは、下記の発起人会メールアドレスまでお寄せくだ

          「共通テスト記述問題導入延期に伴う声明」を発表します

          「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」メディア掲載情報(1)

           本「緊急声明」と発起人のメディアを通じた発信について、アーカイブしておきます。 ▼2019年12月5日 『福井新聞』:「記述問題「混乱生じる」大学入学共通テストで県立大・木村教授ら」 (省略部分) 「(中止)する以外にない」と声を上げた。  同じ思いを抱く早稲田大、日本大などの教授4人とともに11月28日から「共通テスト『国語』における記述問題の導入中止を求める緊急声明」と称し、ネット上で署名活動を始めた。4日現在で大学や高校の教員、生徒らから1500件を超える署名が集

          「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」メディア掲載情報(1)

          「共通テスト「国語」における記述問題導入中止を求める緊急声明」コメント集(3)

           2019年11月28日(木)~12月5日(木)に行った署名活動には、署名とあわせて、800通を超えるコメントが寄せられました。いずれのコメントも、この問題への深い理解と教育に対する真摯な問題意識に貫かれたもので、「発起人だけで共有するのはもったいない」と感じるものばかりでした。ごく一部ではありますが、代表的なものを抜粋し、ご紹介いたします。  個人情報が特定されないよう配慮したつもりですが、コメントの削除を希望される方は、発起人会メールアドレスまでご連絡ください。   

          「共通テスト「国語」における記述問題導入中止を求める緊急声明」コメント集(3)

          「共通テスト「国語」における記述問題導入中止を求める緊急声明」コメント集(2)

           2019年11月28日(木)~12月5日(木)に行った署名活動には、署名とあわせて、800通を超えるコメントが寄せられました。いずれのコメントも、この問題への深い理解と教育に対する真摯な問題意識に貫かれたもので、「発起人だけで共有するのはもったいない」と感じるものばかりでした。ごく一部ではありますが、代表的なものを抜粋し、ご紹介いたします。  個人情報が特定されないよう配慮したつもりですが、コメントの削除を希望される方は、発起人会メールアドレスまでご連絡ください。   

          「共通テスト「国語」における記述問題導入中止を求める緊急声明」コメント集(2)

          「共通テスト「国語」における記述問題導入中止を求める緊急声明」コメント集(1)

           2019年11月28日(木)~12月5日(木)に行った署名活動には、署名とあわせて、800通を超えるコメントが寄せられました。いずれのコメントも、この問題への深い理解と教育に対する真摯な問題意識に貫かれたもので、「発起人だけで共有するのはもったいない」と感じるものばかりでした。ごく一部ではありますが、代表的なものを抜粋し、ご紹介いたします。  個人情報が特定されないよう配慮したつもりですが、コメントの削除を希望される方は、発起人会メールアドレスまでご連絡ください。   

          「共通テスト「国語」における記述問題導入中止を求める緊急声明」コメント集(1)

          「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」活動の記録(3)

           本「緊急声明」に関する各社の報道です。情報を確認次第、追記します。 ▼日刊スポーツ 2019年12月6日 18:22配信  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191206-12060739-nksports-soci ▼朝日新聞 2019年12月6日 21:02配信  https://www.asahi.com/articles/ASMD6651NMD6UTIL06Y.html                     (2019

          「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」活動の記録(3)

          「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」活動の記録(2)

          https://note.com/konokensuke/n/nc148155b8ec5から転載します。 【呼びかけ文】  2020年度より実施予定の大学入学共通テストについては、すでに「英語」の民間試験導入が延期されることになりました。しかし、「国語」と「数学」では、依然として記述問題が導入される予定です。現行案のまま導入することは、きわめて危険で大きな混乱を生じると考えます。 2020年度より実施予定の大学入学共通テストについては、すでに「英語」の民間試験導入が延期さ

          「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」活動の記録(2)

          「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」活動の記録(1)

           2019年12月5日(木)「入試改革を考える会」記者会見  この記者会見で、発起人のひとりである木村のコメントが代読されました。文面は以下の通りです。                       福井県立大学 木村小夜  新しい入試制度に対する様々な懸念に対して、萩生田文部科学大臣はこれまで「受験生の不安を解消するよう努めていく」といった内容の答弁を繰り返しています。しかし、先月末の国会では、民間業者の採点体制の致命的な不備、試行テストでの採点の杜撰さ、業者に厳

          「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」活動の記録(1)

          「共通テスト「国語」における記述問題導入中止を求める緊急声明」へのご協力・ご支援ありがとうございました

           2019年12月6日(金)文部科学省に、「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」と賛同者の署名リストを提出しました。  わずか1週間という短い期間で、2139筆(12月5日(木)23:59〆切)もの署名をいただくことができました。署名に付されたコメントも800を超えています。多くの方から、大学入試の公平さ・公正さ、公教育の民営化への危機感、教育の未来に対する懸念など、じつに多様で重要なご意見を頂戴いたしました。  なお、今回いただいた署名と所属のみ

          「共通テスト「国語」における記述問題導入中止を求める緊急声明」へのご協力・ご支援ありがとうございました