酸いも甘いも全部食ってやる

仕事でメンタルに傷を負ったときの対処法をまだ確立できていない中でも、容赦なく体の奥のほうをえぐる案件はやってくる。
今回は自分の落ち度なので、落ち込むのはご自由にどうぞ私という感じなんだけれど、黙って自己解決では体に毒なので書いて消化、書いて発散させてほしい。

他人に悪意を向けられるほど勘弁してくれと思うことはない。対人関係が人の悩みの大半を占めるとどこかの本で読んだことがあるけれど、その通りだと思う。瞬間的に放たれた言葉で五感がサッと消えていく現象は研究対象に値する。不思議だな、と。そう他人事のように、受け流していかなければ誰かに被弾させる可能性があるほど厄介なものだ。
でも、嫌みを吐かれ、悪意を向けられた理由は自分にあったことはわかっていた。未熟だから相手を不安にさせ、万が一にも相手を陥れようとする魂胆があったのだとしたら、そこに付け入る隙を与えてしまった。だからこそシンプルにただただ落ち込んでいる。厳しいことを言われて不甲斐なさに申し訳なく思うことの前に、恥ずかしさで正論で殴ってくることに中指立てたくなったこと。その感情は自己防衛反応であることを自覚し、ゆっくり整理しないといけない。

反省。仕事における感情コントロールがまだうまくできていない。たとえ失敗したとしても、次の瞬間にはいつも通りの声のトーンで態度で業務に戻りたいものだ。
勉強・経験あるのみ。他に戦える武器があればきっとここまで落ち込まなかっただろうし、失敗の場数を踏んでいれば対処方法も違っていただろう。
薬剤師歴半年も満たないで、なぜ何もかもうまくいくと思っていたのか。そう思ったらあの患者さんは成長を促すための薬だったのかもしれない。どんな仕事をしていても、勉強はし続けるものだと思うけど、社会人になったら誰かから勉強をするよう言われることはない。勉強不足を自分で感じて自己学習をする他ない。ともすれば、やはりあれはある意味できっかけ……?



なわけあるかい。
良いように解釈していかないと何の肥しにもならずに愚痴ネタの一つとして消費されるだけの価値で終わってしまう。ただて転んでなるものか。負の感情は特に血肉にしたい。勉強進めて知識をつけて、仕事は仕事で返していく。

それはそれとして。繁忙期の予感が今月から確信に変わりつつあり、体力もじわじわと削られていく。風邪を引きやすい時期、そしてインフルエンザが俺のターンだと言わんばかりの力を見せつけている最近なので、これを読んでいる方はご自愛ください。



ありがとうございます!