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田舎出身の平凡だった自分が経営者になったワケ

こんにちは。大谷ここなです。
私は今、「現役高校3年生最後の春休み、七人の賢者にインターンプロジェクト」を行っています。
↓詳しくはこちらをご覧ください。

https://note.com/kokona_otani/n/n364e00a3f0b1

今回、このプロジェクトで後援としてサポートしてくださっている生雲勝之さんにインタビューを行いました。


生雲 勝之 
株式会社Crepity 代表取締役  https://crepity.jp
1994年生まれ。2017年 慶應義塾大学法学部卒業後、日本・インドに支社を持つスタートアップに一人目の社員として入社。組織開発及び営業戦略を担い、2期連続トップセールス&全社MVPを受賞。その後、スタートアップのインキュベーションを行う企業に創業メンバーとして入社。事業開発・コンサル業務に従事し、社内の重要プロジェクトを統括。国内最大級のコミュニティ創出・1万人の学生を集める大規模イベントなどを成功させる。2021年2月、株式会社Crepityを創業。

Q今の仕事について教えてください

今の仕事は大きく分けるとコンサルと教育の2つで、「自分らしさに気づき、自分らしく生きられる未来へ。」というビジョンのもと、自分のやりたいこと、ありのままに気づいて、本質的に求めているものに向かって生きられる環境を作るために働いています。

コンサルでは、相手の企業の課題や目指していくものに対して足りないものを一緒に見つけて、戦略を組んでどう解決するのかという実行部分まで一緒にやっています。プロジェクトチームを組んで、相手のチームと一緒にやったり、場合によっては部長的なポジションとして1部署を任されてやっているかな。一般的な社員と業務委託の違いはなく、会社の1人のメンバーとして会社が発展するために色々動いているっていう感じ。さまざまなドメイン、職種にて色んな経験をできるからその意味ではとても楽しいよ。

Q今の仕事についたきっかけは何ですか?

自分、起業して自分の会社を経営してるけど、一般的な起業家と少し違うなと思っている。元々、「起業しないの?」と聞かれることは多かったけど、自分に起業する意思はなくて、起業っていうのは一手段で、何かの目的を達成するために必要であればしようと思っていたんだよね。でも、とある場の流れで、自分の周りの人を守るために起業せざるを得ない状況になったので起業したかな。

そして、仕事が今の形になったのは、その時、何かしらの手段で生きていく必要があって、ひたすら仕事をかき集めていたらこうなっていたんだよね。

最初は特にだけどなんとかお金を稼いでメンバーを支えなければというところもあり、かなり慌ただしかった。ただ仕事というのは。社会や取引先に価値を返せるかどうかによって、その価値の分、お金で返ってくる仕組みだと思っていて、自分達にできることって何だろうというところをひたすら積み上げていって、なんとか会社のキャッシュが回るようになった。だから一般的な起業家が語るような何か高い目標が最初からあってこうなったっていうより、できることを積み上げていったら今の形になったっていう言い方の方が近いかもしれないな。

Q仕事でやりがいを感じる時はいつですか?

自分のユニークな介在価値が発揮できたと感じられる時だと思う。価値というものは自分達で判断できないものかもしれないけど、その価値が発揮されたと感じる瞬間がいくつかある。

教育でいうと、来てくれる生徒さんに対してスキルとしての英語の勉強や、人生が変わるきっかけを提供してる。そこで生徒さんから「ここに来てよかった」「参加してよかった」という心からの言葉をもらえた時はすごく嬉しいかな。

コンサルの事業でいうと、取引先と一緒に問題を解決していく中で、我々がいてよかったとおもっていただける瞬間や、本当に感謝してくれる、良いフィードバックをもらえる瞬間など、自分が価値を提供できていることを実感できた時が一番嬉しくてやりがいを感じるかな。常に相手ありきだし、一方的に価値を判断しても意味ないからね。

必要とされる価値って日々変わっていく。だからこそ、今必要とされている価値は何か、考え続けないと、同じものを提供しても喜ばれなくなってくる。その中で思考して、それが何とか身を結んだと感じられるのがすごく嬉しいね。

仕事中の生雲さん

Q沢山の事業を両立させるコツはありますか?

