詐欺師を知る人物
弁護士に依頼して、少しホッとし、安心していた。
しかし、まだ始まったばかりだ。
安心してばかりいられない。
そんな矢先、NさんからLINEがきた。
Nさん「Kさん、変な弁護士から連絡がきました」
「弁護士なんかつけて、そういう姿勢なんですね」
「わかった。どうなっても知らないですよ」
僕「すべて、代理人の弁護士に任せました」
「話しは、すべて弁護士にして下さい」
もう敵対するしかなかった。
しかし、これで直接Nさんとやりとりしなくて良くなった。
これが、僕を少し楽にさせた。
NさんからのLINEが、それだけストレスになっていたからだ…
(次から次へと展開していく)
役員会に出席してもらうように、Y弁護士は執拗にメールやLINEで交渉した。
しかし、結局、Nさん、Wさんは、役員会に参加しなかった。
次の手を打たないといけなかった…
あと、会社を解体するにあたって、税理士さんも必要で、税理士さん探しもしないといけなかった。
もう一つ、S氏の自宅の近くの駅で、待ち伏せしてS氏と直接話すことも提案してもらった。S氏を捕まえて、S氏に署名をもらうこと。今回の件のことで、S氏に強引にでも会う必要がある。とY弁護士は言っていた。
そして、Y弁護士は、交渉中、一つわかったことがあるとも言っていた。
「彼らは、会社を解体したくない理由が何かあるんじゃないかな…」
※実はこれが、今後とても大きなヒントになってくる…
Y弁護士とは、2ヶ月の契約。僕は、その時間内になんとかしたいと思っていた。
そんな中、会社役員でもあり、いつも助けてもらっていたHさんが、こんなことを言い始めた…
Hさん「この弁護士のやり方は好きじゃない」
「経験が足りないわね」
「この弁護士で大丈夫?」
Hさんは、この弁護士のやり方が、気にいらなかったようだった。
Hさん「Kさん、この弁護士にいくら払ったの?」
僕「20万円です」
Hさん「値段も高いわね。でもKさんが決めたんだったらしかたないわね…」
この辺りから、Hさんと不穏な空気が流れ始めていた。
しかし、僕は今できることをやるだけった。必死だった。
今は、この弁護士の言う通りに動くしかなかった。
そんな時、ある一本の電話が鳴った。
Hさんからだった。
Hさん「Kさん!とっても良い情報よ!」
「この問題を解決できるかもしれないわ!」
「昨日、ある人に会ったの。S氏を良く知っている人よ!」
「この人にお願いすれば、この問題は解決するわ!」
興奮して話すHさん。
この人物は誰なのか?
つづく…
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