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古今整体室
2020年8月25日 20:28
炎症の起こっている部位(患部)は熱が貯留しています。そしてその熱により人体の構成物質であるタンパク質が変性します。そのため急性・慢性に関わらず炎症の起こっている部位は、その熱を奪うために氷水で冷却する必要があるのです。昔から慢性の症状(慢性炎症)に対しては温熱を加えた方が良いと考えられ、様々な温熱療法が施されてきました。これは温熱刺激によって痛みを和らげたり、患部の血流を良くしようと考えた
2020年7月8日 16:38
暑い日が続きます。京都では今のところ雨はあまり降っていませんね。先日、京都を拠点に日々お産に寄り添っていらっしゃる海(まある)助産院さんと久しぶりにお会いして、妊産婦さんに対する治療や腹帯の処方・巻き方などについて色々と意見を交換しました。海助産院さんは現在は出張専門の開業助産師さんですが、入院分娩ができ産前産後の方やご家族、地域の方々が集える助産院の建設に向け取り組んでいらっしゃいます。
2020年7月8日 16:35
古今整体室では妊産婦さんやギックリ腰をされた方などにさらしを腰に巻いて頂くことがあります。さらしを巻くことの目的は骨盤(特に仙腸関節)と股関節を締めて安定させることです。骨盤部を安定させることで胎児の安全な生育環境の維持や腰痛の軽減、腰部可動域の増大、姿勢の改善などさまざまな効果があります。さらしの大きなメリットは圧力をかけたい部位とかける圧力の微調整ができることです。また木綿でできてい
2020年7月8日 16:26
人間は恒温動物です。自ら熱を産生しています。 代謝や運動によって生み出された熱は最終的にどこへ行くでしょう? それは体外に排出されています。 人の体は大まかに分けると70%程度が水、あとはタンパク質と少量の無機塩類で構成されています。何故水がそのほとんどを占めるかというと、水は温度変化が少なく体温を一定に保ちやすいからです。人間の体温は大体36.5℃±1です。低温域は25℃位でも生存は可能
2020年7月8日 16:25
緩みや歪み、噛み込みにより正常な運動ができなくなっている関節に対して古今整体室では関節整復処置を施し、状態と動きの改善を図ります。この整復処置ですが、一般的な整体術では関節に対して引っ張りや捻り、衝撃力を加えることが多いのですが、これは正常な関節の可動域を超える動きを強制するもので関節部の破壊に繋がります。ボキボキと音を鳴らす施術がありますが、あれはキャビテーションといって関節腔内の急激な
2020年7月8日 16:23
古今整体室では日々の養生として、また治療の一環として患者さんに歩行をお勧めしています。歩行とは身体に律動的(リズミカル)に荷重をかけることです。〈歩行の主な作用〉①血液循環作用全身の筋肉はそのほとんどが心臓に近い方が広がっていて(多頭)、遠い方が尖っています(単頭)。その形自体がポンプとしての機能を持っており歩行などの運動で筋肉が収縮すると静脈血を心臓に送り揚げる働きをしています
2020年7月8日 16:14
膝関節痛を例として 加齢に伴い悩まされる方が増えてくる膝の痛みですが、その多くは加齢が直接的な原因ではありません。加齢が原因であるのなら、ある一定の年齢に達した方全てに痛みが出なくてはなりません。しかし、年配の方でも膝に全く痛みがないという方もいらっしゃいます。一般的に長期間にわたって膝に体重などの負荷がかかることで膝の状態が悪くなると考えられていますが、これは誤りです。