神戸新聞公式「うっとこ兵庫」

兵庫県の地方紙「神戸新聞」です。さまざまなテーマに沿って過去記事をピックアップし、記事…

神戸新聞公式「うっとこ兵庫」

兵庫県の地方紙「神戸新聞」です。さまざまなテーマに沿って過去記事をピックアップし、記事の背景や、記事を選んだ筆者独自の視点なども交えて紹介します。「おもろいやん」「ええやん」と思った方、ぜひフォローとスキをお願いします。

最近の記事

BMWが33万円⁉ 消防車やこんなモノまで…自治体の公売・競売品

こんにちは、ぶらっくまです。先日、神戸新聞でちょっと驚くご当地ニュースを目にしました。まずはその記事からご紹介します。 二宮金次郎像買って! 三木市が閉校した学校などの備品販売 二宮金次郎像!! かつては全国各地の学校で多く見られたそうですが、いまやその数は減少の一途だといいます。私もこの写真で久しぶりに見ました。 記事によれば、像は青銅製で、最低売却価格(税抜き)は1万円。5月21日まで参加申し込みを受け付けているとのことです。買い手がつくんでしょうか⁈ 気になった

    • ドカ盛り店、映画館、ネオン看板…「復活」の物語

      ゴールデンウイークが始まりましたね。いかがお過ごしですか。ぶらっくまです。しばし慌ただしい日常から離れ、英気を養っている方もおられるでしょう。 今回はそのゴールデンウイークとは何の関係もないのですが、変化の激しい現代社会でちょっとほっとするような、「復活」にまつわる話題を。 2カ月半ほど前、神戸新聞にこんな記事が載りました。 大盛り洋食、愛され復活/昨夏閉店の豊岡「喫茶リンド」/後継募集サイトが縁結び 昨年夏の閉店時には、こんな記事が掲載されていました。 愛された「

      • 散つて名残はとめませぬ~今年の桜を振り返る

        こんにちは、ぶらっくまです。つい先日まで寒の戻りに震えていたと思ったら、気付けば、ここ神戸はもう葉桜の季節になりました。皆さんがお住まいの地域はどうですか。 神戸新聞では今年も、カメラマンや記者たちが兵庫県内の桜前線を追いかけました。「今年はゆっくり桜を眺められなかった」という人も、写真だけでもお楽しみいただければ。 和の風情/播磨町・野添北公園 訪日客も笑顔/姫路市・姫路城 コウノトリと共演/豊岡市日高町 夜は別の顔/丹波市氷上町・加古川沿い 夜の桜堤/丹波市春

        • タンタン、天国へ 闘病3年「ありがとう」の声やまず

          驚いた方も多いことでしょう。「神戸のお嬢さま」の愛称で親しまれた神戸市立王子動物園のジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」が3月31日深夜、旅立ちました。 本当に長い間、愛らしい姿で多くの市民らを元気づけてくれました。一方で下の年表にあるように、パートナーや子どもとの死別、闘病など波瀾万丈ともいえる生涯でした。数々の苦難を乗り越えてきた姿を含めて、多くの人がタンタンに引き付けられたのだと思います。 タンタンが阪神・淡路大震災の5年後に神戸へやってきた背景には、被災した人た

        BMWが33万円⁉ 消防車やこんなモノまで…自治体の公売・競売品

        マガジン

        • かなしきデブ猫ちゃん
          3本
        • ディープ神戸
          32本
        • 中井久夫さんが教えてくれたこと
          3本
        • 家裁調査官が行く
          4本
        • ジェンダーレンズでのぞいてみたら
          4本
        • 阪神探訪
          11本

        記事

          枝ぶりがクール 海を渡る「BONSAI(盆栽)」の美

          こんにちは、ぶらっくまです。関西は一気に春めいてきました。皆さんがお住まいの地域はどうですか。今回は、日本ならではの自然美と人工美が調和した「盆栽」の話題をお届けします。 世界の富裕層に人気、輸出額2.7倍松末さんの盆栽園を取材した動画もあります。 また、兵庫県高砂市の盆栽職人・長谷川哲也さんによる盆栽教室の様子をまとめた動画もあります。フィリピン出身の男性に、長谷川さんが盆栽の基礎を手ほどきする内容です(英語字幕付き、基礎編の①と②があります)。 電子版「神戸新聞NE

