「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」メディア掲載情報(4)
本「緊急声明」と発起人のメディアを通じた発信について、アーカイブしておきます。管理人の怠慢で少し遅くなってしまったのですが、『福井新聞』(2019年12月18日)、『毎日新聞』福井版(同日)で本発起人会の木村のコメントが紹介されました。
『福井新聞』は入試「改革」問題では一貫してがんばってくださっています。ありがとうございます!
▼「生徒困惑「全部決めて」-共通テスト記述式見送り-歓迎表明も不信感・大学側は苦言、いら立ち」 (『福井新聞』2019.12.18付)
(前略)国語での導入中止を求めてきた県立大の木村小夜教授(56)=近代日本文学=は「本来なら変更後の傾向がどうなるのかプレテストで受験生に示すべきだが、その時間もないだろう」と苦言を呈した。萩生田文科相が「見送り」にとどめ、新設される検討会議で導入方法を探る考えを示したことについても「すでに各大学で記述式が出題されているのに、なぜそれほどまでに共通テストへの導入にこだわるのか」と問題視した。17日、大学教授4人とともに、抜本的な中止を求める声明をネット上で公開した。
▼「記述式見送りを木村教授が評価-共通テスト」(『毎日新聞』福井版。2019.12.18付)
(前略)文部科学省が大学入学共通テストでの記述式問題(国語・数学)の導入見送りを17日に発表したことを受け、導入廃止を求めてきた県立大の木村小夜教授(近代日本文学)は「採点体制に不備がある記述式を回避したことで、今の受験生にとっては一安心だと思う」とコメントした。
一方、共通テストでどのような形式の問題が出題されるかについては「受験生への情報が今の段階で出ていない」と述べ、速やかで十分な情報発信を求めた。
木村教授ら全国の大学教授5人でつくるグループは今月6日、国語への導入中止を求める緊急声明を文科相に提出していた。
今後も、本「声明」に関するメディア情報、発起人の発言などをアーカイブしていく予定です。
▼このページににかんする問い合わせは、下記の発起人会メールアドレスまでお寄せください。
kokugostop2019[*]protonmail.com →[*]を@に変えてください
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