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人生で最大の金を払う。
売買契約が完了してから、2カ月半が過ぎた。その間に、売主さんは転居するマンションを探して契約したり、引っ越しの準備を進めていた。
物件が決まったとはいえ、まだお金も払っていなし、まだ住人が住んでいるのだからいまだ実感もなく、ときどき物件の写真を眺めたり、フワフワとした気持ちで過ごしていた。
「決済日」がやってきた
不動産屋の担当者と売主さん、行政書士さんが揃い、登記の書類などひとつずつ確認。
店舗付き住宅ってどう?
アトリエと住まいを一緒にするには、4人が暮らす住居スペース+αが必要。
広さでいうと二世帯住宅というのもあるが、キッチンや浴室など、2つもいらない設備が無駄になってしまう。
そこで店舗付き住宅も射程に入れる。家族経営で小さな商いをやっていたような物件。一階が店舗でその上に住居といった作り。
気になる物件として見学したのは、こんな物件。
元・写真屋
重量鉄骨造3階建て。築30年。1F店舗、2
スクラップ・アンド・ビルド・JAPAN
20年近くおなじ街に住んでいるが、街の景色はどんどん変わっていく。庭付きのゆったりした戸建てが1軒なくなると、そこには新建材でできた三階建ての建売住宅が何棟も建つ。
新築信仰が根強い日本では、日々スクラップ・アンド・ビルドが繰り返される。
木造住宅の法定耐用年数は22年で、不動産的な価値でいうとゼロ円となってしまうそうだ。築60年以上の賃貸戸建てを耐震補強+リノベーションして住んでいる我が家にし
価格✗広さの相場から探す
不動産サイトSuumoの「価格✗広さ」検索で、住みたいエリアを探すと、その街の物件相場がわかりやすい。
我が家が狙うのは延床面積150㎡以上の物件なので、その欄をおもなターゲットとする。日々こちらをチェック。
前回逃した物件で得た教訓は、先手必勝。
新着お知らせメールの設定も行い、新着物件はすぐにチェック。それと不動産サイトによって載っている物件が異なったりするので、アットホームやYahoo不
物件の条件をチューニング
自分にあった物件を見つけるのは、ラジオのチューニングをあわせるのに似ている。
高すぎる、(駅から)遠すぎる、狭すぎる、古すぎる、(手に負えないほど)でかすぎる。
「すぎる」「すぎる」だらけである。
あまりに頃合いのよい物件が無さすぎて、何億円もの豪邸を眺めたり、通勤圏から遙か遠いエリアの広くて安い物件を眺めて現実逃避。このままじゃ、いつまでたっても買える物件に出会えない。
現在の住まいは、
逃した物件に地団駄を踏む
毎日の物件探索でみつけた地上3階、地下1階の物件。築年数も古くなく、延床面積も広い。掲載写真を見たところ、外装も内装もシンプルで、日当たりも良さそう。最寄り駅はまったく馴染みのないJRの駅。ちょっと歩くけど徒歩圏内。そしてお値段も良い!
まずは問い合わせしてみよう。
売主さんが居住中でお勤めしているので、見学の場合は調整が必要ですとのことで、室内360度のパノラマビューのリンクが送られてきた。