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「お客さま商売なのに人と話すのが苦手。どうしたら?」に答えてみます

先日、個人的な知り合いから、

「お客さん商売なのに人と喋るのが苦手なんだよねーどうしたらいいんだろ」

と悩みを打ち明けられました。知人にはその場で答えましたが、noteでも改めてまとめておこうと思います。

結果から言うと私の答えは「無理に変えようとする必要はない思う」です。


人の性格はそう変わらない

人が持つ本質的な性格って、そうそう変わらないものです。

私は子どものころからあまり協調性がありませんでした。リーダーシップもないし、超がつくほどめんどくさがりやです。今と全く変わっていません。

同じように、おそらく多くの人が、子どものころ通信簿で丸をつけられた性格の特徴を大人になってもそのまま持ち続けてるんじゃないかと思います。人ってそうそう変わるものじゃないのです。


にも関わらず、無理やり違う自分になろうとすると、歪みが生まれます。

これも私自身の経験ですが、みんなで仲良く協力し合って一つのことを成し遂げなければないらない会社勤務を始めたとたん、鬱になりました。

逆に協調性があって人とのコミュニケーションを好む人にとっては、このコロナ禍はかなりしんどいでしょう。

私に悩みを吐露してくれた人は、本人も自覚しているとおり人と話すのが苦手。

親しい友人とは何の問題もなく会話できるのですが、相手がお客さまとなると何をしゃべったらいいのかわからなくなってしまうのだそうです。

職業は飲食店オーナーなんですが、独立したのは料理が得意だからで、別に人付き合いが好きでも得意なわけでもないのです。

だったら別に、無理して喋ろうとしなくていいんじゃないかと思います。

はたから見ても、無理していることがバレバレだと痛々しいです。

得意じゃないのに無理して話題を絞り出そうとすると、思わぬ失言をしてしまったり、聞かなくていいことをわざわざ聞いてしまうなどの失態を犯しかねません。

偽りのキャラで過ごす毎日には多大なストレスもかかることでしょう。

本人がそれでも努力して改善したいというのなら私に止める権利はありませんが、そうでないならそのままでいいんじゃないかと。

いっそ、人と話すのが苦手な性格を生かしてしまうという選択をしてもいいのかもしれません。


苦手を武器にしてしまうという手もある

人と話すのが苦手な性格を生かすとはどういうことか。

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