仕事で重要なことを任されると、緊張して体が強張ってしまう。【カウンセリング事例】
「心のストレッチルーム」前田泰章です。
当ルームのカウンセリングは、話を聴くだけではない問題解決型です。
📢このnoteでは、日本はさほど主流ではない「問題解決型カウンセリング」をより多くの方に知ってもらいたく、情報発信をしています。
✔️今回は、仕事で何か重要なことを任されると、緊張して体が強張ってしまう男性会社員のカウンセリング事例をご紹介します✏️
★痛恨のバトンミス
健司さん(仮名)、30代会社員
【免責事項】個人の感想であり効果効能を保証するものではありません。
健司さん(仮名)は、仕事で何か重要なことをする時になると、緊張して体が強張ってしまうので困っていました。
彼は、そんな時、高校時代の400Mリレー(陸上)でバトンミスをした場面を思い出しているのだそうです。
関東大会決勝戦、これに勝てば、初優勝。インターハイ出場が果たせる大事な場面でした。
彼は、第4走者。第3走者までは、絶好調の走りでトップ。
しかし、彼のところでバトンを落としてしまったのです。
今まで一度もバトンミスはなかったのですが、大切な場面で失敗してしまい、最下位になってしまったのです。
人一倍努力していた彼を誰も面と向かっては、責めはしませんでした。
けれど彼の中では、その日のことが今でも頭にこびりついて、重要な場面になると、「失敗したらどうしよう?」と体を硬直させてしまっていたのです。
彼はNLP(神経言語プログラミング)で、その出来事を次のように書き換えました。
400Mリレーでバトンミスして最下位になった事実はそのまま。
1600Mリレーで優勝して、インターハイに出場するというように書き換えたのです。
私は彼に「なぜ、バトンミスがなかったように書き換えなかったのですか?」と質問しました。
彼は答えました。「なぜかは、よくわかりません。けれど、失敗しないことよりも、失敗してそれを挽回するように努力することが大切なように思えたのです」
彼を苦しめていたのは、「またあの時のように失敗したらどうしよう」という失敗に対する恐れでした。
それを克服するには「失敗しないようにしよう」とするのではなくて、「失敗したって、挽回できるさ」という気持ちが必要だったのです。
彼はその後、「失敗したらどうしよう」と思うたびに、NLPでその出来事を書き換えました。
そして、「失敗したって、挽回できるさ」と、緊張しないで仕事に取り組めるようになったのです。
▼マガジン登録はこちら
*カウンセリングは、対面またはオンラインでおこないます。オンラインでも対面とほぼ同じことが可能。オンラインのご相談者さんは全体の約4割(2023年~24年)です。
📢問題解決型カウンセリングに興味のある方へ
日本ではさほど主流ではない「問題解決型カウンセリング」にご興味のある方は、以下の問題解決型カウンセリングがよく分かる!スマホですぐ読めるweb書籍にご登録ください。
*web書籍をお読みいただくにはメールレターの登録が必要です。
この記事を書いたひとはこんな人
投稿が少しでも良いと感じたら、スキとフォローをお待ちしています。投稿を続ける活力になりますので!(^^)!
共感してくれた方の投稿も読みたいので、フォローさせていただくこともあります。お気軽にコメントもしてくださいね(#^.^#)