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25冊目_【原点】リクルートのDNAを読んだアウトプット

リクルートのDNA -起業家精神とは何か 江副浩正著 を読んだ 

読む目的


前作同様リクルートの営業力の源泉、そしてリクルート事件もあった著者に対しての興味。
また、これからのキャリアに向けた自分の軸の策定に繋げる


感想

本書は基本的には倫理、人格、思考面に対して基本的なことを述べていると思う。
ただ、他の本と違うのは実際にケースにおいて経験してきたがゆえにそこに至っていると追う点である。

今回は基本的にフレーズのアウトプットとして記載したい

■新しいサービスがどんなに儲かるサービスであっても
 社会に貢献できないサービスであればリクルートは行わない。
 →社会貢献を軸
■利益を上げ税を納めるのが国家への貢献
 →社会貢献なら利益いらなくない?に対する考え
■著者の人生の指針として、
 易経の「窮すれば変じ、変ずれば通じ、通ずれば久し」という言葉がある。
 →これがリクルートの社訓「自ら機会を作り出し、機械によって自らを変えよ」である。
■お客様に教えを請いつつ創意工夫を重ね仕事の改善を継続的に続けていくことが重要
 →お客様との共創の精神
■ナンバーワン主義。
 →同業間競争のない事業は産業として認められない
  「2位になることは我々にとっての死」それくらいのプライドと覚悟と行動を
■マナーとモラルを大切に
 →業績向上のためにがむしゃらに働いているととかくマナーを忘れがちになる。
  だが、マナーは業績と同様に大切である
■マネージャーへ
 利益や高い業績を求めるだけでなく周囲の人々への思いやりや人への愛情も大切。高い成果のために人への思いやりを失えばやがて周囲の人から敬遠されていく
■やって見せられないひとはリーダーシップを発揮できない
■周囲に自らを語る。「あの人は何を考えているのかわからない」と思われている人には人はついていかない
 →つい先日会社の先輩から「あの人(元上司)はまず自分の家庭や性格などをさらけ出してくれたから信用できた」という話があり本書で述べられていることを実感した。
■努力の継続
 →仕事についてから学び努力することが仕事には必要
  その証拠に重大の優れた音楽家やスポーツ選手はいても、十代の優れた経営者はいない
■人に対して分け隔てなく接するのはとても難しいこと。それができるのは一流の経営者の条件である
■フィードバックの大切さ
 リクルートには数多くのフィードバックの回路をつくりそれが組織を有効に機能するようにしていった。
 →蝙蝠が洞窟の中の暗闇を自由に飛んでいるのは自信が信号を発しそのフィードバックを受けていつも安全を確認しているから
 →頻繁に自省することが大事。周囲の人からのフィードバックも。
  今まで自省する時間がなかったので週に30分でもいいから組み入れていく
■起業家意識
 →PC制を引くことにより社員が自発的に仕事する風土が生まれた
■能力が高くても達成動機の低い社員は採用しない。
■すべての人にとって公平な給与や人事制度はどこにも存在しない
 →文句ばかりではなくこれはある程度受け入れることも大事

終わりに

本書ではビジネスに対して基本的なことも多く語られていた。
読み終わってNoteを書いていて思ったことが、
 一人ひとり起業家精神を。そしてその精神とは基本的な人間力、ビジネス力を自ら意識して育め。という思いを感じた。
 人間的にできていてサラリーマンとしては人並みだけど、起業家精神で社員を何人も抱えるような立ち振る舞いをすることでさらに大きく成長できるとおもうのでぜひ行動に移していきたい。

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