火星居住への進展:Starshipと謎の穴
先日、ついにSpaceXの次世代宇宙船Starshipが、地球帰還テストを無事完遂しました。
毎回失敗を改善して、ついに再利用可能な状態へ近づいたわけです。
イーロン・マスクも、(毎回のことですが)素敵な動画をシェアしてます☺
個人的には、21年前に今のStarship構想についてふれている動画が感慨深かったです。
Starshipの基礎情報ですが、現時点で最長を誇るロケット(+宇宙船)です。次回以降でその長さが「150m」!です。
詳細については、以前の全社会議で発表されたことをまとめた過去投稿を載せておきます。関心のある方はこちらで。
これで、イーロンの夢である「火星移住」への実現が1つ近づきました。
そして、呼応するかのようにもう1つGood Newsが舞い降りてきました。
ようは、
火星の謎の穴が将来人類居住できるかもしれない、
という話です。
火星に我々人類が居住するためには、当然到着するだけでなく、衣食住が整う必要があります。
衣食は何とか地球から輸送できそうですが(勿論お金と時間はかかります)、住む方法についてはまだ有効な案は出ていません。
問題は、呼吸するための環境だけでなく、火星に降り注ぐ宇宙線対策です。
地球は地磁気が防波堤となって宇宙線を弱めてくれています。詳細は過去投稿に委ねます。
勿論宇宙船内にいれば、ある程度は守ってくれますが、火星に住むとなると話は違ってきます。
そして今回見つかった謎の穴は、洞窟のように奥まった構造の可能性もあり、となるとそこで人類が滞在できるというわけです。
あらためてその撮像を上記記事より引用しておきます。
直径わずか数メートルで、これ以外にもいくつか見つかっているようです。
そもそもの誕生経緯ですが、過去の火山マグマが通過した痕跡と考えられています。
仮に正しいとすると、単なる竪穴でなく長く連なった洞窟状であるというわけですね。地球でも似たような地形は確認されているとのことなので、結構期待が高まります。
ということで、イーロンの夢が一気に近づいた、とおもっていたらこんなXでのつぶやきがありました。
なんと、彼の夢は火星でなく「天王星(Uranus)」に到着すること、だそうです。いつのまにか一歩先を超えていました☺