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血糖値が高い人が周りにいるなら

血糖値と聞くと糖尿病を思い浮かべる方も多いと思います。

遺伝的なものもありますが、「血糖値が上がりやすい」ような食事を長年続けていると膵臓が正常に働かなくなり、結果糖尿病になってしまうということがあります。

ご飯やパンや甘いものが大好き!

周りに血糖値が高い人がいる…

なんて方はこの記事をちょっと見ていってください。



1.食べものの吸収を遅くしなきゃいけない

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そのために必要なのは食物繊維。

特に水溶性食物繊維(すいようせいしょくもつせんい)という種類の食物繊維は水をため込む性質があって、お腹の中で水分と混ざってゲル状になり、食べたものはゆっくり吸収されます。

食事に食物繊維が少ないときは栄養はものすごく早く吸収されます。

早く吸収されると聞くと良いことのような感じがしますが、これによって膵臓に負担を与えながら大量のインスリンが出てきます。
特にご飯、パン、甘いもの(砂糖)などの「白い糖質」は特にインスリンを出す作用があります。

この積み重ねが糖尿病を招くこともあるので気をつけたいところ。特に白い糖質を食べるときですね。

食物繊維を取って、インスリンが膵臓からゆっくり出るようにして、膵臓への負担を減らしてあげることが大事です。


2.意識すると血糖値の他にもいいことが!

水溶性の食物繊維は栄養の吸収をゆっくりにする他にもいいことがたくさんあります。

消化されにくいので唾液や胃液がたくさん出る。それによって脳は満腹感を感じやすくなる。そして糖質や脂質の吸収を遅らせてくれることによって食べたものが脂肪になりにくい!なんて効果も。

また、大腸では腸内細菌によって発酵します。これによって短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)という腸が使うエネルギーが生まれ、腸(お腹)の調子も良くなります。


3.どんなものを食べたらいいのか

リンゴやミカンなどの果実類、大豆などの豆類、キャベツや大根などの野菜類、こんぶやわかめなどの海藻類、いも類、こんにゃくなどに水溶性食物繊維は入ってます。

食事の後ろの方で食べるよりは、食事の始めの方に食べるとより効果が多きくなります。

水溶性食物繊維の他にも不溶性食物繊維(ふようせいしょくもつせんい)なんてものもありますが、その話しはまたこんど。



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