桃加 TOKA

わたしの靴音。ゲームと本と麻雀と。物語が好きです。

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    観劇した作品の感想置き場。

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    徒然日記。

最近の記事

遅ればせながら、29歳。

29回目の誕生日を迎えてから4か月が経った。着実に積み重ねてきた年月も最近は曖昧で、28なのか27なのかだんだんうまく加算できなくなっている。どうにかして時間稼ぎをしたいらしい。年齢はあくまでも数字、飾り。そんなふうに思うことに、まだ憧れの気持ちは拭えない。早く時間と競争ではなく、並走したいよね。 THE・不調のラストイヤーの始まり 今年の誕生日、春は近年の体調不良を全部背負ったかのようにあらゆる場所に少しずつ不調を感じていた。 一週間で3回病院にかかることも初めてだった

    • 8月のハイライト

      ひとりの時間 お盆休みで久しぶりの連休が取れた。帰省はほんの数日だったけど、環境から離れることや信頼する人と過ごすことで心が穏やかになれたのが何よりの収穫。普段情緒が不安定になることはほとんどないと自覚しているけれど、表面上感情が乱れなくとも心の内側で波風を立てていることはある。そうした些細な気づきが見えない状況は自分にとってはストレスで、できるだけ自分と話す時間が欲しいのだと再確認した。 友人は誰かと話すことで自分の考えを整理するという。独りでいるときに考え事に時間を費

      • その瞬間、その闘牌を忘れないでいたい。

        熱かった。厳しい戦いだったけれど、ただただ今日はこんな瞬間を観させてくれて、応援させてくれて感謝しかない。 結果がすべてではあるけれど、私にとっては結果だけじゃないものを得た。 いや、まだ終わってないし、ここから+100overを2回取るのだけど。今日という日を書き留めておきたい。凄くかっこよかった。多井さんも松本さんも戦う姿が美しかったし、格好良かった。 苦しむ姿に見惚れてしまうなんて生きててそうあることじゃない。どんなに自模られても抗い道を探る姿は誰が何と言おうと、私

        • はじめる2024 | 今年やりたいこと

          明けまして、というには明けすぎてしまった2024年。昨年は受験生から社会人となり、わかりやすく環境が変わった年だった。 新年の抱負は「はじめる」。挑戦する、行動する、飛躍する、そして成長する。意気込みを表現する言葉はいくつかあるけれど、一歩目をふわっと踏み出せるように、シンプルな気持ちで進んでいきたい。 今年は2024年だから立てた目標は24個。そのうち10個をnoteに書いて決意表明したいと思います。 本を50冊読む 去年もたくさん積んだ。好きな作者の新刊や直木賞・芥

        遅ればせながら、29歳。

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          4本
        • わたしの靴音
          16本
        • 来世のわたしへ
          14本

        記事

          無重力みたいな愛

          今日は幸せと叫ぶだけの日にしよう。 推しが結婚したらどういう気持ちになるんだろうと、アイドルやアーティストや俳優の結婚が発表をされるたびに思っていた。まさかその答えが突然やってくるとは。 それは大きな愛、祝福と幸福が身体中に充満してとてつもなくあったかい気持ち、世界平和でした。推しが推しで良かったと思えるくらいのBIG LOVE。 剛くんと夏菜子ちゃんおめでとうございます。

          無重力みたいな愛

          酸いも甘いも全部食ってやる

          仕事でメンタルに傷を負ったときの対処法をまだ確立できていない中でも、容赦なく体の奥のほうをえぐる案件はやってくる。 今回は自分の落ち度なので、落ち込むのはご自由にどうぞ私という感じなんだけれど、黙って自己解決では体に毒なので書いて消化、書いて発散させてほしい。 他人に悪意を向けられるほど勘弁してくれと思うことはない。対人関係が人の悩みの大半を占めるとどこかの本で読んだことがあるけれど、その通りだと思う。瞬間的に放たれた言葉で五感がサッと消えていく現象は研究対象に値する。不思

          酸いも甘いも全部食ってやる

          眠気に筋トレ

          完全に眠い。さっきベッドで横になったら眠りに落ちていくのがわかるほど、ほどよい眠気が体中を満たそうとしていた。でも歯を磨いてない、寝る前のルーティンが終わってないしで睡魔に施行を支配されながら起き上がる自分の意志に乾杯。 ルーティンの偉大さをここ数日感じている。寝る前お決まりの儀式。全然儀式なんてたいそれたことではない。ただ眠くて頭が回っていないだけで。 眠いときに筋トレするのは効率良くないのに、せなあかん体にしてしまったほうが、そうしないより一歩前進するんじゃないかと期待し

          眠気に筋トレ

          渋谷ABEMAS優勝祈願

          麻雀プロリーグ戦「M.LEAGUE(Mリーグ)」のセミファイナルが今日からはじまる。 今期レギュラーシーズン全94試合が10月から3月にかけて行われ、セミファイナルへの切符を制する闘牌が繰り広げられた。今年は上位チームと下位チームが二分する構図のなか、ボーダーラインでの接戦が毎回注目されるポイントだったように思う。 その全試合のなかでは、個人的に私が最も応援している渋谷ABEMASがその濁流に呑まれ、一戦も油断できない戦況に陥り必死に耐え凌ぎ乗り越えた終盤戦が最も印象に残っ

