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わたしを わたしが わたしとして 生きているのだから。 なにをためらうのだろうな。 哲学現代詩。

なんとなく

吐く息は

なんとなく

白くて

なんとなく

助けてほしかった。


僕をみてほしかった。

僕をみてほしかった。


理解者を探しながら 

ただの時間つぶしのような自己愛は


博愛主義の私の利息を

貯めるだけ貯めようかな。


僕をみてほしかった

僕をみてほしかった


サビキしながら

他人本願で

自力本願

本質を放出する

私はなんだか

頑張ってるでしょう


私をみてほしかった

私をみてほしかった。


なんとなく

わかりそうなのだな。

人を見てない人は


なんとなく

わかりそうだな

自分の頑張りを

主張する人は

わたしは

ここにいる。

わたしが

ここにいる。


わかってよの

わかってる、


ここには

みんないる

そこで

わたしは

私を生きている。

だから

そう思うのだろうな。

そう考えるのだろうな。


どうせ

私の人生だ。


どうせ

ある意味

わたしを

わたしが

わたしとして

生きているのだから。

なにを

ためらうのだろうな。


なけなしの

感情は

いつもの

利息を

なんとく

目減りされそうで。


なんとなく

口を閉じた。


愛して

やはり

あいして


それは

根本なんだろうな。


人が生きることの。

根本。


暇の中に

浜の中に

山の中に


何かを見るように

私がおるとしても


わたしは

また

だれかに

愛して欲しくなる。


わたしをみてほしかった


わたしをみてほしかった


わたしをみてほしい

私をみてほしい


みてほしい


みて



それが

いきる

ことなんだろうな。



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