神戸新聞公式「うっとこ兵庫」

兵庫県の地方紙「神戸新聞」です。さまざまなテーマに沿って過去記事をピックアップし、記事…

神戸新聞公式「うっとこ兵庫」

兵庫県の地方紙「神戸新聞」です。さまざまなテーマに沿って過去記事をピックアップし、記事の背景や、記事を選んだ筆者独自の視点なども交えて紹介します。「おもろいやん」「ええやん」と思った方、ぜひフォローとスキをお願いします。

最近の記事

もうすぐパリ五輪!連覇目指す柔道・阿部兄妹の軌跡

こんにちは、早くも夏バテ気味のぶらっくまです。皆さんお元気ですか。蒸し暑い日が続きますが、こちらの〝熱い夏〟は楽しみです。26日(日本時間27日未明)に開幕が迫ったパリ五輪です。 兵庫県ゆかりの日本代表選手は11競技36人。多彩な顔ぶれがそろいました。 中でも大会序盤の注目は、2大会連続で兄妹による同日金メダルを狙う柔道男子66キロ級の阿部一二三選手(パーク24、神港学園高出身)、女子52キロ級の阿部詩選手(パーク24、夙川高出身)です。東京五輪と同様、パリ五輪でも同じ日

    • ブームは続くよ レトロな魅力の新スポット

      こんにちは、ぶらっくまです。関西はここ数日、梅雨明け前ですが夏本番のような暑さが続いています。皆さん、お元気ですか。熱中症にはご注意を。 今回のテーマは「レトロ」です。「若者に昭和レトロがブーム」といったニュースを目にするようになって結構たつ気がしますが、ブームは続いているようです。数日前には、こんなイベントが神戸新聞で紹介されました。 昭和レトロ楽しんで 大丸神戸店で企画展 上の記事でも少し触れている「レコード人気」については昨年、次のような記事を掲載しました。レコー

      • 街が育てたうま味 食卓を彩る「地ソース」

        梅雨空の続く毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。こんにちは、ぶらっくまです。突然ですが、皆さんは「地ソース」と聞いて何を思い浮かべますか。地ビールなどの「地」、ご当地の「地」です。 お好み焼き、たこ焼きなどの「粉もん」が有名な関西には、多様なソースがあります。中でもここ兵庫、神戸は屈指の「ソース王国」です。今も各社が自慢の味に磨きをかけ、そうしたソース文化を一層盛り上げようと知恵を絞っている〝ファン〟たちもいます。 各社の個性、「学会」や「専門店」後押し/神戸地ソースを

        • あこがれの輝き?町おこしの切り札?まばゆい純金の○○

          こんにちは、ぶらっくまです。突然ですが、皆さんは「ふるさと納税」は活用されていますか。各自治体が寄付額を増やそうと、さまざまな返礼品を用意していますよね(返礼品競争の過熱や、自治体間の格差など問題も起きていますが)。そんな中、兵庫県の三田市が先日、ちょっと驚くモノを返礼品に追加すると決めました。 返礼品に純金トランプ、縁起良く777万円/切り札になるか、知名度アップに期待/ふるさと納税で三田市 記事によると、6月中旬のうちにも追加予定とのこと(神戸新聞NEXTで記事全文を

        もうすぐパリ五輪!連覇目指す柔道・阿部兄妹の軌跡

        マガジン

        • かなしきデブ猫ちゃん
          4本
        • ディープ神戸
          32本
        • 中井久夫さんが教えてくれたこと
          3本
        • 家裁調査官が行く
          4本
        • ジェンダーレンズでのぞいてみたら
          4本
        • 阪神探訪
          11本

        記事

          異性の子と混浴いつまで?電車の「死体」禁止なぜ?読者の疑問調べます

          こんにちは、ぶらっくまです。神戸新聞には、読者の投稿や情報提供を基に、記者が取材を進める双方向型報道「スクープラボ」という企画があります。取り組み自体は2019年に始めたのですが、最近、受け付け方法を拡充し、「神戸新聞NEXT」内のサイトもリニューアルしました。 日々、LINEやサイト上のフォームで、日常の疑問から不正の告発まで、さまざまな声が寄せられています。兵庫県内の話題が中心ですが、全国各地に通じる内容も少なくありません。今回は、そうした読者投稿を基にした記事をいくつ