3つあるかな。

1つ目は、ちゃんと方向性を決めること。色んな企業や事業がある中で、これはどこを目指しているのか、どの目標・課題を達成するために動いているのかをすごく抽象化してゴールを置いておくことが大事。じゃないと、色んなメンバーが携わる中でバラバラになっちゃうから。

その上で、2つ目は任せること。自分1人でできることなんてめちゃくちゃ小さい。正直、できない領域もたくさんあるし、至らないところもたくさんある中で、1人の工数、出せる力の量って知れてると思ってて。その中でちゃんと適切に任せていくこと、そういった体制を築いていけることはすごく大事だし意識しているかな。

3つ目は、人の発揮できるエネルギーを最大化すること。これは単純に優秀な人間を採用する、優秀な人材に育成する、その人のエネルギーが最大化されるような仕組みを作る、という3つに細分化される。高いエネルギーの人を採用するという、現段階で出せる価値もそうだけど、それを増幅させていかないといけない。だから育成も必要。また、その人が優秀でも、この環境で発揮してくれるかは別問題。だからこそ、その人にとって働きやすい環境って何だろう、その人がやりたいことって何だろうを考えてちゃんと整備してあげることで、その人の力を最大化できると思って意識しているかな。


Q人のエネルギーを最大化する仕組みづくりで意識していることはありますか?

事業体、会社によって最適解は違うので一概に言えないけど、うちの会社って意味で言うと、まず「その人ってどんな人間なのか」を知りにいくことを大切にしてるかな。プライベートも含めてその人が今どんな状況で、どんなことがやりたくて、どんな能力を身につけたくて、どんなことができる人間なのか、どんなことをしている時は負荷がない、みたいな所を知らないと、こっちのエゴで仕事を任せることになってしまう。こっちがやってほしいことと向こうがやりたいことは別なわけで、会社だからある程度やってもらいたいことを任せることもあるんですけど、やっぱり長期的にその人の能力を高めるためにはその人がやりたいことを知っていないとコミュニケーションも取れないし、任せ方も違う。なので、その人のことを常に知りにかかることはしているかな。その人の価値観や置かれている状況は随時変わっていくものでもあると思うので、常にキャッチアップしつつ、それに合わせて仕事を任せられるようにしていくことを大事にしてる。その方が幸せじゃん。

ちょっと若干話は逸れるんだけど、会社って世の中の人を幸せにしたい、世界に価値を提供したいと思ってやってることが多いと思うんだけど、それなのに、内側のメンバーが幸せじゃないってなんか気持ち悪いなと思っていて。自分達が幸せになろうとしていないのに、外に幸せを提供できるの?って思う。もちろん辛い時もあるけど、自分達が幸せに向かえているんだっけとすごく考えるし、メンバーもそうなれるような仕組みづくりをしないといけないなってすごく思ってる。そもそもみんな幸せで働いたほうが良くない?って。

「公私混同」って言葉あるじゃん。仕事は仕事でプライベートはプライベートみたいな。それがダメだみたいな風潮あったりするけどなんか俺それって違和感あって。「Work Life Blance」も同様なんだけど、それらってそんなにざっくり切り分けられないと思っている。人は幸せになるために働いているとすると、仕事をするのはお金のためだけじゃないはずで、仕事をしている延長がプライベートの幸せに繋がってたりする方がすごい良いなと思っている。仕事で得た学びがプライベートで活きるとかもそうかもしれないし、お金を得てそれをプライベートに使うって話もそうかもしれないし、変に混同して私利私欲のために生きるってよりは、ちゃんとそれをした成果がプライベートでも活きるっていう仕組みを作った方が楽しいし働けるよねって。プライベートや自分の幸せを犠牲にしてる感じがしないじゃん。だから俺は公私混同しちゃいけません、みたいな0か100っていう考えで生きるよりかは逆にプライベートでの出会いが仕事に活きるってこともめちゃめちゃある世の中だと思っているから、あんまり分け隔てなくしてる。プライベートを犠牲にして仕事に没頭してくださいとかはあんまり思ってないうちの会社っていつ働いて、いつ寝ても全然OKみたいな。例えば、うちのメンバーが「この日は彼女の誕生日だからディズニー行きます」って宣言したりとか、自由なんですよ。そういうのは全然優先してもらって構わないし、でもその分ちゃんと仕事は他の時間でやってくださいねって話なので。

ただ、これを実現するためにどうすればいいかっていうのが凄く難しくて、これみんなやりたいと思うんですけど、それをするためにはその中でも自分達がちゃんと成果を出せるメンバーでないといけないし、そういうことが許される会社を自分達で作っていかないといけない。やっぱり権利の裏側には責任が絶対あるので、何かを成し遂げる責任を果たさないとそういった権利を得られないよっていう所は凄く自分達でバランスを取って作っていくしかないな、と。


Q今まで挫折した経験はありますか?

