身体の環境適応力

身体の素晴らしい力

適応能力。全ての事柄に適応できるように
身体は、脳は、作り上げようとしている。

それは、赤ん坊のように純粋で

それは全くジャッジメントをしない。

それが身体にとって良いのか？悪いのか？

遺伝子に良いとか、悪いとか。

全く考えていなくて、

ただただ貴方の
私生活に、行動に、
適応しようとして合わせているだけ。

素晴らしい力で産まれ持って備わった
能力なんです。

ただ１つ

間違った身体の使い方をすると

ジャッジメントをしない身体なのに、
教えてくれる忠告があります。 

それは痛みや症状です。 

その痛みや症状は、身体からのお知らせ、身体からの注意なんですが、それをこの世の中は悪と捉えがちなので、どうしてもその痛みや症状を取り除きたいと、感情が働きます。 

身体からのお知らせを無視して、薬で抑えたり他の方法で取り除き、そして身体が何か見直して欲しいと言う報告なのに、それを何かしらの理由で無視をしてしまい、生活習慣を変えようとしません。 

そうすると身体はどうなるのか？ 

そうです、「適応能力」を発揮しはじめます。 

習慣によって、脳が 「 OK 」その歩みを記憶します。となるのです。

「無意識の世界」と言う箱に入れてしまうと言うと分かりやすいでしょう。
痛みや症状を物のようには、箱の中にしまうんです。

人はそれを、痛みや症状が消えた。
治った。と勘違いするんです。

慢性化です。

身体からのお知らせは、何年か何十年か分かりませんが、繰り返し教えてくれます。

ただ習慣化された動きや生活は今の貴方にとってとても居心地のいい環境とも言えるのでなかなか見直す事が出来ません。

「私の自由だし、私のライフスタイル」「私の身体だから私のやりたいようにする」
と言うかもしれません。
生活習慣の見直す事を言われると、人によっては否定と感じるかもしれません。

しかし、決してそうではありません。

自分の人生なので好きなように生活したらいいと思うんです。

しかし、もし貴方が長生きもしくは、自分の限りある人生を一生涯健康で楽しみたいと願いのであれば、痛みや症状から何を学ぶのか？
を考えたいという事です。

つまりは、身体の素晴らしい力「環境適応力」をどの様に使いこなすかがとても重要になります。

現代社会は、とても便利で生活がしやすい環境ではあります。もちろんそうで無い場所もあるでしょう。しかし、とても安全でコントロールされた場所での生活が、身体に備わった機能を最大限使いこなせているのかを考えたいのです。

本来のあるべき姿や環境は、自然から学ぶことが出来ます。自然界は、コンクリートや硬いフラットで守られた環境はありません。そして極端にソフトで柔らかい所はありません。
曲線で凸凹した、不安全な場所。

守られて環境は、居心地が良いが同時に
身体の機能を使わなく、変化もしく退化させて行きます。

人はそれを、機能障害と呼びます。 

環境適応能力を発揮してるのに、機能障害。 

おかしいですよね？機能しているはずでは？

身体は、毎日健康になろうとして努力してます。肉体寿命を迎えるまで。 
誰1人の身体として、明日死のう！と言う身体は存在しないのです。

しかし、それを使いこなす為の 

「身体取扱説明書」を読んでないんです。

身体の取り扱い方を知らないだけなんです。

生化学や解剖学で機能を学んでも、扱い方を
知らない為に、不具合が身体で起こるんです。

また現代社会の生活習慣では、確実に身体は悲鳴を上げます。

では、どの様に身体を取り扱ったら良いのか？

次回また書きます。

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