こんにちは、ぶらっくまです。先日、神戸新聞でちょっと驚くご当地ニュースを目にしました。まずはその記事からご紹介します。
二宮金次郎像買って! 三木市が閉校した学校などの備品販売
二宮金次郎像!! かつては全国各地の学校で多く見られたそうですが、いまやその数は減少の一途だといいます。私もこの写真で久しぶりに見ました。
記事によれば、像は青銅製で、最低売却価格(税抜き)は1万円。5月21日まで参加申し込みを受け付けているとのことです。買い手がつくんでしょうか⁈
気になった方は、電子版「神戸新聞NEXT」の会員記事(下記リンク。無料会員コースもあります)や三木市のホームページをご覧ください。
一時期に比べて自治体による公売・競売のニュースをあまり見かけなくなった気がしますが(それだけ当たり前の事象になったからかもしれません)、神戸新聞の過去記事を調べると、近年もさまざまな品が売り出されていました。次も、同じ三木市からのニュースです。
オルガン、玉入れセット…懐かしの学びやの備品500点販売/21年閉校の小学校
黒板消しクリーナー…。確かに、「ブォーン!」という騒音の割に効果のほどは謎でした。入札で落とした人はいたんでしょうか。閉校したこの学校の卒業生だったら、欲しくなる気もします。
自治体の公売・競売の定番といえば、車があります。次は10年前の古い記事になりますが、高級住宅街がある自治体らしい話題かもしれません。
芦屋市ネット公売 高級外車BMW33万円で落札
芦屋市のネット公売には過去、高級な洋酒やブランド物のバッグなども出品されていました。
また、車といえば、こんな特殊車両の出品も結構あるようです。
「働く車」のオーナーに 公用車ネットオークション
なるほど、こういう特殊車両は事業者が落札するケースがあるんですね。自治体にとっては収入に、事業者にとっては「お得な買い物」になるなら悪くないですね。
そして、上の記事に出てくる「はしご車」を落札したのはなんと、こんな意外な事業者でした。
はしご車が転身 エンタメ界へ/高所見物やライブで使用検討
最後は、ある意味、意外な出品といえるでしょう。
在庫フロッピーディスク、ネット競売へ/香美町「使う人いるかも」
〈ぶらっくま〉
1999年入社、神戸市出身。フロッピーディスク、懐かしいですねー。ただ、岸田首相が国会の施政方針演説で「フロッピーディスクを指定して情報提出を求めていた規制を見直したりといった改革を、来年までの2年間で一気呵成に進めます」と述べたのは、昨年1月のことでした。同じような〝遺物〟のカセットテープは、「昭和レトロブーム」もあって一部で人気と聞きますが、フロッピーの復権はさすがにないでしょうね。フロッピーディスクドライブは、まだ家のどこかにあるはずですが。