とどまることなく、とおりすぎていく。

とどまることなく、とおりすぎていく。

日々は移り変わっている。

このようにわたしたちは好きだと思うものも変わり続けている。

成長によって…移り変わっていく。

『あー君に届けのひと』

『聴いてた』

『流行ったよね』

これはわたしのことだけど…。

これはちょっと例にflumpoolをあげてしまいましたが…。

そういう風にあの頃聴いてたなあって曲があって、その時聴いていたアーティストの方がいる。

わたし以外の誰かにとっては"あの頃のひと"だけどわたしにとっては今も変わらず1番好きで応援しているアーティスト。


というように、わたしも"誰かの今も変わらず好きなアーティストさん"をあの頃聴いてたみたいに言ってしまうこともあるなあとは思う。

好きだった音楽、好きだったYouTuber、好きだったアニメなどなど。

わたしたちは立ち止まることはできないのか?

久しぶりにあのアーティストのこの曲聴きたいなあって聴いて、聴きながら『懐かしい』なんて思うのだろう。

それを今も好きな人からすると…。

嫌な言葉ですよね。

だってあなたが聴くことを辞めた時からだって活動は続いているんだ。

わたしが、あなたが離れただけ。

彼らにはその続きがある。

一緒に進むひともいれば、あの時のことを思い出せる存在として、置いていくこともある。



わたしたちは必要なものしか選べないのか?

必要ないから切り捨てたのか?

そんなことはない…。

ただ日々は目まぐるしく移り変わっていく。

そこに、その時に、その時のわたしに、あなたに必要だったかってことなんだろうな…。

そうじゃなかったものは…。

とどまることなく、とおりすぎていった。


わたしたちはいつも気づいていないようで選んでいる。

わたしたちはいつもとどまることなく、とおりすぎていく。


おわり。

(※わたしの個人的な意見です。)

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