          枝ぶりがクール 海を渡る「BONSAI(盆栽)」の美

          キツネ目の男はどこに グリコ・森永事件から40年

          こんにちは、ぶらっくまです。新聞社の編集局で勤務していると、「あれから何年」という報道の機会が多くあります。俗に「節目報道」「周年報道」などと呼ばれます。 「年中行事」などと揶揄されることもありますが、戦争や大事件・大事故、災害などについて、忘れている記憶を新たにして風化を防いだり、改めて検証・考察し対策を考えたりすることには意味があると考えています。 3月18日は「グリコ・森永(脅迫)事件」の発生から40年の節目でした。事件を知らない若い方も、犯人の一人とされる「キツネ

          キツネ目の男はどこに グリコ・森永事件から40年

          「デブ猫」新章、猫好き落語家、猫助けの酒…最近の猫ニュースから

          こんにちは、ぶらっくまです。この「うっとこ兵庫」で先日、神戸新聞で連載した創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の新作絵本の発売をお知らせしたところですが… その「かなしきデブ猫ちゃん」の新シリーズのスタートが決定しました!連載開始は5月11日。第1、第2シリーズと続いてきた兵庫県内各地を巡るマルの旅も、いよいよラストシーズンとなります。 「デブ猫ちゃん」をご存じない方は、特集サイトもぜひご覧ください。 なんだか猫派のイメージの神戸新聞ですが(そういうわけでもないのですが…)

          「デブ猫」新章、猫好き落語家、猫助けの酒…最近の猫ニュースから

          消息不明から40年 色あせない植村直己の精神

          1984年2月13日のことでした。世界的な登山家・冒険家の植村直己さんが、アラスカにある北米最高峰のマッキンリー(現名称はデナリ)で無線交信後、消息を絶ちました。その前日、43歳の誕生日を迎えた2月12日に世界初となる厳冬のマッキンリー単独登頂を果たし、下山しているさなかでした。それから40年。遺体は今も見つかっていません。 世代によって、名前を聞いてピンとこない方もおられるでしょう。植村さんは1941(昭和16)年、兵庫県北部の但馬地域に位置する城崎郡国府村上郷(現豊岡市

          消息不明から40年 色あせない植村直己の精神

          2巡目の兵庫 マルの新作絵本発売へ

           こんちにはド・ローカルです。  みなさんは神戸新聞の毎週土曜日朝刊に連載していた創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」はご存じでしょうか? 私がこのプロジェクトのチームリーダーを務めさせてもらっています。  愛媛県から兵庫県に上陸したマルの旅は、2022年4月に始まりました。1巡目(2022年4月~23年1月)をつづった「マルのはじまり鐘」の絵本は昨年4月に発売され、累計発行部数は約1万冊、販売総数は7千冊を突破しました。そして今回、2巡目の兵庫の旅(2023年4月~24年1月)

          2巡目の兵庫 マルの新作絵本発売へ

          Kindle出版、始めました

           こんにちはド・ローカルです。今回の投稿は少し趣向を変えまして、最近、私が所属するDX推進局がスタートさせた新規事業・Kindle出版についてご紹介したいと思います。  新聞に掲載されるロングセラー連載や長期連載はまとまった段階で本として出版するケースが多いのですが、今回は電子書籍に挑戦してみました。 「ひょうご社寺巡礼」「喫茶店ものがたり」「阪神駅前情話」の3冊です。よろしけばご覧ください。 兵庫の名刹184カ所、電子書籍で訪ねてみては「ひょうご社寺巡礼」Kindleで発

