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💗*愛詩*💗

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私の詩は、ほぼノンフィクションの感情そのまま。 経験しないと出ない想いを綴っています。 だから、私にとって詩は短いドラマ。 愛する誰かへの短いラブレターなのです。
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#悲しみ

―ひとひら―

―ひとひら―

大きく深呼吸して.

胸いっぱいに澄んだ大気をとりこむ.

空を仰いだら.

綺麗な結晶のドレスを誇らしげに.

フワリフワリと綿雪の妖精.

ゆっくり頬に着地して.

シュンと滲ませとけていった.

優しさとはなんなのか…

求めてするものなのか…

淡く儚く人しれず.

それでいいではないのだろうか.

―Border―

ゆめ…でしょうか.

あなたが振り向いて.

ほほ笑みをくれます.

ゆめ…でしょうか.

あなたがみつめて.

わたしもみつめて.

優しい時間がすぎています.

ほらね.

やっぱり..

ひんやり伝う.

頬にひとすじ.

ゆめ…

夢、でした.

―戸惑い人―

―戸惑い人―

日が落ちて また夜がきて.

日が昇り また朝がきて.

街も人も動き出す.

エネルギーに満ち溢れた片隅で.

私独り 戸惑いながら…

貴方がいないということを.

まだ受け入れられず.

心の時が止まったまま.

今 瞳に入る景色がすべて.

貴方と見た物 触れた物にかわるといいのに.

今 すれ違う人の流れの中に.

貴方がまぎれていたらいいのに..

瞳に映るすべてが

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―私について―

だから私は詩を書くの。

赦す為に。

守る為に。

解放する為に。

小さな頃は時を忘れて.

川の流れを眺めてた.

受けた悲しみを流し赦す為.

空想は友達だった.

居心地よくて.

優しい色合いの世界.

自由に泳ぐ.

心を癒し守る為.

怯えは偽りの笑顔で隠し.

泣くまいと.

悟られまいと.

虚勢をはる.

はち切れそうで..

小さな頃からひたすら綴った言葉.

だから..

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