          渋谷ABEMAS優勝祈願

          頑固親父と頑固娘の終わらない戦い

          試験が終わり帰省をしてから1週間。父と話した。 数年ぶり、いや初めてかもしれない。互いの意見をぶつけたのは。 それはそれは平行線だった。そもそも初めてにいうくらいに話せていなかったのは、平行線になることが予測できていたからだ。もちろん日常会話程度であればいつでもするし、離れて暮らしている間、誕生日や父の日にLINEをする。受験の時も応援メッセージをLINEでくれた。決して仲が悪いとか反抗期というわけではない。仲睦まじい親子だと思う。 でも、意見は合わない。この世で最も意

          頑固親父と頑固娘の終わらない戦い

          節目の目標地点にて

          国家試験を受け終えて2週間が過ぎた。先月から当日まで、起きたら真っ先にテキストを開き、寝る前は頭の中で覚えたことを復唱しながら睡魔を待つ日の繰り返しだった。エネルギーの多くを勉強に充て、少なくとも1年間は勉強を継続していた。だから試験後もそう簡単には習慣が抜けないのではと思っていたけれど、試験を終えてからというもの、一度もテキストを開いていない。意外と未練なく勉強漬けからは解放できたみたいだ。当日まで頭の中は薬品名でいっぱいだったのに。清々しいまでに今は脳内がクリアだ。 当

          節目の目標地点にて

          人生のチュートリアルを終えて

          先月、大学の卒業式があった。出席はしていない。半強制的に参加する中学や高校の卒業式と違って、友人との思い出作りでもなければ、卒業おめでとう、という祝福ムードの場に馴染める気がしなかった。 浪人もしたし、留年もしたし、卒延もした。これから挑む国家試験の結果次第では、まだ何か付け足されるかもしれない。 そんな状況下では、ウェブ上で卒業発表を目にした瞬間でさえ何も思わなかった。 卒業認定試験の自己採点が終わったあとは少しだけホッとしたけれど、明日にはまた受験勉強を始めるわけで、

          人生のチュートリアルを終えて

          滑る手から放つ影を少しずつ解く

          めちゃくちゃに気分は穏やかで、小さな喜びを感じられる毎日。レチノール神美容液じゃん……!とかiPadスタンドという神アイテムに出合ったりとか香水にハマったりとか。そういう類の喜びからはじまり、ドラマを食い入るように見て、漫画や小説の世界に入り浸り、プロの闘牌に胸を打たれ、舞台で魔法を目の当たりにして興奮冷めやらぬ瞬間も6月はたくさんあった。なんだったら4月から感情溢れ出すときは何度も訪れ、そのたびにどうこの昂りを消化しようか。やはり書くか、書くしかないか・・・! そう思って

          滑る手から放つ影を少しずつ解く

          爆発からプロローグへ

          ひとつひとつの話はわかる。話の流れも掴めている。だけど、最後の1ページで築き上げてきた思考の一切を崩されてしまった。 数々の名作を生み出してきた実績を知っているからこそ慎重に、取りこぼさないように色眼鏡を装着したとしても、やっぱり覆されてしまうことへの称賛と、表面だけを掬ってみれば作中の登場人物と同じような台詞を吐きたくなる少しの悔しさみたいなものが同居して、結局すごいなぁ……と陳腐な言葉だけ口にするしかなく、もどかしいことこの上ない。 作者の作品にかけた思いに到達するこ

          爆発からプロローグへ

          時の流れに身を任せたら人生は動きますか

          趣味の麻雀をアプリでぼんやりと打っていると案の定ラス。運ゲーと揶揄されるこのゲームも戦略で運を引き寄せることも、不運を回避することもできる。だから結局は戦略なんだって何度言えばわかるのだ。でも毎回勝負どころの段位戦では配牌頼む!と画面越しに祈ってしまうんだよなあ。 そしてやっぱりどんなラスでも落ち込むことは落ち込む。ベッドに潜ってしなきゃいけないこと、したいことから目を逸らして少しばかりの現実逃避……。ラスったことで気持ちもベッドに一層沈み込む。少しの時間があっという間に溶け

          時の流れに身を任せたら人生は動きますか

          独りでいると、独りでいられなくなる

          毎日自室での生活が続くと、ふと、自分は存在しているのか、していないのか、わからなくなることがある。自分自身では確かにここに居ることを認識できているのだが、他人から見れば私は存在していないのも言えるのではないか。シュレーデンガーの猫の思考実験を知ってからというもの、あらゆる物事の存在の不明瞭さ、不確かさを感じるようになった。 日々のニュースや人々のつぶやき、多くの情報を毎時摂取しては何かを思う。映画やドラマ、小説などに感情を動かされる。そのたびに、自分の思いは溢れ、時に叫ぶ。

          独りでいると、独りでいられなくなる

          自律神経は整わない 2021/11/28

          白旗をあげて降参宣言をしようと思ったここ数日の出来事。 頭痛や突然くる顔のほてり、気怠さ。やっかいなことにめまいもする。パソコンに向かっているときに、それもほんの一瞬だから日常に支障をきたさないレベルの極々軽いものだけれど、急にグラっと体が小さく揺れるものだから気になってしゃあない。肩こりから起因する緊張型頭痛、それに伴う浮遊性のめまいだと思う。最近はひたすら家で勉強をするかゲームをするか読書をするかを繰り返していて長時間同じ体勢になっているから無理もないな、とは思うのだけ

          自律神経は整わない 2021/11/28