          異性の子と混浴いつまで?電車の「死体」禁止なぜ?読者の疑問調べます

          新施設が続々!生まれ変わる神戸のウオーターフロント

          こんにちは、ぶらっくまです。 つい先日、新しいもの好きの私にとって、ちょっとうれしいニュースがありました。 マリンピア神戸、11月に再オープン/ラグーン新設、周辺にレストラン 「マリンピア神戸」がある垂水区は、神戸市の南西部に位置します。淡路島と本州を結ぶ明石海峡大橋を間近に望み、リニューアルのために休館する前は、お気に入りの場所でした。再オープンは少し先になりますが、人工ラグーンなどの新しい景観が楽しみです。 もうすぐ開業の新施設もあります。上の「マリンピア神戸」より

          新施設が続々!生まれ変わる神戸のウオーターフロント

          BMWが33万円⁉ 消防車やこんなモノまで…自治体の公売・競売品

          こんにちは、ぶらっくまです。先日、神戸新聞でちょっと驚くご当地ニュースを目にしました。まずはその記事からご紹介します。 二宮金次郎像買って! 三木市が閉校した学校などの備品販売 二宮金次郎像!! かつては全国各地の学校で多く見られたそうですが、いまやその数は減少の一途だといいます。私もこの写真で久しぶりに見ました。 記事によれば、像は青銅製で、最低売却価格(税抜き)は1万円。5月21日まで参加申し込みを受け付けているとのことです。買い手がつくんでしょうか⁈ 気になった

          BMWが33万円⁉ 消防車やこんなモノまで…自治体の公売・競売品

          ドカ盛り店、映画館、ネオン看板…「復活」の物語

          ゴールデンウイークが始まりましたね。いかがお過ごしですか。ぶらっくまです。しばし慌ただしい日常から離れ、英気を養っている方もおられるでしょう。 今回はそのゴールデンウイークとは何の関係もないのですが、変化の激しい現代社会でちょっとほっとするような、「復活」にまつわる話題を。 2カ月半ほど前、神戸新聞にこんな記事が載りました。 大盛り洋食、愛され復活/昨夏閉店の豊岡「喫茶リンド」/後継募集サイトが縁結び 昨年夏の閉店時には、こんな記事が掲載されていました。 愛された「

          ドカ盛り店、映画館、ネオン看板…「復活」の物語

          散つて名残はとめませぬ~今年の桜を振り返る

          こんにちは、ぶらっくまです。つい先日まで寒の戻りに震えていたと思ったら、気付けば、ここ神戸はもう葉桜の季節になりました。皆さんがお住まいの地域はどうですか。 神戸新聞では今年も、カメラマンや記者たちが兵庫県内の桜前線を追いかけました。「今年はゆっくり桜を眺められなかった」という人も、写真だけでもお楽しみいただければ。 和の風情/播磨町・野添北公園 訪日客も笑顔/姫路市・姫路城 コウノトリと共演/豊岡市日高町 夜は別の顔/丹波市氷上町・加古川沿い 夜の桜堤/丹波市春

          散つて名残はとめませぬ~今年の桜を振り返る

          タンタン、天国へ 闘病3年「ありがとう」の声やまず

          驚いた方も多いことでしょう。「神戸のお嬢さま」の愛称で親しまれた神戸市立王子動物園のジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」が3月31日深夜、旅立ちました。 本当に長い間、愛らしい姿で多くの市民らを元気づけてくれました。一方で下の年表にあるように、パートナーや子どもとの死別、闘病など波瀾万丈ともいえる生涯でした。数々の苦難を乗り越えてきた姿を含めて、多くの人がタンタンに引き付けられたのだと思います。 タンタンが阪神・淡路大震災の5年後に神戸へやってきた背景には、被災した人た