挫折ってよりは、物理的にも社会的にも精神的にも死にかけた経験があって。自分の中で死ぬほど苦しかったってことなんだけど。

物理的に凄く苦しかったのは、小学校の頃サッカー部で、ハードワークしてたことかな。金髪で刺青の人がコーチで、めちゃ良い人だったけど、凄く厳しいコーチだった。元々30人いた部員が、1年で13人に減ったくらい。練習がキツすぎて毎日誰かが吐いた。自分も1週間に2回くらい吐いてた。本当にしんどくて、体力も限界だった。行きたくないけど逃げたくなかった。これを乗り越えたのは凄く苦しかったね。

精神的な話をすると、家庭環境もそんな良くない、あんまり仲良くない感じで、自分は家族好きだったから結構苦しかった。学校とかでもあんまり自分としては居心地が良くなくて、本人たちがどう思ってたかは分からないけど、個人的にはいじめられてるような感覚で生きてたので、結構幼いながらにではあるけど死にたいと思ったことはある。すごい生きづらいと思って生きてたし苦しかったな。

社会的な方は、本当に社会的な文脈でに「あ、人生終わるんじゃないかな。自分の力ではもうどうしようも、何もできない」って思ってしまうくらいの時があった。自分もそうだけど、今持ってる守りたいものを守れない可能性が高いなって思っちゃったのは凄く苦しかったですね。

いわゆる挫折的なもので言うと、サークルの代表をやってて、新歓、オリエンで毎年100人くらい新入生を集めるんだけど、自分の時は150人を目標に掲げて、頑張ってたし、人が好きだからみんなに頑張ってもらうように考えてしてたつもりではいたんよ。結果、150人集められた。集められたんだけど、その時に振り返ってみると「もう生雲にはついていけない」ってなってて。みんなその目標を達成するために色々頑張ってて苦しかったんだよね。自分の考えを伝えきれていなかったりとか、みんなのことを理解しきれていない所があって、僕の中では「みんなのために」「このサークルを盛り上げるために」って頑張ってたのが、結果的に成果は出たものの、組織がぐちゃぐちゃになってしまったことを経験して、凄く苦しかったし、それが自分の転換点になっているのかなと思ってる。今までは自分の正解や自分のエゴを押し付けていた気がするから、ちゃんとひとりひとり価値観も違うし生きてきた環境もできることも違うし、その中で作っていかないといけないなって思えたのはそこからかな。

自分は凄く普通の人間だったと思う。凄く平凡な育ちをしている。山口の田舎の出身で、両親も地方の専門学校とか小さな大学を出ているような人達だし、親戚全員、山口県から出ても福岡、東京に出てくるような環境じゃないし、お金もないし、こじんまりと生きていたタイプ。自分なりにはある程度努力してきたつもりだけど、教育環境とかも含めて、慶應大学に行くようなこともあり得ないような環境の中で、凄くもがいて生きてきたかなと思うし、苦しかったことも失敗したことも沢山ある。

順風満帆では全然ない中で、それこそ恋愛で悩んだりもあったし笑、結構苦しかった時期は多かったね。

Q人生の中で転機はいつでしたか?

複数あるんだけど、さっきのサークルの話は1つの転機だったなって思う。人をまとめていく中で、人とどう接するかとか、組織をどう作っていくかとかを凄く考えさせられた。今までは自分の力で引っ張っていくっていう面が強かったけど、それこそさっき「人に任せる」って話をしたみたいに、それらはこんな転機があったからできてるんだと思う。

