東大門卸売市場① 平和市場
平和市場は、帽子、手袋、スカーフ、マフラー、ショール、ネクタイ、ベルト、ポケットチーフ、ユニフォームなどがメイン商品です。帽子の店舗には昔から日本のバイヤーが訪れていて、日本語でコミュニケーションをとれる店舗もあり、日本語のタグがついている商品も多くあります。
実際にご案内した多くの日本人バイヤーが、手袋、スカーフ、マフラー、ショールを中心に仕入れていました。ほとんどの店舗の仕入れ可能な最小ロット(MOQ)は10個以上です(ワンアイテムの中で、異なる種類やカラーを混ぜても可能です)。
平和市場には、昼市場と夜市場の店舗があります。訪問した時間帯に閉まっている店舗は、昼もしくは夜のみ営業しているので、昼と夜の時間帯に一度ずつ訪問することをおすすめします。昼市場は東大門靴卸売市場や東大門総合市場と、夜市場はアパレル卸売市場とセットで回るのが効率的です。
オンラインで販売するバイヤーは1Fを回るだけでも十分です。2Fと3Fは50代以上をターゲットにした婦人服と紳士服が中心です。シルバー世代をターゲットにオフライン販売をしている方におすすめします。
平和市場はノベルティグッズとしての仕入れにも適しています。レディースアパレルを扱うバイヤーは、スカーフ、ポーチ、ハンカチなどを仕入れても良いでしょう。メンズアパレル(スーツ)を販売するバイヤーには、ポケットチーフの仕入れにも適しています。カジュアルを扱うバイヤーには、新平和ファッションタウンの靴下をノベルティにすることをおすすめします。
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記事の内容は、自著「東大門・南大門 卸売市場ガイド」の発行時(2020年4月)の取材・執筆内容にもとづきます。著作出版後の変更や臨時休業等によりご利用できない場合があります。ご利用の際には、あらためて事前にご確認ください。記事の内容の運用により生じたトラブルや損害等については、補償いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
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