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「共通テスト「国語」における記述問題の導入中止を求める緊急声明」メディア掲載情報(2)

本「緊急声明」と発起人のメディアを通じた発信について、アーカイブしておきます。12月17日の文科相会見を受けたコメントです。


▼「記述式導入は「中止を」、紅野・日大教授語る失敗の原因」(『朝日新聞デジタル』2019年12月17日20時32分配信)

https://digital.asahi.com/articles/ASMDK65J8MDJUTIL078.html?pn=4

*記事からの抜粋

「受験者が50万人にも上る試験で、きちんと記述式問題を作れば、採点の正確さや公平性を保つことはできない。採点しやすい、しかし、能力測定として効果のない問題をむりやり導入し、受験生がそれに向けた「トレーニング」をするようになれば、総体として国語の能力低下を招くことになる。

 導入賛成派は、どんな記述式問題でも、入試に入れれば能力がアップするような錯覚にとらわれているが、素人の判断で日本の教育をあやまるべきではない。」

「記述式を採り入れたいのであれば、文科省は、巨大化したセンター試験方式ではなく、旧来のAO入試や推薦入試などで出題するよう促せばいい。2次試験で記述式を課していない大学があれば、積極的に課すか、入学前教育などの充実でカバーするように指導すればいい。

 そもそも、センター試験を変えることで高校の教育内容を変える、という発想が失敗の原因だ。教員自身も学ぶ機会が十分にとれるよう、人と予算を手当てすることや、経験や能力の違いで教え方に大きな差が生じないよう指導の体系化を図るなど、国語教育の底上げのためにとるべき方策はいろいろある。(聞き手=三島あずさ)」


 今後も、本「声明」に関するメディア情報、発起人の発言などをアーカイブしていく予定です。

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 kokugostop2019[*]protonmail.com →[*]を@に変えてください



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