あとは、社会的に死んだ時も結構転機だったと思う。自分で会社作って何とかしないといけないっていう状況になったから、それは凄く大きな転機だったかなって思う。

別の転機の話をすると、元々僕は中学校の頃からずーっと弁護士目指してたんですよ。中学生ながらに「人の悩みを聞いてあげてそれを解決する仕事って何だろう」って考えた時に、弁護士なんじゃないかと思って生きてたんですよね。だから、慶應の法律学部法律学科に入った。ずっとダブルスクールして勉強してたんですよ。だからビジネスなんで全然触れることが無くて、でも弁護士になっていく中で働いたことが無いのも、社会のことを何も知らないのも良くないなって思って、そういうのに触れられる「知るカフェ」っていうビジネスも経験できる組織に入って、自分達でちょっとしたビジネス経験を積ませてもらったりとか、社会人と触れ合う機会が多かったりとかする中で、「自分がやりたいことって弁護士じゃなくても全然できるんだ」ってことを初めて知った。中学生の頃から弁護士になるためにって猛進してたから、世界が凄く狭かったんですよ。その中でいろんな発見、出会い、学びがあって「ビジネスって面白い」「自分こっちの方が向いてるかもな」って思えた。その経験から、自分の人生の向く方向がガラリと変わったの。生きてる世界って狭いんですよ、意外と。自分が目指してるものとか、なんでそれをやりたいかって理由はつけられるけど、そうじゃない選択肢を抹消する必要はなくて、意外と知らないだけみたいなところは沢山あって。だから常に新しい世界とか、新しい人に出会うとか、新しい学びがあるっていう所は、自分でも今後の人生で作っていかないといけないなってすごい思う。すごい狭い世界に生きてたなって思う。でも、意外とそういう人って多いなって思う。知らないし、出会う機会がないからね。田舎者とかほぼそうだよなぁ。相対的にだけど、選択肢かなり少ないないと感じる。


Q座右の銘や常に意識していること

マネジメントとか組織においての俺の中で大事にしているのは、山本五十六の「やってみせ」という言葉。



「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

山本五十六

この中で、「やってみせ」がめちゃくちゃ大事で、背中を見せろということ。指示出したりすることがあると思うけど「じゃあお前できんのかい」って感じだし、その物事ができるかということよりも、人を動かす時に自分自身が頑張ってないと人も頑張ってくれないよって。「やってみせ」が一番最初に来てるのが大事だなって思う。あとは、「褒めてやれ」の承認されたり褒められたりする文化は凄く大事だなと思う。他にも、「 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」。相手の話をしっかり聞いた上で任せる。じゃないと人は育たない。その延長として「信頼」。やってもらってることを、出来るか出来ないか分からないけど任せてあげる、それによってやってよかったなという経験に繋がっていくと思う。

他にも、アインシュタインの言葉があるかな。平たく言うと「人は課題を発見した時の能力ではその課題を解決できない」みたいな話。人は挑戦する中で何かにぶち当たるじゃん。その、ぶち当たった時に悶々と考えるけど、どうやって解決するんだろう。あらゆるジャンルでもそうだけど、わかんない課題ってあるじゃん。「就活最後の選択肢どっちに行けば良いんだろう」「この問題ってどんな手段で解決するのが最適解なんだろう」みたいな。そこで大事なのは、その課題はその時の能力では解決できないということ。悩んだら解決できることもあるけど、悩んでも悩んでも解決できない時はできない。

じゃあどうするんだって感じだけど、解決できない時に取れる方法は2つあると思ってる。

1つ目は自分より優れている、専門としている人に聞くこと。自分と違う脳みそで自分と違う観点からの考えを取り入れることで解決できる。

2つ目は、勉強や経験値を積むことで能力をあげること。

課題を解決する時にはこの本読んだりして勉強するか人の話を聞いたりするの2択しかなくて、だからその悶々としてる時間もったいないなって。この言葉を意識していると意思決定が早くなる。悩んでる時間もったいないなって思う。だって解決しないんだよ。就活生にもよく言うけど、悶々と考えてる暇あったら動いたほうが良いよって。

Q課題を考えてもわからない時、どのようにして人に頼っていますか?

まず、どんな人を頼るかで言うと、物によるんだけど。恋愛で言うと、仲の良い、俺のことをよく知ってる友達かもしれないし、仕事で言うと、お世話になった上司の方だったりとか、その道に優れている方とか。

どう聞いてるかの話をすると、人って意外と、相談先が見つからないという問題よりも、気にして相談できないことの方が多いんだよね。だって相手にとって関係ない話だからね、その人が何に悩んでるかとか。そのために、普段から人のためになることをやっておいた方が良い。例えば、お世話になっている人、いつも自分のためによく働いてくれる子から相談されても全然嫌じゃないでしょだから、普段から人のためを思って行動してると、いつでも相談できる土壌が出来てるわけ。

自分のためだけに、エゴで生きてるタイプって、相談されてもまともに取り合ってくれない。でも、この人はいつも支えてくれる、何かあったら助けてくれる、みたいな人って相談されても嫌じゃないって相手も思うし、こっち側も相談しやすい。だから、どちらかというと、相談する相手探しがどう、ではなく、普段からどんなスタンスで生きてるかによってその時の相談のしやすさが変わる。

