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手関節部の腱鞘炎について

 妊産期は身体にさまざまな不調が起こりやすいですが、特に多いもののひとつに手関節部の腱鞘炎があります。一般的に親指を動かす筋肉の腱(鞘)部分に炎症が起こります。

 主な原因は妊産期のホルモンの影響による手関節の緩みです。その状態で家事や長時間の抱っこなどの負担が積み重なり発症します。

 ホルモンは種類も豊富でそれぞれに多種多様な効果があり、基本的に血液を介して輸送されるので全身的に作用します。
妊娠初期〜産後にかけては骨盤部に限らず全身の関節が緩んだ状態にありますので、不正な関節運動により摩擦が亢進し、関節部に痛みや腫れといった症状が起こり易くなります。
ホルモンは止めるわけにはいきませんので、関節の緩みに対しては普段から関節を締めて安定させるケアが必要になります。

 手関節に関しては、手関節部を包み込むようにやや強めに握って、グーパーグーパーする運動を行なってください(トップ画像参照)。1度に20回程度で構いません。これをまめに行います。この運動で手関節の緩みを軽減させ安定性を高めることができます。
手関節部のストレッチは関節の緩みを強めますので控えてください。また手掌を衝いて体重をかけると痛みが出やすいので、拳を握って衝くようにしてください。

 腱(鞘)部の炎症症状に対しては、氷水でのアイシングが効果的です。氷のうやビニール袋に氷水を入れて冷たくなくなるまで(30分程度)つけてください。
保冷剤でのアイシングは凍傷を起こす恐れがあるので控えてください。1日1回でも構いませんのでやっていただけるとだいぶ違うと思います。

 手関節のサポーターなども関節部の安定性の向上や腱(鞘)部にかかる負担の軽減に一定の効果がありますので、症状の強い時は利用していただければと思います。

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京都市北区上賀茂 古今整体室のつれづれです。 https://www.kokonseitai.com