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人の時間を奪うな、に感じる息苦しさ

昨今、他人の時間を奪うな、という主張をよく耳にします。

・無駄に電話をしてくる
・結論から話さない
・人に聞く前に自分で調べない
・時間を守らない
・1人で行動できない

実はこれらはすべて「他人の時間を奪う行為」なんだそう。

最近だと、人に質問をするときは「私いまこんな状況なんですけどどうすればいいですか?」などと前提条件を揃えてからするべき(単発の質問では会話のラリーが延々続いてしまう)だとする主張も話題になりました。

現代人は忙しいです。それに今は昔とちがって仕事とプライベートはきっちり分けた生活をしたいと考える人も増えています。なので安易に他人の時間を奪う行為は、常識はずれ、マナー違反だとされてしまうことがしばしばあるのです。

私も一社会人として、日頃は人さまの時間を奪っていないかと気を揉むことがままあります。「こういう振る舞いが人の時間を奪うんだよ」っていう新たな事例を聞くたびに、私もそんな人になっていたかも、気をつけなきゃと身を引き締めるものです。

ただその一方で、「他人の時間を奪うな」の風潮が世の中で強まりすぎるのもいかがなものなんだろうという気はしています。ケースバイケースあるんじゃないかなと。

たとえば私が畑としている飲食業界。あるいは若手スタッフの育成。こういった場面に「人の時間を奪うな」の考え方を過度に持ち込んでしまうのは、あまり適切ではないと思うのですよね。


余裕がなさすぎるサービススタッフ

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