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アキバゆるい四半世紀

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記事一覧

直前に発売中止。メガドライブ用テトリスのサンプルROM

1989年、ゲーム機の主流は任天堂のファミコンとセガのメガドライブ、そしてNECのPCエンジンという、三つ巴の戦いがありました。
そしてこれはゲーム機の売上は、面白いゲームソフトがあるかどうかに大きく左右されるものでした(これは今もそうかもですが)。

ファミコンはハードとして終焉期を迎えていて、PCエンジンは発売から2年くらい経っている中で、セガのメガドライブは数ヶ月前に発売された最新機種です。

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利益を生み出す、いまは出来ないビジネスモデル。ソフトとコピーツールとブランクディスクと。

映画や音楽、絵などの創作物に著作権があるのは普通のことですが、当時パソコンのプログラム(ソフト)に対する著作権は法律的にはあいまいな状態でした。
そのためパソコンショップの商品カテゴリには「ハード」「ソフト」「消耗品」などのほかに「コピーツール」というものがありました。
その名の通りソフトウェアのコピーができてしまうものでした。しかもハッカーのような深い知識がなくても簡単にコピーができました。

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青果市場(やっちゃ場)が閉まった時

秋葉原駅電気街口の北側の出口から出ると、すぐ目の前に電気街のイメージとはまったく違う建物がありました。それは神田青果市場。
電気屋さんにあった懸垂幕やネオンサインなどは全くなく、白く殺風景なデザインで1989年当時15歳だった私はこの建物が何なのか、わかっていませんでした。
トラックが上層階に上がれるぐるぐる回るスロープがあって、トミカにあった駐車場おもちゃを連想させ、そのような現物を見る機会もあ

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自己紹介

自己紹介高校生になりたての時、私はとにかくお金が欲しかったので、すぐにアルバイトをはじめました。しかし世間知らずの私はどれも長続きせず、楽しくもなかったことが続いていました。
そんなことを繰り返していたのに、最後に入ったバイト先が私の人生を決定づけたのです。
それが秋葉原のショップ店員でした。
学生を卒業したらそのまま正社員となり、店員から店長、バイヤー、事業部責任者と、株式上場などさまざまな経験

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目次

目次

「アキバゆるい四半世紀」で書いていきたいと思っているものを箇条書きにして、目次とさせていただきます。
本文を書いていくうちに順番も変わっていって、全部かけたら本当の目次になります。

【公開中】
・自己紹介
・青果市場(やっちゃ場)が閉まった時
・利益を生み出す、いまは出来ないビジネスモデル。ソフトとコピーツールとブランクディスクと。
・直前に発売中止。メガドライブ用テトリスのサンプルROM
・お

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