この問題って超重要だと思ってて、自分で解決できる問題ってそんなに無いんよ。だって成長を求めて挑戦するってことはさ、絶対に自分の力では解決出来ない壁にぶち当たるわけ。人間には常に成長だったり好奇心を求めて生きるメカニズムがあるから、絶対に解決出来ない課題に何度も何度もぶち当たる。その時に、誰にも相談できないって辛すぎない?自分で本を読んで学ぶ時ももちろんあるけど、聞いたほうが早いし、相談させてもらえる自分でいるかっていう。これは日々の積み重ねでしかない。だから、困ってる人がいたら基本助けるようにしてる。その中に見返りとかの期待は考えてなくて、できることがあればしようと思ってる。

Q学生時代について教えてください。

性格面で話すと、さっきのサークルの失敗前後で結構違っているね。サークル前の時は、人と何かをする中で無理やり引っ張っていくようなリーダーで自分の正論をかざしてしまうようなタイプだった。でも以降は、かなり「人の多様な価値観」っていうものを享受できるようになったかなって思う。人はみんな違うんだってことを身にしみてわかって、まろやかになったかなと思う。

生活でいうと、大学1、2年の時はめちゃめちゃ飲んでたよ。お酒めちゃめちゃ強くて、法律とテニスのサークルに入ってたんだけど、週4~6とかで飲んでる時もあった。しかも1回に飲む量が人の数倍多いから、多分大学4年間でお酒飲んでた量はランキングに入ると思う。笑「生雲飲み」っていう飲み会もあったくらい。

法律サークルでは勉強会したり、ダブルスクールもしてたから、法律の勉強は結構してたかな。朝8時まで勉強して3時間寝て11時に起きて、そこから学校行って帰ってきて朝8時まで勉強するとかもあった。めっちゃ鼻血止まらなくなったけど。笑

でもそしたら、あんまり寝なくても大丈夫な体になったかも。笑

あとは、恋人作って恋愛してたよ。その頃は人のことが理解できなかったから揉めることも沢山あったけどね。

3-4年は知るカフェがほぼだったかな。全国に友達がいる状態だったから色んな所回ってたし、旅行もしまくった。

Q学生のうちにやっておいた方がいいことはありますか?


学生の時って何のレバレッジあるだろうって考えると、色んな意味で余裕がすごくあると思う。その中でも時間的な余裕っていうのが一番大きい。今時間ないって思ってる学生もいるかもしれないけど、大体の場合これからもっと忙しくなるから。特に精神的に。学生の時が一番余裕ある。

社会人になるとチャレンジに対する言い訳がどんどん増えていく。やろうと思ってること、今できなかったら、いつになっても出来ないよ。だから、やろうと思ってることとかやりたいことがあるなら今からやった方がいいよ。とりあえず。大体1歩目が1番重たいんよ。だから、誰の力を借りても良いから、やってみる。無理やり背中を押してくれる友達に頼んでもいいし、申し込みとかのものなら、とりあえず何も考えず申し込みボタン押してみるとか。やりたいことがあるならやって方が良い。行きたいところでも良いし。海外行きたいなら、そのためにお金を貯めるでも良いし。何かを着手した方が良い。何をやるかは本人次第。やりたいことが全く無い人も沢山いると思うけど、全くなくても何かやった方が良い。なんでかって言うと、やりたいことって何かやらないと出てこないわけ。例えば、1つも食べたことがない人間は、どんな食べ物が好きかわからない。色んなもの食べてきたから、その中で私はこれが好き、あれが好き、ってわかってくるわけ。りんご食べたことないのにりんご好きってわかんないから絶対に。ということは、今やりたいことが無い人って、今からずっと何もしなかったら何も生まれてこないから。理由はなんでも良いから、とにかく何かをやってみる。それを繰り返してみることで、世界をどんどん知っていくし、どんなものをやっていけばいいかもわかってくるし、自分のやりたいことが少しずつ発生していく。だから、とにかく今やれって言いたい。時間は作るものだから、無理と思っててもだいたいできるよ。そして、その後も大事で、やってみたら一定期間に逃げず、やりきること。選択はする前よりした後の方が大事で、いい選択かどうかは選択した後でどう過ごしてきたかで決まる。中途半端だとだいたい「やらない方がよかった」ってなりがちだけど、やりきったら一定の成果が得られるので、「あぁ、辛かったけどやってよかったな」って思える。なので、やるんだったらある程度の期間本気でやってみる。そうすることの繰り返しで自分のやりたいことが見つかってくる。


生雲さん、ありがとうございました。


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