悪口は心に壁を作る
悪口はやめよう。
悪口を言う人は、信用できない。
よく、自己啓発書なんかに書かれている言葉。
その理由として、
悪口を言う人は、別の場所では、あなたの悪口を言うことになる。
だからそういう人を信用してはいけないし。
自分も悪口を言わない方がいい。
そんな風に書かれていることが多いです。
今日は、その理由だけではなくて、
悪口による不利益を、別な角度から書いていこうかと思います。
まず結論から。
悪口を言う、という事は、
自分の中にハードルを作るという事です。
この人のここが悪い。
この人のここが嫌い。
と言ったとする。
それを言った瞬間に、自分の心にハードルが出来上がります。
ここから先はダメ、ここから手前は良い。
みたいな感じ。
例えで言うと、
～誰かの悪口を言う～
○○さんが、約束を守らなかった。
ひどい迷惑を掛けられた。
ふざけんなと思った。
もう、あんな奴とは付き合いたくない。
普通そんなことしないでしょ。
頭おかしいよ。
そんな話をしたとします。
するとですよ。
もちろん一般的に言われているような、
話を聞いている人は、いつかそういう悪口を言われるんだろうなと思う。
と同時に、
自分が約束を守れなかったとき。
～自分が誰かに対して言った悪口～
ひどい迷惑を掛けられた。
ふざけんなと思った。
もう、あんな奴とは付き合いたくない。
普通そんなことしないでしょ。
頭おかしいよ。
が、自分に降りかかってきます。
といった具合に、誰かの悪口を言うという事は、
それだけの覚悟が必要だということ。
言った分だけ自分に返ってくることがありますから。
更に、この先がもっと重要なところ、
あなたが誰かのここが嫌い。
という風に思ったとする。
そうすると、その誰かにとって、同じ分だけ、
あなたのここが嫌い。
という部分が存在しているということ。
それは、違いであって、
違っている分だけ、嫌いになっている。
お互いに同じ分だけ。
その違いは、全ての人に存在していて、
それを違いと思うか、嫌いと思うか。
で、世界は変わる。
ハードルを作る事によって、
自分自身で良い部分と、悪い部分を作っているわけです。
感覚的には、自分と他人との間に、悪口は壁を作る。
その壁は、次第に高くなるから、
乗り越えようと思っても乗り越えられないものに、
簡単には乗り越えられないものになっていたりする。
その壁は、視界を遮るから、自分の感じる世界も狭めてしまう。
単なる違いと思っている人は、その世界を受け入れられるし、
単純に悪口を言う人は、その世界を受け入れることが出来ない。
悪口を言う人は、壁を作ることによって、
実は、自分の世界をそうやって狭めていて。
人との違いを、受け入れられない。
受け入れられない分だけ、世界が狭くなっている。
そんな状態。
もちろん、そんな感情は、ありのまま、自分に反映されてしまう。
誰かにとって、あなたの存在、あなたの嫌いだと思う所は受け入れられないことになる。
自分の人との違いが、この世界に受け入れられない。
そんな風に感じてしまうという事。
悪口を言う事の、周りへの影響は、
自己啓発書に良く書かれていることですが。
実は、自分に対する悪影響の方が、たくさんあったりするわけです。
だから、悪口を言う時は、
覚悟を持って。
感情で話すのではなく。
違いとして。
誰かと誰かは、絶対に違うわけだから。
その違いを認めたうえで。
その人とは合わないんだな。
そんな話をすればよいのかなと思います。
もし、全ての人が、同じだったら。
一人一人に違いがなかったら。
世界は出来上がりません。
心も出来上がりません。
一人一人の違いが、世界を作っているのですから。
嫌だなと思う事。
考え方が違うと思う事。
気に入らない事。
そういう事も含めて、世界が作られている。
受け入れられたら。
世界はその瞬間から、広がることになる。
全世界を受け入れたら
世界は、めちゃめちゃ広かったんだなぁって、感じちゃう。
良いことも悪いことも。
それが世界なんだなぁって。
全くもう。
何言ってるんだかなぁ〜。
って感じですよね(^▽^;)
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