お客さまに嫌われるのが怖い、を克服するための３つのマインドセット

お客さまに嫌われることを恐れてしまうのは、顧客商売をしている人によくある悩みです。

ところが、お客さまが離れることを極端に恐れていると、無理して安い価格を維持しようとしてしまったり、リクエストのままにメニューが無限に増えていくなど、自分たちの首を絞めることにもなりかねないんですよね。

…なんて言いつつ、実は私も典型的な「嫌われ恐怖症」でした。

夜の仕事をしているときからそうでしたし、なんならプライベートでも人から嫌われるのが怖くてたまらなかったのです。

現在はというと、嫌われ恐怖症が完全に消え去ったわけではないものの、なんとか自分で正常だと思えるレベルにまでは克服。

近年は、以前よりもお客さまに忖度しすぎない広い視野をもったお店経営ができてるんじゃないかなと思います。

そこで今日は「お客さまに嫌われるのが怖い」を克服するための、私的・3つのマインドセットをご紹介します。

①全てのお客さまに好かれようとすると、逆にお客さまは離れていく

店のメニューを変えたり、何か細かい変更をするとき、私はよく心の中で「全てのお客さまに好かれることはできない」と唱えるようにしています。

嫌われたくないからとすべてのお客さまを大事にしようとする最大の落とし穴って、逆に多くの人が離れてしまうことだからです。