          タンタン、天国へ 闘病3年「ありがとう」の声やまず

          枝ぶりがクール 海を渡る「BONSAI(盆栽)」の美

          こんにちは、ぶらっくまです。関西は一気に春めいてきました。皆さんがお住まいの地域はどうですか。今回は、日本ならではの自然美と人工美が調和した「盆栽」の話題をお届けします。 世界の富裕層に人気、輸出額2.7倍松末さんの盆栽園を取材した動画もあります。 また、兵庫県高砂市の盆栽職人・長谷川哲也さんによる盆栽教室の様子をまとめた動画もあります。フィリピン出身の男性に、長谷川さんが盆栽の基礎を手ほどきする内容です(英語字幕付き、基礎編の①と②があります)。 電子版「神戸新聞NE

          枝ぶりがクール 海を渡る「BONSAI(盆栽)」の美

          キツネ目の男はどこに グリコ・森永事件から40年

          こんにちは、ぶらっくまです。新聞社の編集局で勤務していると、「あれから何年」という報道の機会が多くあります。俗に「節目報道」「周年報道」などと呼ばれます。 「年中行事」などと揶揄されることもありますが、戦争や大事件・大事故、災害などについて、忘れている記憶を新たにして風化を防いだり、改めて検証・考察し対策を考えたりすることには意味があると考えています。 3月18日は「グリコ・森永(脅迫)事件」の発生から40年の節目でした。事件を知らない若い方も、犯人の一人とされる「キツネ

          キツネ目の男はどこに グリコ・森永事件から40年

          「デブ猫」新章、猫好き落語家、猫助けの酒…最近の猫ニュースから

          こんにちは、ぶらっくまです。この「うっとこ兵庫」で先日、神戸新聞で連載した創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の新作絵本の発売をお知らせしたところですが… その「かなしきデブ猫ちゃん」の新シリーズのスタートが決定しました!連載開始は5月11日。第1、第2シリーズと続いてきた兵庫県内各地を巡るマルの旅も、いよいよラストシーズンとなります。 「デブ猫ちゃん」をご存じない方は、特集サイトもぜひご覧ください。 なんだか猫派のイメージの神戸新聞ですが(そういうわけでもないのですが…)

          「デブ猫」新章、猫好き落語家、猫助けの酒…最近の猫ニュースから

          消息不明から40年 色あせない植村直己の精神

          1984年2月13日のことでした。世界的な登山家・冒険家の植村直己さんが、アラスカにある北米最高峰のマッキンリー(現名称はデナリ)で無線交信後、消息を絶ちました。その前日、43歳の誕生日を迎えた2月12日に世界初となる厳冬のマッキンリー単独登頂を果たし、下山しているさなかでした。それから40年。遺体は今も見つかっていません。 世代によって、名前を聞いてピンとこない方もおられるでしょう。植村さんは1941(昭和16)年、兵庫県北部の但馬地域に位置する城崎郡国府村上郷(現豊岡市

          消息不明から40年 色あせない植村直己の精神

          2巡目の兵庫 マルの新作絵本発売へ

           こんちにはド・ローカルです。  みなさんは神戸新聞の毎週土曜日朝刊に連載していた創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」はご存じでしょうか? 私がこのプロジェクトのチームリーダーを務めさせてもらっています。  愛媛県から兵庫県に上陸したマルの旅は、2022年4月に始まりました。1巡目(2022年4月~23年1月)をつづった「マルのはじまり鐘」の絵本は昨年4月に発売され、累計発行部数は約1万冊、販売総数は7千冊を突破しました。そして今回、2巡目の兵庫の旅(2023年4月~24年1月)

          2巡目の兵庫 マルの新作絵本発売へ

          Kindle出版、始めました

           こんにちはド・ローカルです。今回の投稿は少し趣向を変えまして、最近、私が所属するDX推進局がスタートさせた新規事業・Kindle出版についてご紹介したいと思います。  新聞に掲載されるロングセラー連載や長期連載はまとまった段階で本として出版するケースが多いのですが、今回は電子書籍に挑戦してみました。 「ひょうご社寺巡礼」「喫茶店ものがたり」「阪神駅前情話」の3冊です。よろしけばご覧ください。 兵庫の名刹184カ所、電子書籍で訪ねてみては「ひょうご社寺巡礼」Kindleで発

          Kindle出版、始めました