          Kindle出版、始めました

          レトロなうどん自販機

           人が集まる場所には物語があり、集う人々にはそれぞれの人生がある―。 NHK総合の長寿番組「ドキュメント72時間」は放送開始から今年で12年目を数えます。この番組が大好きで、同じジャーナリストとして、ある意味、目指す姿があります。訪れた場所での意外な出会い、そこで触れる多様な考え方や価値観こそ、新聞記事にとっても原点であると思っています。  こんにちはド・ローカルです。  番組の中でも反響が大きかったのが、古びたうどんとそばの自動販売機を訪れる人々を取材した「秋田 真冬の自販

          連載「中井久夫さんが教えてくれたこと」⑸⑹

          ※神戸新聞で2023年1月に掲載した連載記事「中井久夫さんが教えてくれたこと」を一部再構成し、再録しています。 (5)時代を超えて心の孤独に寄り添う社会へ ▼医師が治せる患者は少ない。しかし看護できない患者はいない―「看護のための精神医学」(医学書院) (6)エピローグ被災地に注いだ優しさと情熱 ▼私の研究の〝成功〟とは、一部が常識となり、忘れられることである。私はそうであることを願っている―「最終講義」(みすず書房)

          連載「中井久夫さんが教えてくれたこと」⑸⑹

          大人だって挑戦したい!

           こんにちはド・ローカルです。新聞記者をやっていると、日々の取材、原稿出筆に追われ、休みの日は「バタンキュー」とひたすら寝て過ごす生活を重ねてしまいます。取材を優先する余り、自分のやりたいことを後回しにして、結局、「今さら…」とあきらめがちになります。  それならば、「自分がやりたいことに挑戦し、それを記事にしてみれば」と号令をかけました。「えっ、本当にいいのですか?」と記者たちは一瞬、目を丸くしましたが、次から次へと手が上がり、その挑戦を連載にしてみました。名付けて「大人だ

          大人だって挑戦したい!

          連載「中井久夫さんが教えてくれたこと」⑶⑷

          ※神戸新聞で2023年1月に掲載した連載記事「中井久夫さんが教えてくれたこと」を一部再構成し、再録しています。 (3)地震発生支援者の存在に意味がある ▼一時は神戸を精神科医で飽和させるぐらいにしたいと思いました―「中井久夫集7 災害と日本人」(みすず書房) (4)こころのケアセンター被災者を置き去りにしない ▼この小さな研究所は、心的外傷を忘れようとする社会の自然的傾向に流されずに存続する―「中井久夫集9 日本社会における外傷性ストレス」(みすず書房)

          連載「中井久夫さんが教えてくれたこと」⑶⑷

          連載「中井久夫さんが教えてくれたこと」⑴⑵

          重苦しい年明けとなりました。能登半島地震の被災地は、発生1週間を過ぎても被害の全容が見えず、道路の寸断や悪天候で救助が難航しています。食事や物資は不足し、避難所の衛生環境も悪化しています。 お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りし、ご遺族に心からお悔やみを申し上げます。被災された方々の安全と一刻も早い復旧を願うばかりです。 今回と同じ1月に起きた阪神・淡路大震災では、避難先などでの「災害関連死」が921人に上りました。「阪神・淡路大震災の反省、教訓は生かせているか」。1月

          連載「中井久夫さんが教えてくれたこと」⑴⑵

          神戸の夜景の〝特等席〟と、帰ってきた〝主役〟

          皆さま、どんな年の瀬をお過ごしでしょうか。しばらくぶりです、ぶらっくまです。今年最後の投稿は、神戸の夜景にまつわる話題をお届けします。 日没が早く、空気が澄んだ冬は、神戸の夜景が輝きを増す季節です。先日、夜景スポットの「ビーナスブリッジ」(※ヴィーナスブリッジとも表記します)に行ってきました。神戸の夜景を楽しむ〝特等席〟の一つと言っていいでしょう。 ご存じの方も多いかもしれませんが、神戸の都心部からアクセスしやすいのが魅力です。とはいえ、夜ともなると徒歩は厳しいので、観光

          神戸の夜景の〝特等席〟と、帰ってきた〝主役〟